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2019年01月24日

日本神話に登場する女神の名前|日本神話に関係する地域5つ

日本は無宗教国家と言われますが、実際には神道が存在し、日本神話もあります。『古事記』などに名の上がる神様の中から、今回は女神様をご紹介しましょう。女神とは、単に女性の神というわけではありません。日本神話と他の神話の女神は一体何が違うのでしょうか。

日本神話に登場する女神の名前|日本神話に関係する地域5つ

日本神話とは

日本神話に登場する女神の名前|日本神話に関係する地域5つ
日本神話とは文字どおり日本の神話で、『古事記』や『日本書紀』でいう高天原の神々の物語が中心となっています。他国の神話とは違い、今も日本神話の神々が信仰対象として祀られているのが特徴です。

大まかに言えば、神武天皇が位についた天孫降臨以前の物語が中心になっています。天地開闢と呼ばれる世界の始まりの後性別のない神々が五柱(神様の単位)生まれました。その後性別を持った神々が生まれて日本を作ったとされます。

日本神話の女神とは

日本神話の神様は基本的に性別をお持ちですが、他の神話とは少し毛色が違っている点がありました。日本神話の神々はギリシア神話の神々のように人間臭いことはなく、陰と陽の関係になっています。

陰と陽、つまり対の存在であり互いに補完し合っている存在であり、女神は陰(いん)の存在です。暗い、という意味ではないのでご注意ください。日本神話の女神の一部は、自然物や巫女を神格化したものとされます。

日本神話に登場する女神の名前

巫女や自然物を神格化した女神が、それぞれのエピソードでどんな役割を果たしているのか、考えてみるのも一興です。それでは、日本神話を彩る有名な女神様をご紹介しましょう。

1:天照大御神

天照大御神(あまてらすおおみかみ)とは、日本神話で一番有名な女神です。父伊邪那岐(いざなぎ)の左目から生まれて高天原を治めていました。弟の須佐之男命による数々の所業に怒り天の岩戸に隠れた話は有名です。

皇室は天照大御神の子孫、天孫(てんそん)とされます。太陽だけではなく日本を象徴する女神です。

伊勢神宮を始め多くの神社で祀られています。基本的には優しい神さまであり、岩戸隠れに至るまで弟を庇いました。

2:伊邪那美

伊邪那美(いざなみ)は伊邪那岐の妻で、天地開闢における神世七代の最後の女神です。神世七代とは、神に性別が与えられ次第に愛を実感し、夫婦となるまでを七世代にわたり表したものをいいます。

伊邪那美は最後の世代の女神として伊邪那岐と夫婦になり、子供を産みますが火の神、加具土命を産んで焼死し、黄泉の国へ向かいます。追って来た夫の伊邪那岐に死後の腐敗した姿を見られたと恥じ、夫を冥界の者に追わせるなどしました。

3:天宇受賣命

天宇受賣命(あめのうずめのみこと)とは、元祖アイドルとも称される芸能の女神です。天照大御神が岩戸隠れをした際、世界は光を失いました。

「天照さまにおいでいただかなくては」ということで、一同はまず高天原の主を迎えたと称して宴会を始めます。天宇受賣命はこの宴会の席で裸で踊り、神々の笑いを誘いました。

現在では芸能や技芸を司る女神として信仰を集めています。東京や三重県などに、天宇受賣命を祀る神社が多いです。

4:木花之佐久夜毘売

木花之佐久夜毘売(このはなさくやびめ)は、日本神話における美しい女神です。天照大御神の孫に当たる瓊瓊杵尊に求婚されました。

結婚後一夜で身籠りますが、神さまにとっても一晩での妊娠は信じがたい事態だったらしく瓊瓊杵尊は「自分の子ではない」と言います。

これに木花之佐久夜毘売は「あなたは太陽の神で、この子たちはその血を引いている」として産屋に火を放ち、無事に三人の子を出産します。美貌と強さを持つ女神です。

5:奇稲田姫

奇稲田姫(くしなだひめ)は日本神話における稲作の女神です。稲田姫命(いなだひめみこと)と呼び、祀る場合もあります。

奇稲田姫といえば八岐大蛇の生贄にされる所を須佐之男命に救われた伝承が有名です。この時櫛の姿に変えられ頭にさされていますが、これには意味がありました。

女性は強い生命力を持ち、櫛は霊的パワーを持つとされます。女神である奇稲田姫を櫛に変え共に戦うことで大蛇退治に成功したとの意味です。

6:須勢理比売命

須勢理比売命(すせりびめ)は須佐之男命の娘として生まれた、日本神話の女神です。兄たちの迫害を逃れてやって来た大穴牟遅命(おおなむぢのみこと。後の大国主命)に一目惚れをし、さっそく父に紹介します。

