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2019年04月01日

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選

俳句には多くの良さと魅力があります。その良さを3つ挙げれば日本語の魅力を再認識する、表現力が向上する、伝えることのまとめ力が付きます。俳句は、5・7・5の17字区切りと歳時記の理解、季語の最適な使い方です。年齢を問わず、季節、場所、場面を言葉で描写します。

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選

夏の俳句とは

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
「さわやか」の季語は秋です。しかし、「さわやかな夏の俳句」は、俳句の暦が旧暦の季節であり、新暦では、5月6日から夏の俳句になります。

その背景から「さわやかな夏の俳句33選」は意外と多くあります。例えば、夏のさわやかな俳句の代表に松尾芭蕉の「夏草や兵どもが夢の跡」があります。

夏の生い茂った古城に立ち、消え去った戦国武将の哀れさがあり、草原に吹かれている夏風の心象があります。

特徴

さわやかな夏の俳句の特徴は、冒頭に触れましたが、「さわやか」の語句は直接に表現しません。しかし「さわやかさ」の心象的表現は、5月上旬の頃から8月の上旬に終わるまで、多くの「さわやかな」俳句があります

「さわやか」という語句を直接使わず、5/7/5の定型文に「さわやかな夏」を描写しています。

以降に「さわやかな夏の俳句」33選をご紹介します。

よく使われる季語

よく使われる季語には、季節ごとの風物や生活に密着したものがあります。夏の俳句には誰もが共感できる多くの季語が使われています。下記ではさわやかさを表す夏の季語を紹介しています。
分類「さわやかな夏」の季語
時候涼し 夏の暁 夏の夕 夏の宵 晩夏 短夜
天候あいの風 晴嵐 風薫る 雲の峰 夕立 夏霞
泉 滴り 清水 滝 夏野 夏の川 夏の波
生活環境アイスクリーム アイスティ 汗 汗疹

さわやかな夏の俳句33選

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
さわやかな夏の俳句33選を紹介していきます。夏の俳句の季節は立夏から立秋の間ですが、独特なさわやかさが表現されています。

さわやかな夏の俳句を読むことで、少年時代や故郷を思い出す人も多いのではないでしょうか。

さわやかな夏の俳句33選の語句には、5月の若葉の季節、夏にあっても神社や高原にそよぐ風、夏の早朝のひんやりとした空気、束の間の暮れ行く一時の宵風等々の情景が表現されている俳句です。

1 : 絵日記に残りし頁夏休

【俳句】「絵日記に残りし頁夏休」稲畑汀子
【季語】夏休
【意味】夏休みが終わろうとしているのに絵日記には空白のページが残っているんだ。
【感想】夏休みの絵日記など、小学生の頃の作品を顧みた時、その頃の情景が鮮明に浮かびます。

小さい頃の思い出と郷愁にかられる、さわやかな夏の句です。

「絵日記に残りし頁夏休」(稲畑汀子)。真夏の日差しの中で歩いていると、汗でシャツが重く感じることがある。そんな時には、しばしの涼を求めて喫茶店に避難する。

 コーヒーを頼む時に、アイスかホットかで迷う。普通は迷わずにアイスを注文。だが、店の気温によっては、この選択を後悔することがある。クーラーでギンギンに冷やしていることがあるからだ。

 最初は冷えていくのが爽快でいいのだが、やがて薄着のせいもあって肌寒くなり、しまいには全身が震えるほどになってしまう。そうなると、のんびりと本を読む気分になれないし、アイスコーヒーも受け付けなくなる。

 長居は無用とばかり、入ってきてそんなに時間がたたない店を出てしまう。まるで冷蔵庫から出し入れされる食品のような気分だ。健康にも良くない感じがする。

そろそろ子供たちにとっては、長い夏休みが終わる時期。花火が夜空に美しい模様を描いて消えていくように、この時期は誰でも名残惜しく寂しい気分になるのではないか。

夏休みを迎えた当初は、あれもしよう、これもしようとわくわくする。それが線香花火のように萎(しぼ)んでくる気分。

 物事には始まりがあり、終わりがある。当たり前のことながら、そのことに実際に直面すると狼狽(ろうばい)したりする。「後悔先に立たず」ではないが、やり残した宿題などは今から地道にやるしかない。

