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2020年10月06日

卒塔婆の目的や役割|形状の5つの意味や書かれている内容を解説

更新日:2020年10月06日

お墓で1~2mほどの細長い木の板をよく見かけることがありますが、卒塔婆といいます。故人を供養するためと近況報告の手紙のように使われていますが、亡くなった人の成仏を願うために文字が書かれています。この文字には何が書かれているのでしょうか。卒塔婆について紹介します

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卒塔婆とは

卒塔婆とは、塔婆(とうば)ともいい、仏塔を意味しますが、故人の供養や追善のために、墓地に建てる細長い木の板のことをいいます。卒塔婆を立てることは、「善」とされていて、塔婆を立てることは善を積むことになり、故人の冥福に繋がると言われています。

塔婆供養は先祖への善だけでなくて、自分の心を平安にする作用があります。卒塔婆を立てることは供養を表す五重塔を建てることで、先祖への供養につながります。

卒塔婆は「ストゥーパ」を音訳したもの

もとは卒塔婆は、古代インドのサンスクリット語で、仏塔という「ストゥーバ」を訳して漢字になりました。中国で漢字になり、それが日本に伝わりました。

トゥーバは仏舎利塔のことで、釈迦の遺骨を納めた塔で、五重塔の起源になり、それをもとに五輪塔が作られ、卒塔婆の起源と言われています。

卒塔婆は供養するのが目的で立てられています。卒塔婆は納骨、年忌法要、お盆・お彼岸、お施餓鬼法要などにお寺で用意してもらいます。

五輪塔の形がもとになっている

卒塔婆の起源は、五重塔をもとにその後つくられた五輪塔で、仏教国のタイやスリランカ、インドや中国では今でも仏塔のことを指します。卒塔婆は五輪塔を簡略化したもので、五輪塔の5つの形の意味を卒塔婆も持っています。

五輪塔には仏教の宇宙観の「空、風、火、水、地」を表しており、その宇宙のすべての中で人間も生かされていることになります。五輪塔は供養のために作られ、簡略化し卒塔婆も供養のために立てられています。

卒塔婆の目的や役割

卒塔婆供養は亡くなった人やご先祖様に対しての供養のために立てます。仏教では卒塔婆を立てる事が善の行いとあるので、法要やお盆、お彼岸といった時は卒塔婆が立てられます。故人の成仏を願い、自分自身の近況などを故人への手紙の役割も卒塔婆にあります。

生きている人の善の行いが、亡くなった人の善の行いにもなるという考えから行われています。卒塔婆を立てると善を積むとされるので、故人の冥福にも繋がるとされています。

卒塔婆の形状が意味する仏教の宇宙観の五大

古代インドでは、仏様の火葬した骨は8つに分けてそれぞれに仏塔が建てられ、供養されたと言われ、その後五輪塔になり、時代の変化とともに現在では卒塔婆となりました。

五輪塔は仏教の宇宙観の五大と呼ばれる空・風・火・水・地を表していて、卒塔婆にも形状が受け継がれています。良く見ると、卒塔婆は五輪塔の形に似ていることがわかります。

1:地(四角)

地を色で表すと黄色で、ラトナと呼ばれる宝珠の色です。意味としては平常心の象徴で、幸せを生み出すことができる徳の力を表しています。 大地や地球のことを意味しており、固い物の動く動作や変化に対して抵抗する性質のことをいいます。

大地の下にあって、虚空の中に世界をささえている三輪のひとつになります。五輪塔では一番下の四方角の形の部分で、地輪(ちりん)といいます。

2:水(円)

水を色で表すと白色で、ヴァジュラと呼ばれる金剛の色です。意味としては純粋な信仰心や鏡のような智慧を表しています。流体や気体の形が定まっていない物、流動的な性質の変化に対して適応する性質のことをいいます。

本来は密教やチベット仏教の法具のことで、金剛杵と呼ばれています。大地の下層で世界の基底をなすとされている四輪のひとつです。五輪塔では、円形の部分で、水輪(すいりん)といいます。

3:火(三角)

火を色で表すと赤色で、パドマと呼ばれる蓮華の一族の色です。意味としては阿弥陀如来の智慧と慈悲を表しています。 また力強さや激しく燃え上がる感情などの欲求も表しています。

チベット仏教は、この色をシンボルカラーにしています。密教でが五輪からなるもののひとつで、赤色で三角で表現され、これを象った印相を火輪の印といいます。五輪塔では三角形の部分で、火輪(かりん)といいます。

4:風(半円)

風を色で表すと緑色で、カルマと呼ばれる剣の色です。意味としては、すべてを達成する強い生命エネルギーを表しています。

成長や拡大、自由を表す性質のことをいい、風は虚空を表していて永遠であり、絶対的な存在であります。この世界を支えるという三輪、四輪のひとつで五輪塔では半、月形の部分で、風輪(ふうりん)といいます。

5:空(宝珠形)

空を色で表すと青色で、ブッダの色になります。意味としては、すべてを統合した真理の世界を表しています。宝珠は災難を除き、濁った水を浄化させるといわれています。

また宝珠を持っているとすべての願いが叶うので、欲しい宝物を作り出すことが可能といわれています。五輪塔では宝珠形の部分で、空輪(くうりん)といわれています。宝珠はインドの伝説の海魚の体内から出たといわれていますが、ストーリーからして神秘的です。

卒塔婆に書かれる内容

卒塔婆の表面にも裏面にも文字が書かれていますが、その中で特に目がいくのは梵字と呼ばれる不思議な文字です。この梵字で書かれている文字はどのような意味があって、卒塔婆に書かれているのでしょうか。

