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2018年12月26日

竹取物語とは?竹取物語のあらすじ6つ|竹取物語の隠された意味

多くの日本人に親しまれる「かぐや姫」ですが、そのモデルとなった「竹取物語」と比較すると、あらすじに若干違いがあるのをご存知でしょうか。この記事では、竹取物語の6つのあらすじや、竹取物語に隠された意味についてご紹介します。

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竹取物語とは?

竹取物語は、竹取りの老夫婦に育てられたかぐや姫が、貴公子たちの求婚や帝からの誘いを断り、最後には月へと帰ってしまうという物語です。現代では「かぐや姫」というタイトルで童話にも登場し、多くの日本人に親しまれています。2013年には、竹取物語をモデルにしたスタジオジブリ制作のアニメ映画「かぐや姫の物語」が公開され、国内外で大きな話題となりました。

作者は不明?

竹取物語は、誰が作者なのか明らかになっていません。竹取物語の作者は文字の読み書きができ、和歌の才能や貴族の実情に対する知識もあったことから、作者は上流階級に属していた人物と考えられています。また、竹取物語のあらすじが、当時の権力者の藤原氏に批判的であるという点から、竹取物語の作者は、藤原政権に反発していた人物ではないかと推定されています。

日本最古の物語

竹取物語とは?竹取物語のあらすじ6つ|竹取物語の隠された意味
竹取物語は日本最古の物語で、平安時代初期に作られたとされています。竹取物語の成立年は不明で原本は残っておらず、写本では室町時代初期に後光厳天皇が筆した古筆切数葉が最古といわれています。現代では、かぐや姫が月から来た人物として描写されていることから、竹取物語が「日本最古のSF」だとする見方も出ています。

竹取物語のあらすじ6つ

日本人にとって馴染みのある竹取物語のあらすじですが、実は童話の「かぐや姫」のあらすじと比較すると、双方のあらすじには若干の違いがあることをご存知でしょうか。今回は、竹取物語の6つのあらすじについて、かぐや姫の生い立ちや5人の貴公子に向けた5つの難題などをご紹介します。

かぐや姫の生い立ち

竹取物語のあらすじは、かぐや姫が翁によって光る竹の中から見つけ出され、老夫婦の家で育てられるところから始まります。かぐや姫の誕生から成長、「なよ竹のかぐや姫」と名付けられるまでのあらすじをご紹介します。

かぐや姫の誕生

昔、竹を取って生活する竹取の翁という者がいました。ある日、翁が竹を取りに竹林へ向かうと、そこで光り輝く不思議な竹を見つけます。翁が光る竹を切ってみると、中には小さなとても可愛らしい女の子がいました。

翁は女の子を自分の家に連れ帰り、「かぐや姫」と名付けて妻の媼と共に育てることを決めます。その後、翁は中に黄金が入った竹を見つける日が続き、翁の家は次第に豊かになっていきました。

かぐや姫の成長

かぐや姫は短期間でどんどん成長し、3ヶ月ほどで12~13歳ほどの女の子に成長しました。老夫婦はかぐや姫に成人の儀礼を行い、蚊帳の外から出さずに大切に育てます。かぐや姫はこの世のものとは思えないほど美しく、家の中は暗い箇所がないほど光に満ち溢れています。翁は体調が悪いときや苦しく辛いときも、かぐや姫を見れば気持ちが楽になりました。

なよ竹のかぐや姫

翁は黄金入りの竹を見つけることが長く続き、老夫婦の家は大金持ちになっていました。翁は大人に成長したかぐや姫のために、御室戸斎部(みむろどいんべ)の秋田を家に招いて名付けさせます。

秋田によってかぐや姫は「なよ竹のかぐや姫」と名付けられ、翁はお祝いに多くの男を呼んで、3日間の盛大な祝宴を開きました。かぐや姫の美しさは瞬く間に噂になり、多くの男がかぐや姫と結婚したいと考えるようになります。

五人の貴公子と五つの難題

竹取物語のあらすじ中盤、かぐや姫に夢中になる男たちが続出しますが、次第に諦めて去っていき、最終的に5人の貴公子が残ります。かぐや姫は求婚してくる5人の貴公子に、結婚の条件としてそれぞれ難題を課しました。竹取物語のあらすじでも印象的な、5人の貴公子と5つの難題についてご紹介します。

五人の貴公子からの求婚

多くの男たちがかぐや姫を諦める中、石作の皇子、車持の皇子、右大臣阿倍御主人、大納言大伴御幸、中納言石上麻呂足の5人は、諦めずにかぐや姫に求婚し続けていました。

かぐや姫に会いたいと来る貴公子たちを、翁は何度も断りますが、諦めようとしない彼らの態度についに折れます。翁は自分がいなくなった後のことを考え、かぐや姫に5人の中の1人を選んではどうかと勧めます。