夏休みにも終わりがあるのだから

出典: http://www.worldtimes.co.jp/column/updraft/48382.html |

2 : 閑かさや岩にしみ入る蝉の声

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」 芭蕉
【季語】蝉
【意味】森閑とした森にあり、蝉の声だけが岩に浸み込むのではと思われる程に蝉が鳴いている。
【感想】何処にでもある森林に入れば、浸み込むハズがない岩に、浸み込んでいるように響き渡る蝉の声がします。

深々とした樹木の静寂な透き通った空気に包まれた清々しい、さわやかな気持ちが表現された夏の俳句です。

閑かさや
岩にしみ入る
蝉の声松尾 芭蕉
『奥の細道』山形の立石寺(土地ではリッシャクジという)参詣のくだりに出る。元禄二年五月二十七日(陽暦七月十三日)。同寺の全山凝灰岩でできた境内は、今も「心澄みゆく」「清閑の地」の面影を残す。句は芭蕉秀吟中の秀吟。断続するサ行音が、日本詩歌の鍵ともいえる「しみ入る」感覚、その澄明幽遠さを表現する。蝉が鳴きしきっていても、その声のかまびすしさがきわまる所には浄寂境そのものが出現するという宇宙観。

出典: http://kotobakan.jp/makoto/makoto-1388 |

3 : 涼風の曲がりくねって来たりけり

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「涼風の曲がりくねって来たりけり」小林一茶
【季語】涼風
【意味】夏の夕時に吹いてくるこのすずかぜは、幾多の長屋の角を通来たんだろうなぁ。
【感想】夏の夕暮れの頃は涼しげな風が吹き込みまます。江戸の昔にあっては、自然に吹く昼と夜にかけたの風の入れ替わりは自然な現象でした。

田舎の縁側ではその風に懐を開き涼しさに浸っている祖父母の姿を思い出し優しさが感じさせられる夏の俳句です。

「涼風(すずかぜ)の曲がりくねって来(き)たりけり」
出典七番日記 俳文・一茶(いつさ)
[訳] 自分の住む裏長屋は路地の奥にあるので、涼風も曲がりくねってやっとのことで吹いて来たな。

鑑賞
「曲がりくねって」という言い回しに、実際を想像させるおかしみが感じられる。季語は「涼風」で、季は夏。

出典: https://kobun.weblio.jp/content/%E3%81%99%E3%81%9A%E3%81%... |

4 : 曙はまだ紫にほととぎす

【俳句】「曙はまだ紫にほととぎす」芭蕉
【季語】ほととぎす
【意味】春の陽気が残っている紫色の夜明けにあるがホトトギスの声を聴いていると夏の到来を感じています。
【感想】滋賀県石山寺で、門構えが勇壮で敷居を跨げば石畳が続き、樹木に囲まれた参道は静寂の中に歴史の重みがあるといわれています。

早朝のほととぎすの声に聞ききいって詠まれたとおもわれ、名句には時空を超えた思いにさせる力があります

曙は まだ紫に ほととぎす

読み:
あけぼのは まだむらさきに ほととぎす
季語:
時鳥

詠年:
元禄3年(1690)
出典:
伝真蹟画賛

句意:
明けようとして明け離れず、雲もまだ紫色を帯びている曙の空を、時鳥が鳴き過ぎる。

出典: http://www.ict.ne.jp/~basho/works/summer/07.html |

5 : あつみ山や吹浦かけて夕すヾみ

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「あつみ山や吹浦かけて夕すヾみ」 芭蕉
【季語】夕すずみ
【意味】あつみ山が吹原の海岸を見下ろしている姿を見て、夏の吹浦からのさわやかな風により夕涼みに浸っています。
【感想】山形県酒田に訪れ、門人の方々の挨拶として発句されたと言われています。

標高736mのあつみ山が擬人化され、吹浦海岸からのさわやかな風で夕涼みしている夏の俳句です。

全体は、「暑さを吹いて涼む」構成になっている。吹浦は酒田海岸の地名、あつみ山は山形県西田川郡温海町にある温海岳(標高736m)のこと。雄大な景色の中で温海山が夕涼みをしているという擬人化。酒田の門人たちへの挨拶吟でもある。この句は象潟からの帰路に詠んだものであるので、紀行文としては順序が変更されている。

出典: http://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/basho/okunohosomic... |

6 : 暑き日を海にいれたり最上川

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「暑き日を海にいれたり最上川」 芭蕉
【季語】暑き日
【意味】水量豊かな最上川の壮大さは、暮れて行く夏の暑き日が一時に水流に吸い込まれている様子です。
【感想】最上川の川べりに立てば、暑い夏の一日の熱気を一時に吸い取っている豪快さの流れにあり、川岸の涼感に浸っている夏の俳句です。