とても不思議な梵字には奥深い意味が隠されているといわれています。宗派や地域によって風習などに違いあるので、意味を理解することで、供養に対する気持ちや考えが変わってくるとおもわれます。

1:戒名(法名)

戒名とは仏教において厳しい戒律を守って仏門に入り仏の弟子になって、戒律を守る証として与えられます。戒名は戒名は生前に与えられるものですが、時代の経過とともに、亡くなった後の死後に与えられるようになりました。

死んだ後も生きているものとして、仏教の弟子として送るという没後作僧(もつごさそう)という考え方からきています。浄土真宗では戒律がないという考え方なので、戒名ではなく法名といいます。

2:没年月日(命日)

没年月日とは、故人が亡くなられた日付の事をいい、命日や忌日とも呼ばれ、この日を中心に後の法要を行います。亡くなられた後、月日が同じ場合は祥月命日といい、一周忌をはじめとした法要は祥月命日をもとに行われています。

命日というのは、本来は亡くなった日を指す言葉ですが、現代では祥月命日を指し、本来の命日のことは、月命日と呼ぶのが一般的になっています。

3:経文・題目・聖句・梵字

卒塔婆の表側には上から梵字、種子、戒名、年忌などで裏側には梵字、建立年月日、施主名などが書かれています。梵字はサンスクリット語を表すための文字といわれ、卒塔婆の細長い板は、5つに区切られ空、風、火、水、地に対応するキャ、カ、ラ、バ、アの梵字が書かれています。

梵字の目的にはすべてを清め、神聖にすることがあります。梵字をすることで邪心が取り除かれ、平安と幸福感が得やすくなります。

4:願主名

卒塔婆を立てることを依頼した人のことをいいます。法要の施主ではなくても、親族でなくても卒塔婆は立てることができます。

家族一同や兄弟一同など、共同で立てることもできます。最近では、誰が立てたかをわかりやすくするために表側に書いてあることが多くなってきています。

5:願主

卒塔婆を立てるのは、納骨と同時に立てることが多いです。その後は年忌法要、お盆、お彼岸、お施餓鬼法要を行う時に新しい卒塔婆に交換します。故人の冥福を願い、先祖の供養などを卒塔婆を立ててお願いする人のことをいいます。

寺院墓地で立てるなら僧侶で、公営墓地や民営霊園で立てるのであれば、管理者に依頼すれば、卒塔婆を立ててもらえます。

6:供養年月日

卒塔婆を立てた年月日が書かれます。卒塔婆は納骨から年忌、お彼岸、お盆ごとに立て替えるのが一般的で、いつまで立てて置かなくてはいけないという決まりはないです。卒塔婆は木製なので、雨にさらされて古くなります。

撤去するには、古くなった卒塔婆はお焚き上げなどの時に墓地管理者にお願いしておくことをします。

梵字をアートとして楽しむ本

梵字はインドから仏教と共に中国から日本に伝来して、密教と関わりあって文字として使われていました。昔インドには紙がなかったので多くは、ヤシなどの植物の葉っぱを加工したのに書かれていました。

仏様を表した文字として使われていますが、時にはファッションとしても取り入れられるようになりました。干支を入れた守護梵字として、お守りに使うなどアクセサリーとして身に付けたり、暮らしの中で梵字を楽しむ内容の本です。

本業は書道を教えていますが、
独学でデザイン書道も手掛けています。

デザイン畑からではないので、構成やアレンジなど
デザイナーさんにはかなわないので、自分の勉強のために購入しました。

梵字は文字といっても絵に近いものなので、作品の中に活かせたらいいと思います。

生徒さんたちにも、小さな作品を作ってもらっています。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RUEIW4EBUC6W... |

施餓鬼会と卒塔婆供養

施餓鬼はお盆の時期行われることが多い行事です。餓鬼とは生前の悪行によって、亡者の世界へと落とされた魂や無縁仏になった霊のことをいい、いつも飢えと乾きに苦しんでいるものを指します。その者への供養の行事のことを施餓鬼といいます。

お盆にお坊さんが檀家を廻って先祖の供養を行いますが、初盆の法要以降のお盆には、施餓鬼として行事を行います。地域や宗派によって違いはありますが一般的にお盆に行われる方が多いです。

卒塔婆を建てない宗派

浄土真宗の寺院墓地では、卒塔婆を立てることをしないので、すっきりとして整然としている印象を与えます。他の宗派は、一周忌や三回忌の法要には、必ず卒塔婆をお墓に立てますが、浄土真宗は卒塔婆供養をするという考えはなく、追善供養をするという考えもありません。

追善供養というのは、生きている者が一生懸命冥福を祈り、故人が安心して成仏できるように供養することをいいます。

浄土真宗

浄土真宗は、親鸞聖人の教えを信仰する宗派で、どんな悪人でもすべての人が、幸せになれると説いています。

浄土真宗では、阿弥陀仏が大きな力で亡くなったすべての者の救済を約束して、すぐに往生するという考え方なので、基本的に卒塔婆は立てません。

他力本願や他力念仏などの考え方を取っているので、他の宗教のような塔婆供養をしないことが基本となります。地域や寺院によっては宗派に関係なく塔婆を立てる場合もあります。

卒塔婆の目的や役割を知ろう

卒塔婆というのは供養塔であって、塔婆を立てると善を積むことで故人の供養になり、生きている本人にも善が戻ってくるという、故人や先祖への供養になるという仏教の教えです。

卒塔婆を立てる時期や宗派や地方の習慣などによって、それぞれ決まり事があるので、お寺などに聞くことをします。

浄土真宗のように卒塔婆を立てる習慣がない宗派もありますが、基本的には供養のときは卒塔婆を立てることが推奨されています。
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初回公開日:2019年01月24日

記載されている内容は2019年01月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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