須佐之男命は蜂やムカデだらけの部屋に寝かせるなど大穴牟遅を痛めつけようとしますが、須勢理比売命はその度に大穴牟遅を助けるのでした。

父親に似たのかパワフルな女神で、大穴牟遅は日本神話屈指の恐妻家となりました。

7:菊理媛神

菊理媛神(くくりひめのかみ)とは、日本神話における縁結びの女神です。菊理媛神自身が誰の子なのか、また詳しい活躍などは記されていませんが、伊邪那岐、伊邪那美の二神の夫婦を仲直りさせたという功績を持ちます。

生きる者(伊邪那岐)と死せる者(伊邪那美)の橋渡しをしたとして、菊理媛神を一種の霊媒師的な存在とする向きもあれば、白山神社の主祭神、白山比咩鳴神(しらやまひめかみ)と同一視されることもあります。

8:天邪鬼

皆の言うことややることに反対するへそ曲がりや鬼のイメージが強い天邪鬼ですが、元は女神でした。元の名は天探女(あめのさぐめ)です。

天照大御神が葦原中国という高天原と冥府の中間世界平定のため、天稚彦なる神を送りますが8年間音沙汰なしでした。雉が送られ天照大御神の御言葉を告げますが天探女は「この鳥は不吉です」と天稚彦に告げました。

高天原の主の意に反したことから天邪鬼のイメージがついたとされます。

9:石凝姥神

石凝姥神(いしこりどめのかみ)は、金属加工を司る女神です。八咫鏡の作者でもあります。天照大御神の岩戸隠れの際、岩戸の外に出すきっかけになった鏡です。岩戸から出す作戦立案者の思金神(おもいかねのかみ)に頼まれて鏡を作っています。

金属加工といっても厳密には銅の神とされますが、鉄が作られるようになっても石凝姥神に対する信仰が廃れることはありませんでした。

大阪府の鞴神社、岡山県の中山神社などで祀られます。

10:大宜都比売神

大宜都比売神(おおげつひめのかみ)は、国産みの際伊邪那美と伊邪那岐の間に生まれたとされる、日本神話の食物の女神です。

高天原を追われた須佐之男命に食物を乞われた際、「はいどうぞ」と差し出しました。この食べ物の出どころが鼻、口、お尻だったため須佐之男命により殺されてしまいます。遺体の頭から蚕、目から稲、耳から粟、はなから小豆、腹から麦、尻から大豆が生まれました。

現在では養蚕ならびに五穀の祖とされます。

11:弟橘媛

弟橘媛(おとたちばなひめ)は、日本神話に登場する女神であり、日本武尊(やまとたけるのみこと)の妻です。

夫の日本武尊の東国制圧に付き従ったとされます。相模から上総へと渡る際、海神が怒り海が荒れました。弟橘姫はそれを鎮めるべく自ら入水し、夫の航海を助けた究極の内助の功伝説をお持ちです。

東を「あずま」と呼ぶのは、日本武尊が妻を偲んで「吾妻(私の妻よ)」と叫んだのがきっかけと言われます。

12:奥津比売

奥津比売(おきつひめ)は、日本神話におけるかまどの女神です。奥津日子(おきつひこ)という神さまと兄妹であり、遂になる存在とされます。火の神である加具土命を加え、3柱で「かまど神」として祀られることも少なくありません。このかまど神は後の神仏習合、つまり仏教との融合では、三宝荒神の名で知られます。

かまどは勝つ展日本家屋では暗い所にあったため、異界と通ずるとされかまどに神様が宿るとの信仰が生まれました。

13:大宮能売

大宮能売(おおみやのめ)とは、日本神話における宮殿や朝廷、そして商売の守護女神です。日本神話において、天照大御神が岩戸から出て新しい神殿に移った後は侍女をしていました。

宮廷から商売まで、ずいぶん手広くカバーしていますが、これは人々の間を取り持つ橋渡しの役目が多いことが原因とされます。物事をスムーズにいきわたらせる有能秘書といったところです。

