2020年10月10日
縄文時代の食事の特徴10|縄文時代を知るための本3冊
更新日:2020年10月10日

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縄文時代とはいつか
最近縄文時代が「Jomon」として海外で密かなブームになっていることをご存知でしょうか。近年ではフランスでわざわざ歴史展覧会が開かれるほど、縄文時代は熱い注目を集めています。
しかし、小学校で縄文時代について習ったものの、その内容をすっかり忘れてしまっているという方も多いのではないでしょうか。ここではまず、縄文時代の時代区分について確認しておきましょう。
しかし、小学校で縄文時代について習ったものの、その内容をすっかり忘れてしまっているという方も多いのではないでしょうか。ここではまず、縄文時代の時代区分について確認しておきましょう。
旧石器時代と縄文時代の違い
縄文時代とは、紀元前12000年前後から前4世紀まで、なんと1万2000年にもわたって続いた時代のことです。縄文時代は、旧石器時代の次の時代である新石器時代にあたります。
縄文時代と旧石器時代との違いとしては、食べ物の調理・保存のために土器を使うようになったこと、洞窟などに住んでいた状態から脱し、木材などを用いて作った竪穴式住居に住むようになったことなどが挙げられます。
縄文時代と旧石器時代との違いとしては、食べ物の調理・保存のために土器を使うようになったこと、洞窟などに住んでいた状態から脱し、木材などを用いて作った竪穴式住居に住むようになったことなどが挙げられます。
縄文時代と弥生時代の違い
前4世紀頃を境に、日本は縄文時代から弥生時代へと移り変わることになります。それでは、何をもってこの時期に新たな時代へと突入したのでしょうか。
縄文時代と弥生時代の大きな違いは、縄の模様が特徴的な縄文土器ではなく弥生時代にはより薄くて丈夫な弥生土器が使われるようになったということ、また中国大陸から米作りの技術が伝わり、稲作が普及・発展したということにあります。
縄文時代と弥生時代の大きな違いは、縄の模様が特徴的な縄文土器ではなく弥生時代にはより薄くて丈夫な弥生土器が使われるようになったということ、また中国大陸から米作りの技術が伝わり、稲作が普及・発展したということにあります。
縄文時代の食事の特徴10
弥生時代になって稲作の技術が発展したことによって、弥生人は現代の日本人と同様に米を主食とするようになっていきました。
それでは、稲作が普及する前の縄文時代において、私たち日本人の祖先にあたる縄文人は、どのような食事をとっていたのでしょうか。
ここからは、気になる縄文時代の食事の実態とその特徴について10個ピックアップしてご紹介していきます。当時の食事に興味のある方はぜひご覧ください。
それでは、稲作が普及する前の縄文時代において、私たち日本人の祖先にあたる縄文人は、どのような食事をとっていたのでしょうか。
ここからは、気になる縄文時代の食事の実態とその特徴について10個ピックアップしてご紹介していきます。当時の食事に興味のある方はぜひご覧ください。
1:縄文土器を使って調理をしていた
縄文時代の食事の特徴としてまず挙げられるのが、縄文土器を使用して調理をしていたということです。
旧石器時代においては食器を使って調理するといった形態は一般的でなく、縄文時代になってようやく縄文土器が出現し、土器を使った調理・保存や食事が定着していきます。
縄文土器はその名前の通り、飾りとして縄模様があしらわれており、食事だけでなく祭祀にも使用されていました。
旧石器時代においては食器を使って調理するといった形態は一般的でなく、縄文時代になってようやく縄文土器が出現し、土器を使った調理・保存や食事が定着していきます。
縄文土器はその名前の通り、飾りとして縄模様があしらわれており、食事だけでなく祭祀にも使用されていました。
2:ドングリやトチの実が主食
ドングリやトチといった木の実が主食であったということも、縄文時代の食事の特徴として挙げられるでしょう。
縄文人は森とともに生きていたのであり、森から採れるドングリやトチのみ、木の根っこなどをメインにして食事をしていました。
これらの木の実はそのまま食べると硬く消化も味も悪いため、縄文人は土器を使ってあく抜きをするなどの簡単な調理をほどこし、食事をするようになっていきます。
縄文人は森とともに生きていたのであり、森から採れるドングリやトチのみ、木の根っこなどをメインにして食事をしていました。
これらの木の実はそのまま食べると硬く消化も味も悪いため、縄文人は土器を使ってあく抜きをするなどの簡単な調理をほどこし、食事をするようになっていきます。
3:小動物も食べていた
縄文時代の食事の特徴の一つとして、小動物も食べていたということも挙げられます。
縄文人の主食は木の実ですが、冬になると森で採れる木の実が減ってしまうので、厳しい冬の間を生き抜くために狩猟をしてしのいでいました。
縄文人の食事として狩られたのは、主にイノシシと鹿です。弓矢を使い、これらの小動物を狩って肉を取り入れた食事をしていたと考えられています。
縄文人の主食は木の実ですが、冬になると森で採れる木の実が減ってしまうので、厳しい冬の間を生き抜くために狩猟をしてしのいでいました。
