2020年10月06日
赤口の引越しは縁起が悪い?赤口に引越しするメリット2つ
更新日:2020年10月06日

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赤口ってどんな日?
「大安」や「仏滅」という言葉ご存知の方も多いでしょう。カレンダーの日にちの所に小さく書いてあることもある言葉ですが、これらは「六曜」と呼ばれるもので6種類あります。古い時代から占いのような形で日にちの吉凶、良し悪しを判断する目安として使われてきたものです。
六曜では大安や仏滅が有名で、あまり聞きなれないですが「赤口」というものもあります。赤口とはどんな日なのかご紹介します。
六曜では大安や仏滅が有名で、あまり聞きなれないですが「赤口」というものもあります。赤口とはどんな日なのかご紹介します。
赤口の特徴
赤口は、赤口という鬼が人々を困らせる不吉な日で、何かをするにも昔の時刻で牛の刻(現在の11時~13時)のみが吉で、それ以外の朝夕の時間帯は凶だとされている日です。
特に裁判や訴訟などの争い事は避けた方が良い日と言われており、「赤」の字が付くので、血や火に関係する刃物や怪我、そして火事にも注意すべき日とも言われています。
特に裁判や訴訟などの争い事は避けた方が良い日と言われており、「赤」の字が付くので、血や火に関係する刃物や怪我、そして火事にも注意すべき日とも言われています。
赤口の読み方
赤口の正しい読み方は、訓読みの「あかくち」でも音読みの「せきこう」でもなく、正解は赤口で「しゃっこう」もしくは「しゃっく」と読みます。
パソコンなどで「しゃっこう」と入力して変換すれば、ちゃんと「赤口」として漢字変換されることがほとんどです。読み方は案外知らないという方も多いので、ぜひ覚えておきましょう。
パソコンなどで「しゃっこう」と入力して変換すれば、ちゃんと「赤口」として漢字変換されることがほとんどです。読み方は案外知らないという方も多いので、ぜひ覚えておきましょう。
赤口の由来
赤口を含む六曜の考え方はもともと中国で生まれ、鎌倉時代に日本に伝わったとされています。六曜の中には「仏滅」という仏教を連想させる用語もありますが、直接的には仏教は六曜の成立には関係していません。赤口などは特に陰陽道の影響を多分に受けた考え方と言われています。
六曜のような占い的な要素のある考え方ですが、日本に伝わってからも、使い方や解釈に変更が加えられながら現代にまで受け継がれています。
六曜のような占い的な要素のある考え方ですが、日本に伝わってからも、使い方や解釈に変更が加えられながら現代にまで受け継がれています。
赤口に引越しは縁起が悪い?
お葬式は六曜の「友引」の日は避ける、といった話を聞いたことがある方もいるでしょう。同じように、引越しも「赤口」の日は避けた方が良いとよく言われます。
引越し作業は一日の大半を使って行う作業なので、吉の時間帯が短く凶の時間帯の方が長い赤口の日は縁起が悪いということと、赤口が怪我や火事に注意すべき日だと言われていることが理由です。もちろん科学的な根拠はありませんが、気にする方も多いです。
引越し作業は一日の大半を使って行う作業なので、吉の時間帯が短く凶の時間帯の方が長い赤口の日は縁起が悪いということと、赤口が怪我や火事に注意すべき日だと言われていることが理由です。もちろん科学的な根拠はありませんが、気にする方も多いです。
赤口に引越しをしよう!