伏見稲荷の祭神の一柱でもあります。

14:豊受大神

豊受大神(とようけおおかみ)は豊受比売(とようけびめ)とも呼ばれており、日本神話における食物や穀物の女神です。伊勢神宮の外宮に祀られます。

伊勢神宮に来ることになったのは、天照大神が雄略天皇の夢に現れて「一人で食事をするのは落ち着かないから、豊受大神を呼びなさい」と命じたためでした。

天照大御神に水田に巻く種子を与えたり、他の神さまに養蚕や五穀について教えるなどし、天照大御神から一目置かれる女神です。

15:高霎神

高霎神(たかおかみのかみ)とは、伊邪那美が加具土命を産んで焼死した後、父により斬られた加具土命の血から生まれた、日本神話の女神です。

水を司るとされますが、厳密には雨乞いの神として知られます。もう一柱、共に生まれて雨を司る神さまがいますが、高霎神は比較的高い位置の雨を降らせる山神もしくは龍神という見方も可能です。

16:稚日女尊

稚日女尊(わかひるめのみこと)は、日本神話における機織りと商売繁盛の女神です。天照大御神の岩戸隠れの一因にもなりました。

須佐之男命が暴れていた時期、天照大御神は気晴らしで機織りをする編み神の下を訪れます。そこに素戔嗚尊が馬の死体を投げ入れたました。驚いた稚日女尊は死亡、天照大御神は弟をたしなめるべきだったと岩戸に隠れるのでした。

天照大御神の別名が大日女(おおひるめ)なので、一説には妹とされます。

17:若宇加能売

若宇加能売命(わかうかのめのみこと)は日本神話における川の神で、広瀬神社に祀られています。

川の神や水の神は日本神話では珍しくありません。若宇加能売命は神話に登場することもありませんが、特別です。広瀬神社は多くの川が合流する箇所にありますが、そこに神社が建てられたのは「川を荒らさないでください」と祈る意味もありました。

18:宗像三女神

宗像三女神とは、宗像大社、厳島神社に祀られる三姉妹の女神です。

瓊瓊杵尊が天孫降臨を行うべく人間界に赴く際、天照大御神の命で護衛を行いました。このことから、会場の安全、交通安全のご利益があるとされます。

内訳は田心姫神(たごりひめ)、湍津姫神(たぎつひめ)、市杵島姫神(いちきしまひめ)です。

19:磐長比売

磐長比売(いわながひめ)は木花之佐久夜毘売の姉に当たる女神です。妹と共に瓊瓊杵尊と結婚しますが、「醜いから」という理由で親元に返されてしまいました。

姉妹で嫁ぐことになったのは、磐長比売の夫として岩のごとく永遠に生きながらえ、木花之佐久夜毘売の夫として花のごとく栄えることを祈ってのことでした。

それなのに磐長比売を突き返したため、瓊瓊杵尊は永遠の命を失い、人間のように寿命を迎える羽目になりました。

20:蚶貝比売・枳佐加比売命

蚶貝比売(きさがいひめ)と枳佐加比売命(うむぎひめ)は、日本神話に登場する女神です。蚶貝比売は赤貝を、枳佐加比売命は蛤を象徴します。

大国主命が兄たちから嫉妬されて燃える大岩を受け止めさせられて死んだときに治療、というか蘇生を行ったのが、この二柱です。

治療に使ったのは母乳ですが、これは母乳の持つ生命力と、それぞれの神が象徴する貝を使った火傷の民間治療が元になっているとされます。

21:八上比売命

八上比売命(やがみひめのみこと)とは日本神話に登場する女神で、大国主命の最初の妻でもあります。因幡の白兎の物語と関係がありました。

八上比売命亜あまりに美しいので、大国主命と80人の兄弟が求婚に向かいます。その途中、サメに皮をむかれたウサギがいました。ひどいもので、皆ウサギをいじめますが、大国主命だけが手当てをします。ウサギは「八上比売命様は、優しい方を夫に向かえるでしょう」と予言、的中しました。

22:速秋津比売

速秋津比売(はやあきつひめ)とは日本神話における川の神です。伊邪那岐と伊邪那美の子として誕生しました。

速秋津比売の役目は罪穢れを払うことですが、その方法が凄まじいです。川上から流されたありとあらゆる罪や穢れを飲み込んでしまいます。凄腕のお祓い屋と言っても過言ではありません。

