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2019年06月06日

お盆の飾り付け|基本の飾り付け6つと宗派で異なる飾り方を解説

各家庭でお盆を行なう際、飾りつけはなくてはならない存在です。飾りつけには一つひとつにご先祖さまへの気持ちが込められています。しかしその飾りつけは宗教によっても違いがあります。今回は一般的な飾りつけや宗教ごとの違い、またお盆にふさわしい服装を紹介します。

お盆の飾り付け|基本の飾り付け6つと宗派で異なる飾り方を解説
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お盆の飾り付けとは

お盆は1年に1度行われる、日本の伝統的な行事として知られています。お盆を行なう際には決まった方法や用意するものがあり、特に飾りつけは重要な要素と言えます。

精霊棚にお供え物を置き、帰ってきたご先祖さまに召し上がっていただくために用意します。お盆の飾り付けで使用されるものは、それぞれにご先祖さまや霊への供養の気持ちが込められています。

お盆の時期

お盆は8月13日(盆入り)から16日(盆明け)までの4日間に渡って行なわれます。東京などの一部地域では、新暦のお盆である7月13日から16日まで行なう場合もあります。

また沖縄では行事を旧暦で行なうことが多いため、現在の暦で行なう際に毎年に日にちが変わります。2019年の沖縄のお盆は8月13日からですが、2020年では8月31日からとなります。

お盆の飾り付けの目的や意味

本来お盆には、年に一度故人や先祖がそれぞれの家に返ってくる期間とされています。またその際ご先祖さまが道に迷わないように、迎え火を焚いてお迎えをし、供養を行ないます。

お盆の飾り付けには、1年ぶりに帰ってくるご先祖さまへのおもてなしの意味が込められています。飾り付けには盆棚を用いて、飾り物やお供え物を用意します。

お盆の飾りはいつからいつまで飾るの?

お盆の飾り付けを行なうのは、7月または8月の13日から16日までの間です。ただしご先祖さまが来るのは夕方とされているため、飾り付けを始めるのは前日の12日でも問題ありません。また飾り付けを片づけるのは16日の夜か17日以降です。

飾り付けは宗教や地域、また家庭によってさまざまです。そのためご先祖さまへの供養を込めてそれぞれに応じたものを飾りましょう。

お盆の基本の飾り付け

お盆の飾り付けにはいくつか用意するものがありますが、どれも一つひとつに意味が込められています。

使用するものは地域や家庭によって異なる場合がありますので、どれも必ず用意しなければならないものではありません。ここではお盆で使われる一般的な飾り付けを紹介します。

1:精霊棚

お盆を行なう際の飾り付けは精霊棚が基盤になります。精霊棚は盆棚と呼ばれ、精霊やご先祖さまを迎える際の低めの机や台のことを指します。精霊棚に真菰(まこも)のゴザを敷いて、その上に位牌やお供え物を並べます。

真菰が使われるのは、お釈迦様が病人を真菰の敷物に寝かせて治療したことが起源となっています。また古事記などにもでてくる薬用を含む植物で、神事でも使われています。

2:お供え物

精霊棚に飾り付けるお供え物に決まりはなく、ご先祖さまへ感謝の意味を込めて故人が好んだものや果物を並べます。また果物には「縁」を連想させる丸い物が縁起が良いとされています。お盆の時期は夏場のため、腐りやすい物や生ものは避けましょう。

また地域によっては霊供膳と言われる、ご飯や香の物がのった御膳が飾り付けられることもあります。中には霊供膳で使われる一式が、フリーズドライされたものも販売されています。

3:精霊馬・精霊牛

精霊馬と精霊牛はご先祖さまが行き来する乗り物だと考えられており、茄子が精霊牛をきゅうりが精霊馬を表しています。精霊馬・牛には諸説ありますが、きゅうりの精霊馬に乗って早く帰省し、茄子の精霊牛に乗ってのんびり景色を眺めながら帰るとされています。