縁起の面ではあまり行いたくない「赤口」の日の引越しですが、あまり六曜を気にしないという方も増えています。お葬式でも以前は「友引」の日は需要がないため休業日にする葬儀場もあったくらいですが、近年は六曜の考え方は仏教とは関係がないので、六曜に縛られないことをすすめる葬儀場も増えています。
引越しにしても同じで、最近は六曜の赤口を気にせず引越しの日取りを決める方も増えてきています。
引越しにしても同じで、最近は六曜の赤口を気にせず引越しの日取りを決める方も増えてきています。
赤口に引越しするメリット
縁起が悪いとされたため避ける方も多かった赤口の日の引越しですが、「縁起が悪いということ」にもちろん科学的な根拠はありません。「非科学的なことは信じないよ」という方の中にはむしろ赤口の日を選んで引越しをする方もいます。
実は、赤口の日に引越しをするのには、他の日にはないいくつかのメリットもありますので、ご紹介していきましょう。
実は、赤口の日に引越しをするのには、他の日にはないいくつかのメリットもありますので、ご紹介していきましょう。
1:引越し料金が安い
縁起が悪いとされている赤口の日は引越しを避ける方もまだまだたくさんいます。赤口の日は引越し業者にとっては閑散日になりますが、業者としてはできるだけたくさんのお客さんを集めたいですから、交渉次第では料金が安くなる可能性があります。
ただその場合でも、あまり赤口を前面に押し出して交渉しても足元を見られますので、他社料金との比較の中で、さりげなく赤口のことに触れつつ交渉するのが良いでしょう。
ただその場合でも、あまり赤口を前面に押し出して交渉しても足元を見られますので、他社料金との比較の中で、さりげなく赤口のことに触れつつ交渉するのが良いでしょう。
2:直近でも予約が取りやすい
もう一つのメリットは、直近でも予約が取れやすいということです。赤口の日は引越しを避けるという方が多いので、赤口の日を狙って予約をすると、案外すんなり予約が取れたりします。
一般的に引越しは平日が空いていて、休日の土日は混みあうことが多いですが、引越しにあてられる予定日が土日しかないという時でも、土日に赤口が重なっているときは予約が取りやすいこともあるので覚えておきましょう。
一般的に引越しは平日が空いていて、休日の土日は混みあうことが多いですが、引越しにあてられる予定日が土日しかないという時でも、土日に赤口が重なっているときは予約が取りやすいこともあるので覚えておきましょう。
縁起の悪さの対処法
赤口の日に引越しをすることのメリットをご紹介しましたが、縁起の悪い日に引越しをするのは、気分的にやはり避けたいという方も多いでしょう。そんなときの対処法について次にご紹介します。
1:六曜を信じない
とてもストレートですが「六曜を信じない」というのが最も簡単な対処法です。前述のように六曜には科学的根拠はないので、すべては気持ち次第だと言ってしまえばそれまでです。
普段の生活でも六曜を気にしながら一日を過ごしているという方はあまりいらっしゃらないでしょう。それなのに引越しの時だけ六曜を気にするというのも、本当はあまり意味がないことです。思い切って気持ちを切り替えるということはとても大事です。
普段の生活でも六曜を気にしながら一日を過ごしているという方はあまりいらっしゃらないでしょう。それなのに引越しの時だけ六曜を気にするというのも、本当はあまり意味がないことです。思い切って気持ちを切り替えるということはとても大事です。
2:良い日柄を選んで事前に荷物を運び込む
六曜に根拠はないと分かっていても、気になるという方は、「良い日柄を選び荷物だけでも先に運び入れる」という方法を取ってみてはいかがでしょうか。
小さな家具類や普段よく使う食器の類だけでもOKです。より確実にするには、縁起の良い日に布団を持ち込み一泊だけして、その日を引越し日ということにしてしまいましょう。結局は気持ちの問題ですが、引越しを気分よく行うための工夫として参考にしてください。
小さな家具類や普段よく使う食器の類だけでもOKです。より確実にするには、縁起の良い日に布団を持ち込み一泊だけして、その日を引越し日ということにしてしまいましょう。結局は気持ちの問題ですが、引越しを気分よく行うための工夫として参考にしてください。
六曜の種類と意味
六曜の中の赤口について紹介しましたが、六曜には有名な「大安」や「仏滅」以外の種類もあります。そもそも大安や仏滅についても名前は知っているけど、正確な意味はよく知らないという方も多いのではないでしょうか。
それでは最後にそれらの六曜それぞれについてご紹介していきます。
それでは最後にそれらの六曜それぞれについてご紹介していきます。