暑き日を海にいれたり最上川 一日の暑さを最上川は海に流し込んでいるようだという意味と、真っ赤に燃える太陽がドーンと最上川に落ち込んでいく、その見た目のインパクト。

両方が出ている、ダイナミックな句になっていますね。

酒田は物流の上で重要な場所でした。庄内平野の米は船に載せられて最上川を下り、酒田の港に集まります。

出典: https://hosomichi.roudokus.com/Entry/36/ |

7 : あらたふと青葉若葉の日の光

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「あらたふと青葉若葉の日の光」 芭蕉  
【季語】青葉
【意味】なんと尊いことだここ日光山は、新緑に埋もれる木の下闇まで燦 々と日の光が射しています。
【感想】祭られている、弘法大師と徳川家康の東照宮の仏に尊厳を感じ、生命の尊さに萌え立つ感慨でいます。

青葉若葉と日光の祝福を受けている清々しい情感が詠みとれる夏の俳句です。

日光で芭蕉は、なんと尊いことだろう日光山は。新緑に埋もれる木の下闇まで燦 々と日の光が射している。

さらに、後半の山形、月山では"雲の峰いくつ崩れて月の山" (昼間の陽射しの中で、猛々しく起立していた雲の峰はいつしか崩れ、今は、 薄明かりに照らされた月の山が横たえているばかりだ)を詠みました。

奥の細道でこの二句は、日光が太平洋側に月山が日本海側に、日の光と月の山をかけて意図的に対比させています。

出典: https://www.nikkotoshogu.com/html/purofiru/nemuri.html |

8 : みじか夜や 毛虫の上に 露の玉

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「みじか夜や 毛虫の上に 露の玉」 与謝蕪村
【季語】みじか夜
【意味】短い夏の夜が明けたときに見られる嫌われものの毛虫だが、玉の露があり美しいです。
【感想】自然が創り出す現象は、毛虫ついている玉の露の光輝く毛虫は神々しさも感じられることがわかるさわやな夏の俳句です。

作者は、江戸時代中期に活躍した俳人、与謝蕪村(よさぶそん)です。彼もまた、数多くの後世の俳人たちに影響を与えた人物でもあり、特に正岡子規は、与謝蕪村のことをとても尊敬していたようです。

そんな与謝蕪村の詠んだ夏の俳句の意味を、簡単に訳してみたいと思います。

「夏の短い夜が明け始めた庭先では、
毛虫の毛の上で露がきらきらと輝いているよ」

爽やかな作風で知られる与謝蕪村らしい俳句。
清々しい夜明けの空気が伝わってくるようです。また、嫌われることの多い毛虫を、とても美しい存在のように感じさせられるのは、蕪村だからこそかもしれません

出典: https://nihonbunkamura01.com/haiku-summer/ |

9 : 船涼し 左右に迎ふる 対馬壱岐(つしまいき)

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「船涼し 左右に迎ふる 対馬壱岐(つしまいき)」 高浜虚子
【季語】涼し
【意味】対馬壱岐に行く途中の船上で吹かれる風は涼しいです。
【感想】長崎県にある壱岐と対馬は対峙した位置にある離島です。壱岐と対馬は玄海灘にあり釣りが盛況です。

初夏の魚の乗っ込みの時期から大陸からの風が吹き始めるころまで海の恵みが楽しめます。

対馬・壱岐は、玄界灘の清々しい風に迎えられるイメージが伝わる夏の俳句です。

作者は、明治、昭和初期に活躍した俳人、高浜虚子(たかはまきょし)です。その名前から女性に間違えられますが、男性です。因みに、この「虚子」というのは、師でもあり、著名な俳人でもあった正岡子規からつけてもらったそうです。

そんな高浜虚子の詠んだ俳句の意味を、簡単に訳してみたいと思います。

「船に乗ると、心地よい風が暑さを和らげてくれる。
そうやって涼んでいれば、美しい対馬と壱岐の島が
出迎えるかのように見えてきた」

正岡子規の弟子だった高浜虚子は、最初の頃は主に小説を書いていました。しかし、その後、一度は断った正岡子規の後継となることを受け入れます。そして、「客観写生」「花鳥諷詠」を提唱し、後に有名となる俳人たちを数多く育てました。

今回ご紹介した俳句は、船に乗った夏の日の一場面を詠んだ俳句です。俳句という短い言葉からは、目に浮かぶような情景と、そこに含められた心地よいと感じる心や雄大な島々を見た感動が伝わってきます。