五つの難題

翁から結婚を勧められたかぐや姫は、相手の心も知らないままに結婚するのは嫌だと言い、5人の貴公子に「自分が見たいと望むものを持ってきてくれた人と結婚する」と伝えます。

かぐや姫の望むものは、いずれも大変珍しい宝物ばかりで、5人はあまりの難題に落胆して帰ります。しかし、5人はどうしてもかぐや姫のことが諦めきれず、なんとかしてかぐや姫への贈り物を用意しようとします。

石作の皇子と仏の御石の鉢

石作の皇子に課された難題は、「仏の御石の鉢」というインドに1つしかないといわれる品物です。石作の皇子は3年後、大和の国の山寺にあったすすけた普通の鉢を盗み、かぐや姫に「これが本物だ」と偽って見せますが、すぐに偽物と見破られてつき返されてしまいます。

この時、石作の皇子が、鉢を捨ててかぐや姫にまた言い寄ったことから、厚かましいことを「恥を捨てる」と言うようになりました。

車持の皇子と蓬莱の玉の枝

車持の皇子に課された難題は、根が銀、茎が金、実が真珠でできている「蓬莱の玉の枝」で、実際に見た者は誰も居ないという貴重品です。車持の皇子は鍛冶職人を集め、蓬莱の玉の枝の偽物を作らせます。

見事なでき映えの偽物に、かぐや姫は騙されそうになりますが、まだ報酬を受け取っていない職人たちがかぐや姫の元を訪れたことで、嘘がばれてしまいます。恥をかいた車持の皇子は、どこかへと消えてしまいました。

右大臣阿倍御主人と火鼠の皮衣

右大臣阿倍御主人に課された難題は、「火鼠の皮衣」という火に燃えない布です。右大臣は大金を投じて、唐の商人から火鼠の皮衣を取り寄せてかぐや姫に贈ります。ところが、かぐや姫が衣に火を付けてみると、衣はめらめらと燃えてしまい、衣が偽物であることが発覚します。右大臣は、自分が火鼠の皮衣の偽物を買わされたと知り、顔が青ざめてそのまま帰ってしまいました。

大納言大伴御幸と龍の頸の玉

大納言大伴御幸に課された難題は、「竜の頸の珠」という龍の首元で光る珠です。大納言は家来に取りに行かせますが、そのうち待ちきれなくなり、自ら船に乗って探しに行きます。しかし、探索中に大嵐に見舞われて船が難破し、大納言は龍に懇願して命からがら逃げ出します。

嵐の後、大納言は重病にかかって両目がスモモのように腫れてしまい、かぐや姫と結婚することを諦めます。

中納言石上麻呂足と燕の子安貝

中納言石上麻呂足に課された難題は、「燕の子安貝」という燕が産んだ貝です。中納言は自ら燕の巣へ採りに行きますが、巣の中で何かを掴んだ後に転落して大怪我を負ってしまいます。しかも、子安貝だと確信して掴んだのは燕の糞でした。

その後、中納言は病に伏し、これを気の毒に思ったかぐや姫は見舞いに歌を送ります。中納言はかぐや姫に返歌を書き終えた後、息を引き取りました。

帝からの求婚

かぐや姫の噂は帝の元にも届きます。帝は使いを遣わし、自分と会うよう頼みますが断られ続けます。そこで、帝は狩りの際に不意をついてかぐや姫の家に入ります。

かぐや姫を初めて見た帝は、彼女を連れて帰ろうとしますが、かぐや姫の姿が一瞬で影となって消えてしまいます。帝はかぐや姫がただの人間ではないと感じ、連れて帰ることを諦めました。その後、帝はかぐや姫と歌のやり取りをし、互いに心を通わせていきます。

かぐや姫の嘆き

竹取物語とは?竹取物語のあらすじ6つ|竹取物語の隠された意味
かぐや姫と帝が文通をするようになってから3年の月日が経った頃、かぐや姫は月を見て思いに暮れるようになります。8月の満月が近付いてくると、かぐや姫は嘆き悲しむようになりました。

心配した老夫婦が訳を尋ねると、かぐや姫は自分が本当は月の都の人間で、今月の15日に迎えが来るから月に帰らねばならないと話します。かぐや姫は、翁や媼と過ごした地上を去るのが辛くて悲しんでいました。