伊邪那岐が黄泉の国から帰った際に穢れを清めた伊豆能売(いずのめ)と同一視する向きもあります。

23:豊玉毘売命

豊玉毘売命(とよたまびめみこと)とは水の女神にして、農業や漁業なども司ります。龍神の娘で、見目麗しい女神です。

海に落ちた釣り針を探しに来た山幸彦に一目惚れをし、父の許しを得て結婚しました。豊玉毘売命は愛する夫に海の神通力を授け、山幸彦は兄弟である海幸彦との戦いに勝利し地上を支配したとされます。ここから、富、権力を与えると言われるようになりました。

24:玉依姫

玉依姫(たまよりびめ)は日本神話における女神ですが、同じ名前を持つ女神が複数存在します。それというのも、固有名詞ではないからです。

玉依姫という名前は、巫女のような能力を持つ「玉(神)の依り代となる女」という意味なので、日本神話に多く登場する玉依姫の名は必ずしも同一の神とは限りません。

初代天皇の母となった方、龍神の娘など色々な玉依姫が日本神話には登場します。先の豊玉毘売命の妹も玉依姫の一柱です。

25:栲幡千々姫

栲幡千々姫(たくはたちぢひめ)とは、日本神話ではあまり有名ではありませんが、実はすごいつながりを持った、機織りの女神とされます。栲幡千々姫の夫は天照大御神の子で、生まれた息子が天孫降臨で知られる瓊瓊杵尊という、ビッグファミリーの一員です。

かつて、機織りというものは、女性が行う仕事の中でも特に神聖なものでした。質の高い織物は神さまに捧げられたため、機織りは神と通ずる仕事でもありました。

26:哭沢女神

哭沢女神(なきさわめのかみ)とは、日本神話に登場する女神で、出産や育児の守護を司ります。

伊邪那美が死んだ直後、伊邪那岐の涙から生まれました。『古事記』によれば香具山の畝の木の下におわすとされています。井戸の神さまとする向きもあり、奈良県にある畝尾都多本神社では、井戸が御神体です。

涙から生まれたという点から、アジア方面の葬儀に現れる泣き女という職業の女性を神格化したものとの説が存在します。

27:埴山姫命

埴山姫命(はにやまひめみこと)は日本神話における女神で、陶磁器産業を司ります。厳密には加具土命を斬った際に生まれた土の神で、そこから土を加工する陶磁器や陶芸の女神となりました。

今でこそ陶磁器の神とされますが、かつてはお神酒、神さまに捧げる水やお供えものなどを入れる器の神だったとの説もあります。

28:大屋都姫命

大屋都姫命(おおやつひめのみこと)とは日本神話における林業や建築の女神で住宅の守護神です。須佐之男命の娘でもあります。

兄と妹(一説には姉)がいますが、三兄弟そろって木に関係する神さまでした。兄と妹が木をはやす役目を持つのに対し、大屋都姫命はその木を加工する役目を担います。

木材の普及が広まると、木造家屋および木彫などあらゆる文化における木の神として崇拝されるようになりました。御自身の神社もあります。

29:下照比売命

下照比売命(したてるひめのみこと)は、薬や安産の女神です。天稚彦と結婚しました。

天稚彦には、国譲りの交渉という大事な使命がありましたが、下照比売命と結婚し、高天原に帰りませんでした。これにより制裁を受け、亡くなります。下照比売命は悲しみ、8日間弔いの踊りを踊りました。

天稚彦の葬儀に瓜二つの兄が駆け付け、下照比売命は夫が生き返ったと喜びます。兄は「死体と間違えるな」と怒り去っていきました。

30:衣通姫

衣通姫(そとおりひめ)は、和歌の女神とされる元人間の女神です。衣を通して透きとおる肌と輝くような容姿を持った美女とされます。

美しいだけではなく知性にも優れており、それは和歌の才能として発露しました。和歌三神の一柱として数えられます。

神格化された応神天皇を祖父に持ち、血筋、才能、美貌いずれも申し分なく女神として祀られるのにふさわしい方です。一方で、実兄と恋に落ちてしまった悲しいエピソードもあります。

31:倭迹迹日百襲姫命

倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)は、人間が神格化された存在です。その活躍は、大物主神という紙を自らの体に卸すことで神託を与える巫女でした。

疫病が流行ったり凶作に陥った際に大物主神を自分に降ろして「大物主神を祀るように」とのご神託を行ったとされます。またその鋭敏な霊感と頭脳で童女の歌から謀反が起きかけていることを知り、謀反を防いだエスパー的な存在です。後に大もの主神と結婚しました。