出典: https://nihonbunkamura01.com/haiku-summer/ |

10 : 朝月の うすれ~し 立夏かな

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「朝月の うすれ~し 立夏かな」 久保田 万太郎
【季語】立夏 :二十四節気の一。太陽の黄経が45度に達する時をいい、太陽暦で5月6日
【意味】早朝、夜が明けるころの月は白しく、薄く消えかかることで夏の訪れを感じています。
【感想】立て込んでいる下町にありながら移り行く、立夏の頃の清い薄くなりゆく月の風情が詠まれた繊細な夏の俳句です。

【作者】久保田万太郎(くぼた まんたろう)

出典: https://idea1616.com/rikka-haiku/ |

11 : 樫の葉の 旺んに降りて 夏に入る

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「樫の葉の 旺んに降りて 夏に入る」 阿部みどり女
【季語】夏
【意味】樫の木の楕円状の葉が生い茂ってている気から降りるように下を向いているその様から夏に入ったなぁ。
【感想】夏の頃は、太い樫の木に葉が濃い緑に生い茂ります。その木陰にはさわやかな風が下りて来る感じになり、人々を和ませます。

雄花がひも状の穂に豪勢に垂れ下がる青葉が映え、清々しさがあるさわやかな初夏の俳句です。

【作者】阿部みどり女(あべ みどりじょ)

【補足】樫(かし)はブナ科の常緑高木です。「旺ん」の読み方は「さかん(=盛ん)」です。

出典: https://idea1616.com/rikka-haiku/ |

12 : 樹々の香の なかへ入りゆく 立夏かな

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「樹々の香の なかへ入りゆく 立夏かな」 桂 信子
【季語】立夏
【意味】初夏の頃、樹木の間の道に入れば木々の香りが感じられます。
【感想】作者の桂信子は、大正3年から平成16年まで生きた、大阪出身の俳人です。自然の変わり行く様子の発句が多く、深く思いを込まれ、分かりやすい俳句の作風が多くあります。

樹木が生い茂る頃の立夏の清々しい香りを浴びながら散歩している様が感じられる、さわやかな夏の俳句です。

樹々の香の なかへ入りゆく 立夏かな
【作者】桂 信子(かつら のぶこ)

出典: https://idea1616.com/rikka-haiku/ |

13 : くづるるが 波の言葉よ 夏来る

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「くづるるが 波の言葉よ 夏来る」 鈴木真砂女
【季語】夏
【意味】波打ち際に立ち、寄せては消える波の音に聞き入り夏の季節が来たと感じています。
【感想】千葉県鴨川市出身です。俳人として活躍は41歳の頃からで、波乱に満ちた、ご自分の人生経験を元にした俳句を多く詠んでいます。

打ち寄せては崩れるように消える波音に自身が経験した多くの事を想い、人生のはかなさの境地に達した感じがわかるさわやかな夏の俳句です。

くづるるが 波の言葉よ 夏来る
【作者】鈴木真砂女(すずき まさごじょ)

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14 : 子に母に ましろき花の 夏来る

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「子に母に ましろき花の 夏来る」三橋鷹女
【季語】夏
【意味】衣替えをした母と子の白い健康的な清潔感の服装を見て夏が来たんだな。
【感想】夏色には白いイメージがあります。この俳句のように夏衣、その他に入道雲、野や河川敷にある白ユリの群生が見られます。

母と子の白い衣が親子のように寄り添って咲く白ユリの花の形と重ねられます。

清々しくさわやかな感じがする夏の俳句です。

子に母に ましろき花の 夏来る
【作者】三橋鷹女(みつはし たかじょ)

出典: https://idea1616.com/rikka-haiku/ |

15 : 紺と白 わが好む色 夏来たる

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「紺と白 わが好む色 夏来たる 」稲畑汀子
【季語】夏
【意味】白と紺色のスッキリ感の夏衣がお気に入りで、紺と白の服装が出回っています。
【感想】有名な俳人、高濱虚子を祖父、父に年尾の家系の方です。

特徴は、自然の中の作風が多くあります。

夏色と言える紺と白の組合わせは、夏の訪れを感じることができます

紺と白 わが好む色 夏来たる
【作者】稲畑汀子

出典: https://idea1616.com/rikka-haiku/ |

16 : さざなみの 絹吹くごとく 夏来る

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「さざなみの 絹吹くごとく 夏来る」 山口青邨(せいそん)
【季語】夏
【意味】夏のはじめの頃に海岸の穏やかな波の様は、絹衣が風にそよいでいるように見え、夏の訪れを感じています。
【感想】山口青邨は、岩手県盛岡市出身、東京帝国大学工科卒業、昭和63年で78歳で歿され、文理に秀でた方です。