茄子ときゅうりが使われるのは夏の時期に多く採れ、また土地を選ばず収穫できることが理由だとされています。また沖縄では名産のサトウキビをお供えすることもあります。

4:盆提灯

盆提灯はご先祖さまが返ってくる場所の目印として、精霊棚の両脇に一対ずつ飾り付けられます。また盆提灯は、故人への供養や冥福を祈るとともに、感謝を表す意味も込められています。

盆提灯には宗教によって異なることはなく、好みのものを選べばよいでしょう。また置き型と吊るし型の2種類ありますが、飾り付けを行なう部屋に応じて選びます。盆提灯は消耗品ではありませんので、長く使えるものを選ぶことも大切です。

5:水の子

賽の目状に切った「茄子」「きゅうり」「洗米」を蓮の葉(里芋の葉)に乗せて水を注いだものを水の子と言います。お盆の飾り付けの中でも水の子は、全ての御霊にお供えするという目的があります。

全ての御霊とは帰るところのない霊や餓鬼のことを指し、こうした御霊に対する気遣いがまた、ご先祖さまにとっても供養になるということです。水の子はご先祖さまや御霊に対しての優しさが込められたお供え物です。

6:色紙

お盆の法要の際に用いられる5色の色紙は、赤・緑・白・紫・黄があり「五色の旗」「施餓鬼旗」と言います。この五色にはそれぞれ如来の御名が記されており、一つひとつに意味があります。また中央と東西南北を供養する意味があるともいわれています。

五色の旗は飾り付けを華やかに見せたり、盛大に迎えるために使ったりと地域によって意味合いが異なります。紙垂(しで)のように飾る地域や、竹をつけて立てて飾る地域もあります。

宗教別のお盆の飾り付けの特徴

一般的とされているお盆は宗教や宗派によって方法や飾りつけ方が異なります。またお盆の飾り付けとしてよく使用されるホウズキですが、提灯と同じ意味を持つことから、漢字では「鬼灯」と表示されます。

上記でも紹介した一般的なお盆に用いるものを参考にして、宗教ごとに異なるお盆の飾り付けの特徴を紹介します。

1:浄土宗の飾り方

浄土宗の飾り方は一般的な飾り付けと同じですが、特徴として盆花が挙げられます。通常は花瓶に生花を飾りつけますが、浄土宗では精霊棚に「枝豆」「ガマの穂」「ホオズキ」を吊るして飾り付けます。

ガマの穂はご先祖さまが帰ってくるときの杖として使われると言われています。また浄土宗ではガマの穂や枝豆はお盆の法要の時期によくみられることから、季節の植物が使われています。

2:真言宗の飾り方

真言宗での飾り方は一般的な飾りつけと同じですが、特徴としてホオズキが飾られることが多いです。ホオズキは色や形が提灯に似ていることから、提灯と同じ道しるべとして飾られるようになりました。

また目的地を記す意味だけではなく、身体のない仏さまがお盆の期間中に身を宿すと言われています。そうしたことから、特に真言宗ではホオズキが重要です。

3:日蓮宗の飾り方

日蓮宗での飾り方は一般的な飾り付けと同じですが、宗派が異なるため読経の際の念仏が異なります。「南無阿弥陀仏」ではなく「南無妙法蓮華経」と唱え、仏壇に供えるお線香は1本です。

また精霊棚を囲う縄の内側に、結界を意味する笹竹を飾りつけるのが正式な飾り方です。しかし近年はマンション住まいの人も多く、ホオズキのみを飾る人も多くなっています。

4:臨済宗の飾り方

臨済宗での飾り方は一般的な飾り方を同じですが、特徴として施餓鬼旗は5色連なったものが1枚になっています。また乾物3種、生菜3種をお供えするもの特徴の一つです。

乾物3種は果物でも構いませんが、わかめ・ひじき・かんぴょう・高野豆腐などです。また生菜3種は、なす・きゅうり・とうもろこし・トマト・枝豆など夏野菜を中心に飾り付けます。

5:曹洞宗の飾り方

曹洞宗での飾り方は一般的な飾り付けと同じですが、中でも水の子と閼伽水は必ず必要です。閼伽水は浄水とも呼ばれ、穢れがない清らかな水を指します。閼伽水は蓮の葉とミソハギを用いて作ることができます。