縄文人の食事として狩られたのは、主にイノシシと鹿です。弓矢を使い、これらの小動物を狩って肉を取り入れた食事をしていたと考えられています。
4:おかずは魚が多い
おかずは魚が多かったということも、縄文時代の食事の特徴として挙げられるでしょう。
縄文人は主食の木の実に加え、副菜として魚をよく食べていました。食事に肉を使うのは木の実が採れない冬場であり、それ以外の季節は魚のほうを多く食べていたと考えられています。
海に近い地域ではマグロなどの魚が、また海のない内陸の地域ではコイなどの魚が食事のために釣られていました。
縄文人は主食の木の実に加え、副菜として魚をよく食べていました。食事に肉を使うのは木の実が採れない冬場であり、それ以外の季節は魚のほうを多く食べていたと考えられています。
海に近い地域ではマグロなどの魚が、また海のない内陸の地域ではコイなどの魚が食事のために釣られていました。
5:フグも食べていた
縄文時代の食事に関する面白い事実として、毒があるフグも食べていたということも挙げられます。
フグというと今日では資格を持った人しか調理することのできない魚で、しばしば素人が調理をして毒に当たるニュースを耳にしますが、実は縄文人はフグの毒抜きの方法を心得ていました。
すでに1万年以上も昔から日本人の祖先がフグを食事に取り入れていたということに、驚きを感じるかたも多いのではないでしょうか。
フグというと今日では資格を持った人しか調理することのできない魚で、しばしば素人が調理をして毒に当たるニュースを耳にしますが、実は縄文人はフグの毒抜きの方法を心得ていました。
すでに1万年以上も昔から日本人の祖先がフグを食事に取り入れていたということに、驚きを感じるかたも多いのではないでしょうか。
6:貝をたくさん食べていた
貝をたくさん食べていたということも、縄文時代の食事の特徴の一つとして挙げられるでしょう。
みなさんのお住まいの周辺に、「貝塚」という名前がついた地名はないでしょうか。縄文人は実に350種類を超えるさまざまな貝を食用にしており、食べ終わった後の貝はまとめて一か所に集めて捨てていたため、その場所が各地に「貝塚」という遺跡の形で、今日まで残っているほどです。
みなさんのお住まいの周辺に、「貝塚」という名前がついた地名はないでしょうか。縄文人は実に350種類を超えるさまざまな貝を食用にしており、食べ終わった後の貝はまとめて一か所に集めて捨てていたため、その場所が各地に「貝塚」という遺跡の形で、今日まで残っているほどです。
7:食用に植物を栽培していた
縄文時代の食事に関する特徴として、食用に植物を栽培していたということも挙げられます。
一般的に稲作のような農業技術が普及し発展したのは弥生時代だとされていますが、縄文時代にも原始的で小規模ではあるものの、食用として一部の植物を栽培していたという指摘もなされています。
一般的に稲作のような農業技術が普及し発展したのは弥生時代だとされていますが、縄文時代にも原始的で小規模ではあるものの、食用として一部の植物を栽培していたという指摘もなされています。
8:木の実をクッキー風に調理することも
縄文時代の食事として、木の実はしばしばクッキー風に調理されていたということをご存知でしたか?
縄文人は縄文土器で木の実を茹でて灰汁抜きして食べるだけでなく、木の実をすりつぶして粉状にし、他の植物や肉などと混ぜてクッキーのような食べ物を作って食べていました。
また、かまどに似た原始的な遺構も発掘されていたことから、パンに似たものも作っていたのではないかと推測されています。
縄文人は縄文土器で木の実を茹でて灰汁抜きして食べるだけでなく、木の実をすりつぶして粉状にし、他の植物や肉などと混ぜてクッキーのような食べ物を作って食べていました。
また、かまどに似た原始的な遺構も発掘されていたことから、パンに似たものも作っていたのではないかと推測されています。
9:亀やカエルも食べていた
縄文時代には、木の実や魚にくわえて、亀やカエルも食料として食べられていました。
現代の日本人は亀やカエルを食べることはほとんどありませんが、食料が少ない縄文時代には、これらは貴重な食材でした。
実際、縄文人が何を食べていたのかを知ることのできる貝塚からは、亀やカエルの骨が発掘されています。
現代の日本人は亀やカエルを食べることはほとんどありませんが、食料が少ない縄文時代には、これらは貴重な食材でした。
実際、縄文人が何を食べていたのかを知ることのできる貝塚からは、亀やカエルの骨が発掘されています。
10:犬を伴って狩りをしていた
縄文時代の食事の特徴の一つとして、犬を伴って狩りをしていたということも挙げられます。
縄文人は森の幸が少なくなる秋の終わりごろから冬にかけて狩猟をしていましたが、その際には狩りのパートナーとして犬を伴っていました。
犬は人類の友達という言葉がありますが、すでに縄文時代から日本人の先祖は犬と絆を結んでいたことがわかります。
縄文人は森の幸が少なくなる秋の終わりごろから冬にかけて狩猟をしていましたが、その際には狩りのパートナーとして犬を伴っていました。
犬は人類の友達という言葉がありますが、すでに縄文時代から日本人の先祖は犬と絆を結んでいたことがわかります。
縄文時代が学べる漫画はこちら!