静かな波が絹衣のように軽ろやに風に吹かれ夏を感じたことがわかるさわやかな夏の俳句です。

さざなみの 絹吹くごとく 夏来る
【作者】山口青邨

出典: https://idea1616.com/rikka-haiku/ |

17 : さじなめて 童たのしも 夏氷

【俳句】「さじなめて 童たのしも 夏氷」 山口誓子
【季語】夏氷
【意味】おさな子達がかき氷を匙でなめながら嬉しそうに美味しく食べています。
【感想】京都市生まれ(1901~1994) 俳人です。都会的な素材、知的・即物的な俳句に特色があります。

炎天下の中にあって、幼子たちがさじをなめている姿と夏氷を楽しんでいる様子にさわやかな情景が浮かび上がる清々しい夏の俳句です。

さじなめて 童たのしも 夏氷
【意味】さじ(匙)をなめて、子どもが楽しんでいる… 夏氷(を)…
【作者】山口誓子(やまぐち せいし)
【季語】氷
【私感】子どもの楽しそうな笑顔が浮かんできます。

出典: https://idea1616.com/natsu-haiku/ |

18 : 山門の 大雨だれや 夏の月

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「山門の 大雨だれや 夏の月」 小林一茶
【季語】夏の月
【意味】雨宿りした山門から大雨の後の雨だれが落ち、雨だれの向こうには夏の月が見られます。
【感想】おそらくかなりの大雨の夕立後の情景と思われます。「大量に降ったなぁ」との思いで、山門の屋根淵から落ちてく雫を見上げた時に天空の月に目が留まった作句と思われます。

大雨後の澄んだ天空に見られる夏月の情景に清々しいさわやかさを感じる夏の俳句です。

山門の 大雨だれや 夏の月
【意味】山門の大雨垂れ… (そして)夏の月…
【作者】小林一茶(こばやし いっさ)
【季語】夏の月

出典: https://idea1616.com/natsu-haiku/ |

19 : 散れば咲き 散れば咲きして 百日紅(さるすべり)

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅(さるすべり)」 加賀千代女( かがのちよじょ)
【季語】百日紅
【意味】百日紅の花が次から次と繰り返している咲いています。
【感想】芭蕉の年代の少し後に誕生した、江戸時代では、最も有名な女性俳人です。健康には恵まれていなかったといわれています。

自身の病弱と比べ、繰り返し長く咲く花に感動し、花の凄さに見入った気持ちが強く感じられる夏の俳句です。

散れば咲き 散れば咲きして 百日紅(さるすべり)
【意味】散っては咲き、(また)散っては咲く百日紅…
【作者】加賀千代女
【季語】百日紅
【私感】「散れば咲き」の繰り返しがリズムを生んでいます。

出典: https://idea1616.com/natsu-haiku/ |

20 : 松籟や 百日の夏 来リけり

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「松籟や 百日の夏 来リけり」 中村草田男( くさたお)
【季語】夏来る
【意味】夏の風に吹かれる松の音に百日間の夏が来た。
【感想】中村草田男は中国の福建省に1901年誕生し、昭和58年82歳で没されています。生活や人間性に根ざした俳句が多い呼ばれています。

ざわざわとした涼しげな松葉の音に夏の到来を知ったことが感じられる夏の俳句です。

松籟や 百日の夏 来リけり
【作者】中村草田男(なかむら くさたお)
【補足】松籟(しょうらい)とは、松に吹く風、それが立てる音のことをいいます。

出典: https://idea1616.com/rikka-haiku/ |

21 : 月の頃は 寐に行夏の 川辺哉

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「月の頃は 寐に行夏の 川辺哉」 杉山杉風
【季語】 夏の川
【意味】夏の月が出る頃は川べりを寝床に過ごしています。
【感想】江戸中期の俳人1647~1732年です。芭蕉に師事しています。