かぐや姫の昇天

月から迎えが来ることを知った帝は、翁の家に2000人の兵を派遣します。8月15日の真夜中頃、辺りが真昼のように明るくなり、空から月の使者が降りてきました。翁や兵たちは戦おうとしますが、戦意が失せて身体に力が入りません。

かぐや姫は、嘆き悲しむ老夫婦に着物と手紙を渡し、帝には不死の薬を手紙を添えて渡します。月の使者に天の羽衣を着せられたかぐや姫は、今までのことを全て忘れて月に帰って行きました。

富士の山(不死の山)の煙

竹取物語とは?竹取物語のあらすじ6つ|竹取物語の隠された意味
翁と媼は、かぐや姫が月に帰ってしまった悲しみから、病に伏してしまいます。帝もかぐや姫が消えたことを酷く悲しみ、かぐや姫がいなくては不死の薬も意味がないと、天に一番近いと言われる駿河の山で、かぐや姫から送られた手紙と不死の薬を焼きます。

手紙と不死の薬を焼く時、帝が大勢の兵士を引き連れて山に登ったことから、以降その山を「兵士が富む」と「不死の薬」をかけて、富士の山(不死の山)と呼ぶようになりました。

竹取物語のあらすじを知りたい人におすすめの書籍はこちら

「竹取物語(全)ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」は、竹取物語のあらすじ全体を、古文が得意でない人でも、十分に古典の面白さが伝わるようまとめられた書籍です。平安時代の生活について理解しやすいよう、ビジュアル面もしっかり活用されています。

竹取物語のあらすじに関するコラムや解説も充実しており、書籍を読んだ人から「あらすじが分かりやすく、面白くて読みやすい」と高い評価を受けています。

竹取物語のあらすじに隠された意味

竹取物語のあらすじで疑問になるのが、かぐや姫が月から地球にきた理由や、5人の貴公子や帝に対する態度です。なぜかぐや姫は自分の住む月から地球に来たのか、5人の貴公子を試すようなことをしたのか、竹取物語のあらすじに隠された意味についてご紹介します。

かぐや姫は罪人?

竹取物語とは?竹取物語のあらすじ6つ|竹取物語の隠された意味
竹取物語のあらすじ終盤、かぐや姫を迎えに来た月の使者により、かぐや姫は月の都で罪を犯したため、その罰として地球に送られたことが分かります。あらすじでは、かぐや姫がどんな罪を犯したのかについて言及されていません。かぐや姫の犯した罪について、一般には契りに関わる罪や、共同体の秩序を破る罪ではないかと推測されています。

月は極楽浄土?

竹取物語とは?竹取物語のあらすじ6つ|竹取物語の隠された意味
月は仏教や浄土信仰において、阿弥陀如来のいる極楽浄土の世界であり、地上は煩悩の多い穢土とされています。竹取物語のあらすじにおいても、この極楽浄土の世界観が反映されており、地球は穢土、月は極楽浄土として描写されています。

物語では、かぐや姫は翁と媼に、月の都の住民について「身も心も清らかで、年をとることがない」と説明しており、月の使者は地球を「穢れた土地」と称しています。

5人の貴公子を弄んだ?

かぐや姫は、最初から自分が月に帰ることを分かっていたため、誰とも結婚しないつもりでいました。ですが、5人の貴公子だけは何度断ってもかぐや姫に求婚してきます。かぐや姫は5人の貴公子に自分との結婚を諦めてもらおうと、あえて「珍しい品物が見たい」という難題を課しました。

5人の貴公子は、全員実在の人物がモデルとなっており、竹取物語のあらすじが、暗に当時の政権や貴族階級を批判していることが分かります。

帝の求婚を断った理由は?

竹取物語のあらすじ終盤、かぐや姫は帝に愛情を抱くようになりますが、いずれ月に帰らなければいけない身のため、帝からの求婚も断ります。

かぐや姫は月に帰る間際、帝への手紙と歌を書きます。手紙には求婚を断る理由が書かれており、帝の誘いを断り、強情な女と思われてしまっているのが心辛いと吐露しています。歌には、かぐや姫の帝への想いが込められており、かぐや姫にとって帝は特別な存在であったことが伺えます。

竹取物語のあらすじをよく理解しておこう!

竹取物語とは?竹取物語のあらすじ6つ|竹取物語の隠された意味
竹取物語のあらすじと、童話の「かぐや姫」のあらすじでは、あらすじに若干違いがあることに驚いた人も多いのではないでしょうか。竹取物語は1000年もの間読み継がれ、現代でも竹取物語のあらすじを、新たな解釈や演出で表現する作品が多く出ています。

竹取物語の世界をより深く楽しむのであれば、まずは原作の竹取物語のあらすじをよく理解しておくことをおすすめします。

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