Search

検索したいワードを入力してください

2019年01月04日

写経をする5つの意味|写経の際に知っておきたいこと

昨今、若い人たちの間でも人気のある写経ですが、興味はあってもなかなか始められないという人も多いのではないでしょうか。今回は、写経の歴史から写経することの意味などを詳しくご紹介します。写経を始める前に知っておきたいこと、準備する物なども記事にしました。

写経をする5つの意味|写経の際に知っておきたいこと

写経とは

写経をする5つの意味|写経の際に知っておきたいこと
写経(しゃきょう)とは、仏教のお経を紙に書き写すことです。まだ印刷技術がなかった昔、仏教を普及させるために僧侶がお経を書き写していたもので、僧侶の修業や研究のためでもありました。

現在でも仏教の修業のためという意味でも行われていますが、昨今では字の練習や集中力をつけるなどの意味で趣味としての写経が広がりをみせています。

写経の歴史

写経は中国で始まり日本に伝わりました。中国では、六朝時代に写経が始まり、隋・唐で盛んに写経が行われていました。

614年に「法華経義疏」四巻を聖徳太子が書き写したことが日本最古とされ、写経事業として行われたのは、673年に日本の奈良県にある川原寺での一切経が最初と言われています。

印刷ができなかった時代に、仏教を普及させる意味で国立の写経所が設けられ、そこで難関を突破した写経生だけが働いていました。

写経によく使われるお経

写経をする5つの意味|写経の際に知っておきたいこと
現在、写経に使われるお経は一般的に「般若心経」です。般若心経は、浄土真宗を除くどの宗派でも一般的に読まれているお経で、日本では一番人気があります。

お経は長い物が多いですが、般若心経の文字数は300程度と短く書きやすいといったことも、写経に使われる理由でしょう。

ちなみに、浄土真宗では般若心経を禁止しているのではなく、おすすめはしていません。本願他力を説いているのでおすすめする意味がないからです。

写経は修行?

写経の目的は、仏教の普及であったとともに、僧侶の修業や研究のためでもありました。お経という仏さまの教えを写すということは、自分の心に仏さまを移すという修業でもあります。

現在では書道の一環として写経を行うこともありますが、写経をするということ自体が修業の意味があると理解してよいでしょう。

写経をする5つの意味

写経をする5つの意味|写経の際に知っておきたいこと
それでは、ここから写経をする5つの意味をご紹介します。写経をすると、どのような良いことがあるのでしょうか。意味を理解して写経をすることで、より良いことがたくさんあります。

1:教義を理解する意味

写経をすることは、教義を理解する意味があります。お経を書き写し、仏教の教えに触れ意味を理解し実践していくことが大切です。

般若心教は、観音さまがお釈迦さまの弟子の舎利子(シャーリーシー)に語り掛け教えを説いているというストーリーで成り立っています。これは、とてつもなく膨大な般若経典を市民派のお坊さんたちが短くまとめたお経です。

この世の苦しみはあの世から見れば実態のない物であるという教えが「空」です。

2:信仰を深める意味

写経は、仏さまの言葉を書き写すことで、仏教の信仰を深めるという意味もあります。歴史の長い写経ですが、現代でも私たちの心にやすらぎと平安を与えてくれるのが仏教の教えです。

今も昔も写経の心は変わっていません。

3:御供養の意味

写経は、亡くなった人の御供養の意味で行われることもあります。故人が生前に書いた手紙に写経をすることで供養になるとも言われています。

過去の例では、清和天皇(せいわてんのう)の御后(おきさき)であった藤原多美子が、天皇の生前の手紙をすき直して法華経を写経したという話の記録も残されています。

専用の写経用紙に書いた写経をお寺に納める供養の仕方もありますが、その書き方には決まりがあるので確認しましょう。

4:心身を見つめなおす意味

写経をする5つの意味|写経の際に知っておきたいこと
写経には、心身を見つめ直すといった意味もあります。忙しく世話しない現代だからこそ、心静かに自分と向き合う時間は必要です。

心が疲れた時には、神社仏閣で静かに写経をし自分を見つめ直してみることも、とても良いことです。

5:自身を成長させる意味

写経は、自身を成長させるという意味もあります。法華経(ほけきょう)でも写経をすすめる一節があり、昔から写経は仏教ではとても価値のある修業の一つです。

お経を読むことも仏教に触れ成長することができますが、お経を書くことではもっと成長することができるとされています。

般若心経を知りたいあなたにおすすめはこちら

般若心経の科学は、分かりにくい般若心経を分かりやすく科学で解読した書籍です。この本は、般若心経がよく理解できないという人におすすめです。

般若心経を写経する前に、一度読むと理解が深まります。

なかなかわかりやすい般若心教の参考書がみつからなかった。また友人にも勧められて購入。大手の本屋さんにもなかったが最後にアマゾンのお世話に、さすがアマゾンです。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R21RVAPTKIJM... |

写経の際に知っておきたいこと

写経をする5つの意味|写経の際に知っておきたいこと
ここからは、写経を始める前に知っておきたい大切なことをご紹介します。写経の場所・準備品・書き方・基本的な流れの順番にご覧ください。

準備ができたら実際に写経してみましょう。

1:写経の場所

写経をする場所は、自宅でもよいですが神社やお寺でも行うことができます。

自宅でする場合、写経は神聖なものなのですから部屋は清潔に整えましょう。机の上もきれいにかたずけます。集中できるような静かな場所が良いです。手洗いやうがいをして身を清め、仏さまに向き合う気持ちで、お香を焚くのもおすすめです。

2:写経の準備品

写経をする5つの意味|写経の際に知っておきたいこと
写経の準備品は、お手本と筆ペンと写経用紙です。筆ペン・お手本・写経用紙のセットでも販売されています。慣れてきて、本格的に毛筆で書きたい場合は、硯(すずり)・墨・筆・文鎮・下敷きを準備しましょう。

初心者は、薄く印刷されたなぞり書きできる写経セットから始めるのが良いでしょう。写経用紙は、線が入っているものや白紙のものがあるので、上達度に合わせて自分にあった用紙を使いましょう。

3:写経の書き方

写経の最後には縦書きで「為」と書き、その下に願い事の場合は「交通安全」など、供養の場合は「○○家先祖代々霊位菩提」などと書き、その下に「也」と書きます。

最後に写経した本人の住所・氏名・年月日を書きます。お寺に奉納する場合は、正式な写経用紙に毛筆で書きますが、お寺に確認された方が無難です。

4:写経の基本的な流れ

写経の基本的な流れを下記にご紹介します。

1.環境を整え手洗いうがいをして身を清めます。
2.正座して呼吸を整えます。
3.写経するお経を一度唱え合掌します。
4.心やすらかに筆を持ちます。
5.一文字一文字を丁寧にゆっくりと思いを込めて書きます。
6.願い事・住所・氏名・年月日を書きます
7.合掌して終わります。

写経の意味を正しく理解する

写経をする5つの意味|写経の際に知っておきたいこと
写経するに当たっては、写経の意味を正しく理解することが大切です。現代では、字の上達のためや脳の活性化にも効果があるとされており、カルチャーとして若い人に人気が出ています。

写経の歴史は古く、仏教の教えは奥が深いものでもあります。写経の意味を知ったら、ストレスの多い現代だからこそ、自身の成長や心の平安のためといた意味でも写経を始めてはいかがでしょうか。

Related