江戸は川が多く、この時代は自然を利用して暑さから逃れていました。

江戸の昔は、自然な天然の風が川べりには涼しく、満天時は月が輝くように明かるく、寝床にしたという情景の夏の俳句です。

月の頃は 寐に行夏の 川辺哉
【意味】月の(出る)頃には寝にいく… 夏の川辺…
【作者】杉山杉風
【季語】夏の川

出典: https://idea1616.com/natsu-haiku/ |

22 : さうめんの 真白き昼餉 夏休

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「さうめんの 真白き昼餉 夏休」 皆吉爽雨(みなよし そうう)
【季語】 夏休
【意味】夏休みの昼食にを真っ白い冷やそうめん食べています。
【感想】福井県の俳人です。作風は田舎の風情を多く詠まれています。

昼餉の読み方はヒルガレイで、昼食の事です。冷しそうめんは夏の昼食の筆頭ではないでしょうか。

冷水に浮かんでいるそうめんの白さが食欲を増し、夏休みのお昼時の清しい昼食を思い出す夏の俳句です。

さうめんの 真白き昼餉 夏休
【作者】皆吉爽雨(みなよし そうう)
【補足】
昼餉(ひるげ)とは昼食のことです。

出典: https://idea1616.com/natsu-haiku/ |

23 : 夏川を こすうれしさよ 手にぞうり

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「夏川を こすうれしさよ 手にぞうり」与謝蕪村
【季語】夏川
【意味】浅い川を暑い夏に草履を手にもって遊びに熱中し渡っています。
【感想】昭和の中頃までは藁草履かゴム草履が定番です。藁草履は濡れるとふやけて使いものになりません。裸足で夏川の冷水にひざ下まで浸かっての川遊びに夢中で、母によく注意された記憶があります。

川遊びで藁草履をて持った川を渡る姿が浮かぶ清々しい夏の俳句です。

夏川を こすうれしさよ 手にぞうり
【意味】夏川を越す嬉しさ… 手には草履…
【作者】与謝蕪村(よさ ぶそん)
【季語】夏川
【私感】川の水に足を入れた嬉しい心情が、しっかりと伝わってくるような句です。

出典: https://idea1616.com/natsu-haiku/ |

24 : 水の奥 氷室尋ぬる 柳哉

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「水の奥 氷室尋ぬる 柳哉」 芭蕉
【季語】氷室
【意味】小川の水底に柳の穂が流れに乗っている様子は冷やかに見え、上流の氷室に尋ねてみたい思いです。
【感想】奥の細道の道中にあって、大石田から羽黒山に行く途中で詠まれたといわれています。

清く澄んでいる水流れに乗っている柳の様子から、水の上流には氷室から流れ出して来ているのではの想いがわかるさわやかな夏の俳句です。

水の奥 氷室尋ぬる 柳哉
【意味】(流れる)水の奥(=上流)… (遡れば)氷室を訪ねる(ことになるのだろう)、(この)柳…
【作者】松尾芭蕉
【季語】氷室(ひむろ)
【補足】氷室とは、氷を貯えておくための部屋や穴をいいます。
【私感】「水」、「氷室」、「柳」の3語が清涼感を醸し出しています。

出典: https://idea1616.com/natsu-haiku/ |

25 : 夏休み 来るべく君を 待まうけ

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「夏休み 来るべく君を 待まうけ」 正岡子規
【季語】夏休
【意味】夏休みなって友や恋人をあれこれ用意し待っています。
【感想】俳諧の新たな史的考察によって俳句革新を志し、有名な句が多く読まれています。34歳の若さで没されています。

遠く離れている親友や恋人の帰省を待ち受けている情景に、会えるうれしさ、たのしさの様子が浮かぶ夏の俳句です。

【作者】正岡子規(まさおか しき)
【補足】
待もうけとは、「準備をして待つ、待ちうける」の意です。

出典: https://idea1616.com/natsuyasumi-haiku/ |

26 : 風鈴を風鈴を 吊る海よりの 広き風

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「風鈴を 吊る海よりの 広き風」 山口誓子(やまぐち せいし)
【季語】風鈴
【意味】広大な海から吹いてくる風に向かって風鈴を吊っています。
【鑑賞】京都市生まれで1994年没された俳人です。特色は、従来の俳句と違った視線で都会的な句風で俳句の現代性を追求されています。

沖からの海風に向けて風鈴を吊れば涼しさが一段と増すと感じている様子が描写されいる夏の俳句です。

風鈴を 吊る海よりの 広き風
【作者】山口誓子(やまぐち せいし)

出典: https://idea1616.com/furin-haiku/ |

27 : 秋近き 風鈴となり ねむられぬ

【俳句】「秋近き 風鈴となり ねむられぬ」 三橋鷹女(みつはし たかじょ)
【季語】風鈴
【意味】隣の軒先の風鈴が夜風でしきりになっていて眠られずにあり、その音色から秋の近さを感じます。
【感想】千葉県出身の俳人で1972年73歳で没されています。昭和期に活躍した代表的な女性俳人です。