またお盆の期間中、午前と午後におやつをお供えします。水まんじゅうや羊羹などが多いですが、家庭や地域によっても異なります。しかし殺生をおもわせる食品はNGとされているため控えましょう。

6:浄土真宗の飾り方

浄土真宗ではお盆のことを歓喜会と言います。一般的なお盆の風習として紹介したような行事はなく、ご先祖さまへの感謝の気持ちを込めた法事が行われます。

そもそも浄土真宗には「ご先祖さまが帰ってくる」という概念はありません。浄土真宗の歓喜会はとてもシンプルで、お供え物は「お餅」「仏飯」「お菓子」の3点です。また盆提灯を飾る家庭もありますが、目印となるようにといった意味合いは含まれていません。

7:神道の飾り方

神道ではお盆のことを「御霊祭」と言い、お供え物は「神饌物」と言います。お盆の中で行なわれる迎え火や送り火は本来神道が始まりとされていることから、神道を信仰する人にとってもお盆は身近な行事です。

神道と仏教が合わさったのが現在のお盆の行事のため、神道での飾り方も一般的な飾りつけと同じです。しかし大きく異なるのは、神道ではお酒や鮮魚を供えるのが相応しいとされており、また並べ方にも決まった順番があります。

世界の宗教を知ろう

日本にはたくさんの宗教や宗派が存在していまが、世界的に見たて日本は宗教に関する関心が比較的薄い国だと言われています。なぜなら、冠婚葬祭や初詣は行なうものの、その趣旨や本当の意味を理解していない場合が多いことが理由です。

本の中ではジャーナリストで有名な、池上彰が世界の宗教を分かりやすくまとめた一冊です。またニュースや新聞で見かける戦争がなぜ起こる理由についても、宗教に着眼点を置き紹介しています。

よく耳にする言葉でも 今さら聞けないようなことが盛りだくさんに書かれています。宗教の入門書とはまた違って、宗教を取り巻く国々や人との関わりがよくわかります。難しいし語句もほとんどないので子供にも読ませたい一冊でした。

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お盆にふさわしい服装

お盆の法要は、故人やご先祖さまを偲び供養するために行なわれます。お盆の法要の場ではご先祖さまだけでなく、参列者にも配慮したきちんとした服装が基本となります。

参列者として招かれた場合も同様で、派手すぎる私服ではなく喪服に準じた服装を心掛けましょう。また靴に関しては男女関係なく、黒を履くのがマナーです。ここではお盆や初盆(新盆)の際にふさわしい服装を紹介します。

男性の服装

男性の服装としては、喪服が基本となります。自身が参列者をお迎える側であれば、参列者よりもきちんとした服装をするのがマナーです。

男性の喪服として、上下黒または濃い紺色のスーツに葬祭用の黒いネクタイを身に着けます。中に着るシャツは白が基本の色となり、柄のないものを選びましょう。また夏場でも長袖を着用するのが正式なマナーです。

女性の服装

女性の服装としては、喪服が基本となります。女性の喪服として、黒またはグレーのワンピースかスーツを着用します。お盆は暑い夏場に行なわれますが、長袖の上着も用意しておくと良いでしょう。

中のシャツは白か無地のもので、ストッキングは黒か肌色のものを着用します。素足や露出が多い服装はマナー違反になりますので注意しましょう。

子供の服装

子どもの服装としては、制服がある場合は着せていっても問題ありません。制服はフォーマルな服装ですから、マナー違反にはあたりません。

制服がない場合や揃える場合は、男の子であれば男性、女の子であれば女性の服装に準じたものを選びましょう。派手なプリントやキラキラ光るものはふさわしくないため控えましょう。

お盆の飾り付けを知ろう

一般的とされている飾りつけでも、信仰している宗教や宗派ごとに意味合いも飾るものも異なります。また地域や家庭によっても異なりますが、飾りつけや飾る方法を知るのは大切なことです。

お盆の飾り付けは宗教や地域ごとに違いがありますが、どれも一つひとつに意味があり、ご先祖さまを供養・感謝する気持ちは同じです。そのため何を飾るかよりも、どれだけ供養と感謝の想いを込めているかが重要でしょう。

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