32:神功皇后

神功皇后(じんぐうこうごう)は、元は応神天皇を産んだ女性です。

神功皇后は日本神話に登場する女神の中でもトップクラスの女傑と言ってもいいでしょう。身籠った状態で新羅、百済、高句麗の三つの国を制圧しました。神託に従い、臨月に近い状態で武装、戦った「母は強し」を地で行く方です。

出産後も息子の異母兄弟を退け、息子を天皇にし、幼い頃から摂政を務め政治に参加しました。現在では神社に祀られています。

日本神話に関係する地域5つ

日本神話に登場する女神の名前|日本神話に関係する地域5つ
ギリシャ神話に神が作った島、デロス島があるように、日本にも日本神話にまつわる場所が存在します。神秘的にして心が洗われる場所、日本神話と関連深い土地について見ていきましょう。

実際の土地を訪れれば、日本神話への興味と造詣がさらに深まります。日本人の遺伝子に刻まれたものの正体を探る日本神話紀行をご覧ください。

1:兵庫県淡路市

兵庫県淡路市、つまり淡路は、伊邪那岐と伊邪那美によって「国産み」が行われた場所です。二柱の神は天浮橋(あめのうきはし)の上に立ち、混沌としたものを矛で混ぜ合わせ、島を作りました。まず淤能碁呂島(おのごろじま)が完成します。

二柱はそこで結婚をし、色々な島を作りました。結婚後初めてできた島が淡路島です。伊邪那岐神宮や、勾玉の形をした沼島など観光スポットも多いので、一度訪れてみるのもいいでしょう。

2:三重県伊勢市

三重県の伊勢市には最高神天照大御神の総本社、伊勢神宮があります。天照大御神は三種の神器の一つ、八咫鏡に自分の神霊を込めました。八咫鏡は天皇でさえ気軽に見られるものではありません。

現在お伊勢さんと呼ばれ親しまれていますが、これは江戸時代にお伊勢参りが流行り、庶民に親しまれるようになったためです。

二千年の歴史を太陽と共に見守って来た、日本でも屈指の神社であり一生に一度は訪れるべき場所でもあるでしょう。

3:島根県出雲市

日本神話に登場する女神の名前|日本神話に関係する地域5つ
出雲は古くから神々の故郷とされており、神々が出雲に集まり日本中が神「無」月となる10月に、唯一神「有」月となる都市です。日本神話と関わり深い神社や博物館が目白押しのおすすめスポットといえます。

おすすめの神社は出雲大社です。出雲大社のしめ縄にお賽銭を投げるといい、と言われますが実際にはやってはいけません。マナー違反であり失礼どころか無礼です。

日本神話の神様は優しい方が多いですが、礼儀は守りましょう。

4:島根県奥出雲町

日本神話に登場する女神の名前|日本神話に関係する地域5つ
島根県奥出雲町は、日本神話における最大級の怪物退治、八岐大蛇伝説の残る場所です。高天原を追放された須佐之男命が現在の奥出雲町でした。

八岐大蛇は八つの頭を持つ怖ろしい怪物として知られますが、その正体は奥出雲辺りを荒らした川ではないか、との説があります。奥出雲は鉄を作るタタラ場でした。木炭採集の目的で木を多く切り、川が氾濫したとの解釈です。

色々と考えさせることの多い土地であることに間違いありません。

5:宮崎県高千穂町

宮崎県高千穂町がパワースポットとして有名なのは、重要な日本神話に関係しているからでした。

一つ目が、日本神話における大事件、天岩戸隠れです。岩戸自体は全国に存在しますが、高千穂町のものは天岩戸神社と川を挟んだ対岸に岩戸があります。社務所に申し込みの上、拝観ください。

もう一つは天孫降臨です。瓊瓊杵尊が地上を治めるべく、天孫として降り立ったのがこの地だとされます。瓊瓊杵尊の曾孫が初代天皇の神武天皇です。

日本神話について知ろう

日本神話に登場する女神の名前|日本神話に関係する地域5つ
日本人に生まれたからには日本神話を知っておいて損はありません。怪しげな宗教でも、愛国思想でもなく、日本神話は純粋におすすめすべき神話です。

日本という国の民がどんな思想を抱いていたのか、女神も含めた神々はどんな役割を持って神話に息づくのか。日本神話の探求は、突き詰めると日本人というものの探求になります。日本に限らず神話には国民性が出ます。

まずは、日本神話をよく知って、日本人の性質を知りましょう。

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