夏が過ぎる余韻を風鈴の音色で感じている情景が詠まれている夏の俳句です。

秋近き 風鈴となり ねむられぬ
【作者】三橋鷹女(みつはし たかじょ)
【補足】「秋近し」も夏の季語です。

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28 : 美しき 風鈴一つ 売れにけり

さわやかな夏の俳句33選|夏の俳句が読める本3選
【俳句】「美しき 風鈴一つ 売れにけり 原 石鼎(はら せきてい)
【季語】風鈴
【意味】美しいかったあの一つの風鈴が売れていったなぁ。
【感想】島根県生まれの俳人です。高浜虚子に師事し、昭和26年(1951)65才で没されいます。 昭和の初めの田舎では、嫁入りの幸せの門出に風鈴の音色の中を嫁いでいた頃の情景と重なります。

古き、よき時代の田舎の風鈴と嫁入りの風景が思いだされる夏の俳句です。

美しき 風鈴一つ 売れにけり
【作者】原 石鼎(はら せきてい)
【補足】江戸時代末にガラス製の風鈴が流行し、以後は風鈴売りを生業(なりわい)とする者も多くなりました。風鈴の音が呼び込みになったため、他の物売りのように売り声を上げなかったといわれています。

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29 : 新婚の 新居風鈴 すでになる

【俳句】「新婚の 新居風鈴 すでになる」 及川貞(おいかわ てい)
【季語】風鈴
【意味】新婚の住まいが決まったお家には早速風鈴の音色がしています。
【感想】昭和から平成期の俳人 、平成5年94歳没されいます。

下句の「すでになる」は新居に住む前に新婦によって風鈴は吊るされたと思われます。

新婚はまだ済んでいないが、風鈴の音色は二人を祝福しているように喜びで迎える情景が浮かぶ清々しい夏の俳句です。

新婚の 新居風鈴 すでになる
【作者】及川貞(おいかわ てい)

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30 : 風鈴に 涼しき風の 姿かな

【俳句】「風鈴に涼しき風のすがたかな」 正岡子規
【季語】風鈴
【意味】風鈴には短冊が吊るされます。その短冊が微風でひらひらとそよいでいる姿が涼しく感じます。
【感想】子規は、人生の大半が自宅療養であったそうです。俳句への情熱はすごく多くの後継者を配した偉大な俳人です。

小さな自然の動作、些細な音の響き、瞬時の場面が風鈴に捉えられ清い詠嘆がある夏の俳句です。

風鈴に 涼しき風の 姿かな
【作者】正岡子規

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31 : 涼しさを 風鈴一つ そよぎけり

【俳句】「涼しさを 風鈴一つ そよぎけり」 正岡子規
【季語】風鈴
【意味】風鈴はかすかな風にも揺れ動きその小さな音色の1つに涼しさを感じさせられます。
【感想】微かな風鈴の短冊の動きでの「チリン、チリン」と清らかに鳴る響きに、夏風が涼しげに聞こえる響きがあります。

しかしながら、昨今は風鈴の音色にまで騒音の苦情があるといわれ、貴重な夏の風物が失われていくようで残念な思いがします。

涼しさを 風鈴一つ そよぎけり
【作者】正岡子規(まさおか しき)
【補足】「そよぐ」とは、「そよそよと音を立てる、わずかに揺れ動く」ことを表現する言葉です。

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32 : 万緑に なじむ風鈴 昼も夜も

【俳句】「万緑に なじむ風鈴 昼も夜も」 飯田蛇笏
【季語】風鈴
【意味】風鈴の音は昼夜をわかず広々とした草原の風に匹敵する音色があります。
【感想】山梨県生まれ1885~1962の 俳人です。山梨の山村で暮らしつつ格調の高い句を作り、大正時代に活躍しされています。

万緑とは草一面のひろ広々とした草原のことで、風鈴の持つ音色が広大な草原の清々しさを感じることができる夏の俳句です。

万緑に なじむ風鈴 昼も夜も
【作者】飯田蛇笏
【補足】「万緑(ばんりょく)」とは「一面に緑であること」を意味します。

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33 : 風鈴の 遠音きこゆる 涼しさよ

【俳句】「風鈴の 遠音きこゆる 涼しさよ」  日野草城
【季語】風鈴
【意味】遠くから聞こえてくる風鈴のかすかな音色でも涼しさを感じます。
【感想】東京生まれの俳人で、無季俳句や連作俳句の新興運動を実践された方です。俳句の特色に京都から琵琶湖方面の風情や日々の生活の風情をさりげなく、親しみやすく詠まれています。