1:大安
「大安」は「たいあん」もしくは「だいあん」と読み、「大いに安し」の字のごとく、赤口のような凶の時間帯もない何事をするにも良いとされる吉日です。
特に結婚式を行うのに良いとされる日ですが、それ以外にも記事で取り上げた引っ越しや、新しいお店の開店など新しいことを始めるスタート日に選ばれることが多いです。
特に結婚式を行うのに良いとされる日ですが、それ以外にも記事で取り上げた引っ越しや、新しいお店の開店など新しいことを始めるスタート日に選ばれることが多いです。
2:仏滅
「仏滅」は「ぶつめつ」と読み、一日中何をするにも最悪の凶日とされています。漢字の上では「仏も滅する日」という意味ですが前述のように仏教の教えと六曜には直接の関係はありません。大安と正反対で、祝い事や何かを新しく始める日には向かないと言われてきました。
しかし、近年は「仏様が滅するほど、あらゆるものが滅する」のなら「悪いものも滅する」という仏滅を前向きにとらえた考え方をされることもあります。
しかし、近年は「仏様が滅するほど、あらゆるものが滅する」のなら「悪いものも滅する」という仏滅を前向きにとらえた考え方をされることもあります。
3:先勝
「先勝」は「せんしょう」もしくは「せんかち」と読み、「先んずれば勝ち」ということで、午前中は吉、午後からは凶になっていく日とされています。結婚式は大安か友引の日にと考える方が多いですが、先勝の日も選ばれることが多いです。
一日の中で午前と午後という吉凶の差はありますが、「先んずれば勝ち」ということで、訴訟や争い事、そして急ぎの仕事を片づけたりするのに良い日とされています。
一日の中で午前と午後という吉凶の差はありますが、「先んずれば勝ち」ということで、訴訟や争い事、そして急ぎの仕事を片づけたりするのに良い日とされています。
4:友引
「友引」は「ともびき」と読み、朝と夕は吉、昼は凶とされています。もともとは「供引」で「共に引き分け」という何事も勝負がつかない日という意味もありましたが、一般的には大安に次ぐ吉日とされています。
「友を引く」ということで良いことを友(周囲の人)にも分け与えることができる日とされ、結婚式などの祝い事にも良い日と言われています。逆にお葬式など弔事は「友が冥途に引かれる」として避けられます。
「友を引く」ということで良いことを友(周囲の人)にも分け与えることができる日とされ、結婚式などの祝い事にも良い日と言われています。逆にお葬式など弔事は「友が冥途に引かれる」として避けられます。
5:先負
「先負」は「せんぶ」や「せんぷ」もしくは「せんまけ」と読み、先勝とは逆に午前は凶、午後は吉とされる日です。その他の意味も先勝とは逆で、この日は急ぎの事を行っても上手くいかないと言われています。
新しいことを始めたりするのは避け、何事もじっくり腰を据えて、平静に一日を過ごすのが良い日、と言うのが先負の意味です。
新しいことを始めたりするのは避け、何事もじっくり腰を据えて、平静に一日を過ごすのが良い日、と言うのが先負の意味です。
6:赤口
「赤口」の意味について改めてご説明しておきましょう。赤口は友引とは逆に、お昼の時間帯が吉で朝と夕が凶とされています。
赤口の「赤」から血や火を連想させる刃物や怪我、火事に気をつけるべき日ということで、引越しも避ける人が多くいましたが、最近はあまり六曜にこだわらない人も多くなっています。
赤口の「赤」から血や火を連想させる刃物や怪我、火事に気をつけるべき日ということで、引越しも避ける人が多くいましたが、最近はあまり六曜にこだわらない人も多くなっています。
赤口の日でも良い引越しをしよう
赤口と引越しの関係を中心に六曜についてもご紹介しました。昔から言い伝えられてきた伝統や慣習はもちろん尊重すべきことも多いですが、あまり振り回されて生活が不便になってしまっては本末転倒です。
引越しも六曜にこだわりすぎると、新居での新生活スタートを気分よく始められなくなります。すべては六曜をどう解釈するのかということと、気持ちのあり方一つです。引越しの際はぜひこの記事の内容を参考にしてみてください。
引越しも六曜にこだわりすぎると、新居での新生活スタートを気分よく始められなくなります。すべては六曜をどう解釈するのかということと、気持ちのあり方一つです。引越しの際はぜひこの記事の内容を参考にしてみてください。
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初回公開日:2018年12月18日
記載されている内容は2018年12月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。