縄文時代の食事や生活について漫画で簡単に学びたいという方には、「マンガ 日本の歴史 縄文時代の始り」がです。
小学生でも読みやすい内容ですが、大人も勉強になるような深い知識や最新の学説にもとづく情報もたくさん載っているので、勉強になるでしょう。
小学生でも読みやすい内容ですが、大人も勉強になるような深い知識や最新の学説にもとづく情報もたくさん載っているので、勉強になるでしょう。
弓矢の開発など、道具が生み出されてゆく過程が描かれています。
出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3T6JLBWVJ1Z... |
その中に、イヌと人間の間に友情があります。
これは、良いですね。
今も変わらぬ犬と人間の友情の始まりがこの時代であったんですね。
縄文時代の食事を知るための本3冊
以上では、縄文人の食生活について簡単にご紹介してきました。ここからは、縄文時代の食事についてもっと深いところまで知りたいというか方にしたい本を3冊ピックアップしてご紹介していきます。
1:ときめく縄文図鑑
縄文時代の食事について学べる本としてまず挙げられるのが、「ときめく縄文図鑑」です。
縄文時代の食生活はもちろん、人々の暮らしぶりや住まい、心性がうかがえる装飾品や祭祀具など、好奇心を刺激して胸をときめかせてくれる情報がたくさんの写真つきで解説されています。
縄文時代の食生活はもちろん、人々の暮らしぶりや住まい、心性がうかがえる装飾品や祭祀具など、好奇心を刺激して胸をときめかせてくれる情報がたくさんの写真つきで解説されています。
「縄文図鑑」その名の通り、土偶や土器はもちろんのこと土製品など、「こんなものがあったのか!?」と驚きとともに縄文人の生活が垣間見れて、楽しく拝見しています。
出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RFOE558FU7WE... |
2:体験しよう!縄文人のくらし2くらしと食事
「体験しよう!縄文人のくらし2 くらしと食事」も、縄文時代の食事について学べる本です。
縄文人が実際にどのような方法で食べ物を採取し、それをどのようにして調理・保存していたのかが分かりやすく説明されており、実際にそれを再現するための方法まで解説されています。
縄文時代の食事を追体験したいという方にピッタリでしょう。
縄文人が実際にどのような方法で食べ物を採取し、それをどのようにして調理・保存していたのかが分かりやすく説明されており、実際にそれを再現するための方法まで解説されています。
縄文時代の食事を追体験したいという方にピッタリでしょう。
3:発見!体験!日本の食事1ドングリクッキー
「発見!体験!日本の食事1ドングリクッキー」も、本として挙げられます。
縄文人がよく食べていたとされるドングリで作ったクッキーの作り方について丁寧に解説されており、実際にドングリクッキーを作ることができます。
縄文人がよく食べていたとされるドングリで作ったクッキーの作り方について丁寧に解説されており、実際にドングリクッキーを作ることができます。
縄文時代の食事は食材が豊富だった
今回は縄文時代の食事について特集してきましたが、いかがでしたでしょうか。縄文時代には木の実や植物に加えて鹿・猪といった肉や、魚・貝類などさまざまな食材があり、意外とその食生活は豊かだったということがお分かりいただけたでしょう。
縄文時代に興味を持たれた方は、本記事でご紹介した本などを手掛かりに、もっと知識を深めてみてください。
縄文時代に興味を持たれた方は、本記事でご紹介した本などを手掛かりに、もっと知識を深めてみてください。
「お葬式ってものすごいお金かかるって聞いて不安に感じる。」
「そもそも何をしたらいいか分からない。」
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初回公開日:2019年03月07日
記載されている内容は2019年03月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。