静まり返った住宅街にあって、何処からか遠い風鈴の音色に涼しさを感じている様子が浮かぶ夏の俳句です。

風鈴の 遠音きこゆる 涼しさよ
【作者】日野草城

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初心者向けの俳句練習帳の紹介

写真の「俳句の練習帳」は、シニヤ俳句会や学校の俳句クラブ会の初心者あるいはおひとり様の俳句作成入門に最適な本をご紹介します。

「俳句の練習帳」は、ドリル式に特徴があり、三日坊主にならない俳句の導き書です。俳句作成は、今やブームの様子を呈しています。

俳句の魅力は幅が広く、奥が深く日々の暮らしや小旅行に携え活用するなどの忙しい日々の暮らしの潤滑剤的役割があります。

俳句の入門書は何冊か読みましたが、本書が一番です。
本当は俳句を文字で説明するのは限界があると思います。
だから、この本で俳句が全部理解できる訳ではありませんが、
誰かに薦めるとしたら迷わずこの本を選びます。
あとは自分で俳句を作る体験を積み重ねて
徐々に身に付いてくるものなんでしょうね。

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夏の俳句が読める本3選

夏の俳句が読める本3選は、俳句に取り組む場合の準備として知っておくに必要な推奨の本です。俳句に馴染むには季語の理解が大切です。

季語は季節の言葉で優しい語句からかなり難解な言葉が使われています。最初は優しい言葉の季語の俳句練習が一般的です。

徐々に俳句の情景が浮かびにくい季語では歳時記で調べ意味や描写のイメージを掴むために必要な本を3冊推奨しています。読む順序も紹介した順がお役に立ちます。

1 : 俳句歳時記 第五版 夏

俳句を作るには季語の理解が必要ですが、この本を読むことでそれが実感できます。「俳句歳時記第五版夏」は、初心者からベテランまで、最も定評のある角川歳時記で10年ぶりの「夏の俳句」の歳時記改訂版で、あらゆる場面の季語解説本です。

俳句歳時記 第五版 夏 (角川ソフィア文庫) 文庫 – 2018/5/25 角川書店 (編集)
5つ星のうち 4.0 1 件のカスタマーレビュー

俳句歳時記と言えば春夏秋冬で一冊ずつ×四冊と考えていましたが、購入された方の話を聞いて初めての歳時記としてはこれくらいでいいかな、と思い購入しました。しかし想像以上の一冊でした。
十分に創作意欲を刺激される季語の数や例句、俳人の代表句なども掲載されており読み物としても十分に読み応えのある一冊です。
入門編のつもりで購入しましたが一生の付き合いになる本の中の一冊となりそうです。
休日には鞄に入れて喫茶店に行きゆっくりと読むのが今の一番贅沢な時間です。
ポケットサイズにして正解だったなと思います。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E4%BF%B3%E5%8F%A5%E6%AD%B3%E6%9... |

2 : いちばんわかりやすい俳句歳時記春夏

写真の歳時記は、これからの取り組まれる方、すでに、取り組んでおられる方にご紹介の春と夏の季語解説の歳時記本です。

「一番わかりやす俳句歳時記春夏」は、春夏の季節の変わり目が多い時期にぴったりです。俳句作成のレベルアップの導き書です。

3 : 夏井いつきの「時鳥」の歳時記

夏井いつき氏の俳句解説「夏」は、「時鳥」の季語を主体にし、俳句初心者にも十分理解される解説の本です。

夏の到来を華々しく告げるのがホトトギスではないでしょうか。河原や山間では
「テッペンカケタカ」「特許許可局」のように聞こえます。大昔から詩の世界に登場し、多くの歌人に愛されています。

「夏」は美しい写真とともに、古き良き俳人、現代の市井の俳人が紹介されています。

夏の俳句をたくさん覚えよう

夏の俳句を読むことは俳句に親しむ第一歩です。夏の俳句には身近な季語が多く使われているので親しみやすいです。

夏の俳句は日々の生活に蜜着したものが多く、ありのままの生活が描写されています。そんな夏の俳句をたくさん覚えることで、楽しい夏にすることができるでしょう。

夏の俳句を多く読めば俳句の神髄が理解しやすくなります。

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