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2018年12月22日

お悔やみの手紙のポイント6つ|遅れて出す場合の注意点

悲しみの知らせは突然訪れることが多くあります。ご無沙汰していた方が亡くなられたと知って、動揺することもあるでしょう。しかし、そういうときこそ、失礼のない対応を心がけたいものです。今回は、いただいた訃報へのお悔やみの手紙のマナーと注意点を紹介します。

お悔やみの手紙のポイント6つ|遅れて出す場合の注意点

お悔やみの手紙を書くときのマナー

お悔やみの返事は、訃報を受けて遺族を慰め故人に思いをはせるために書きます。

お通夜または告別式に参列する場合は、お悔やみの手紙は出さなくても構いません。葬儀に参列できない、葬儀が済んでしまっているなどの場合に、参列できなかったことをお悔やみの手紙でお詫びしましょう。

理由はそれぞれあるでしょうが、事細かに説明する必要はありません。仕事で出張であったり、遠方にいて参列できないなどは、理由として書き添えても構いません。

はがきは使わず便箋1枚におさめる

お悔やみの手紙のポイント6つ|遅れて出す場合の注意点
はがきは略式の手紙とされていますので、できれば封筒と便箋を使いましょう。文面が多くの人の目に触れる可能性のあるはがきは、お悔やみの手紙にはふさわしくありません。

封筒は二重になったものは避けましょう。便箋も、2枚「重なる」と言うことを避けて、1枚に納めます。

模様や色のついていない白無地を使います。できれば、縦書きで黒いペンを使いましょう。

お悔やみの手紙のポイント6つ

お悔やみは通常の手紙ではないので、簡潔に要点だけを書きます。

たとえご無沙汰をしていたとしても、親しい友人であったとしても、ご不幸のあったことを知らせる手紙への返事ですので、余計なことは書かないように注意しましょう。

また、お悔やみの手紙ですので、守らなければならないマナーというものがあります。次の項目では、ポイントを6つ紹介します。

1:前文は省略する

拝啓や前略、時候の挨拶は省きます。もちろん結語(敬具や草々など)も必要ありません。

いきなり本題を書き出すのは違和感があるでしょうが、お悔やみの手紙では、原則書くことはありません。

「◯◯さんのご訃報を知り大変驚いております」や「このたびは◯◯様が亡くなられたとのお知らせに」などと書き出しましょう。

2:お詫びの言葉を述べる

お通夜・告別式に参列できなかったことへのお詫びを述べます。

たとえ式の通知が来ておらず、葬儀が済んでしまったお知らせを受け取ったとしても、お詫びの言葉は述べておきましょう。知らなかったのだから仕方がない、というニュアンスの言葉は避けましょう。

後日、仏前にお参りしたいという旨の一文を付け加えてもよいでしょう。

3:遺族をいたわる言葉を添える

家族ぐるみのお付き合いでも、故人のみの付き合いでも、遺族へのいたわりの言葉を添えます。

故人のみとの付き合いだけで遺族と面識がなく、お悔やみの手紙をだす場合は、突然の手紙である失礼を詫びます。

自己紹介と、故人との関係を簡単に書き添えておきましょう。家族を突然亡くされている遺族には、心のこもったいたわりの言葉をかけましょう。「がんばれ」などの言葉は、かえって逆効果になることもあります。

4:故人のエピソードを書く

生前の故人との思い出を記しましょう。ご遺族と分かち合うことができます。

前項にもありましたが、遺族が故人の交友関係をすべて把握しているとは限りません。家族ぐるみのお付き合いをしているのであれば、なおさら、共有できる思い出は、双方の慰めにもなることでしょう。

共に悲しみを乗り越えましょうという意味も込めて、お悔やみの手紙に書き添えるとよいでしょう。

5:忌み言葉を避ける

「くれぐれも」など、重なる表現は絶対に避けます。不祝儀全般に共通するマナーです。

また、ご長寿の末の大往生だったとしても「十分長生きをした」などの無神経な言葉は厳禁です。一方で、若くして亡くなられた方の伴侶に対して「まだ若いのだから再婚を」なども、余計なお世話ですし、相手の心を逆撫でするのでやめましょう。

自分本位の「良かれと思って」は大変危険です。手紙を書く前に一度よく考えてみましょう。

6:訃報の知らせを受けたら早めに送る

お悔やみの手紙のポイント6つ|遅れて出す場合の注意点
訃報を受け取った日から間を置かずに、お悔やみの手紙を出しましょう。

長期間の旅行や、仕事の出張や研修・単身赴任、また長期の療養や入院など、訃報の知らせを受け取っていても、読むことができない場合もあります。

かなり日が経ってしまっていることもあるでしょうが、知らせを読み次第、すぐにお悔やみの手紙を出します。その際に、簡潔に理由をきちんと書き添えておきましょう。

お悔やみの手紙を遅れて出すときの注意点2点

どうしても事情があってお悔やみの手紙が遅れてしまうことはあります。その時は正直に理由を述べましょう。

受け取る側にも、さまざまな事情を抱えている場合があります。返事を出したくても生活や気持ちに余裕が持てないということもあるでしょう。故意に放っておいたわけではないのですから、気後れせずにきちんと返事を出しましょう。

できるだけ早く送る

特段の事情がなければ、訃報を受けたらすぐにお悔やみの手紙を出します。

また、喪中欠礼のはがきで初めてなくなったことを知る、ということもあります。年内に受け取ったのであれば、翌年に、寒中見舞いとして出しましょう。。すでに年賀状を出した返事であれば、改めてお悔やみの手紙を出しましょう。その際は、年始の挨拶をしたことをお詫びしておきましょう。

遅れたお詫びを書く

あまりこと細かく理由を書くと言い訳と取られてしまいます。

また、自身が病気などで療養や入院している場合も、病状などをあまり詳しく書くと、かえって先方に気をつかわせてしまいます。

慶事など(結婚や出産)を理由にあげるのはあまり好ましくありませんし、お悔やみの手紙のついでに報告をするのは失礼にあたります。報告するのであれば、後日改めて機会を設けましょう。

お悔やみの手紙に香典を同封する場合の注意点4点

お悔やみの手紙に御香典を同封しても構いません。遠方であったり、お参りに行かれるのが先になるようなら郵送しましょう。

何も書かずにのし袋を同封しても、意味は通じるでしょうが、マナーとしてはよくありません。文章の後の方に一言「心ばかりの御香料を同封いたしました」や「失礼とは存じますが心ばかりのものを同封いたしました」などと添えましょう。

1:現金書留で送る

お金は必ず現金書留で郵送しましょう。間違いがあったときに補償してもらえます。

現金書留に入れる手紙も、封筒に入れて表書き・裏書きも書いておくと、誰からの手紙なのか一目でわかります。

2:のし袋の入れ方に注意する

お悔やみの手紙のポイント6つ|遅れて出す場合の注意点
のし袋の入れ方は、葬儀に参列した際に渡す時と同じようにします。

上包みの表書きの下段には、自分の名前をやや小さめに書きます。中袋の封筒の表には、金額を漢数字でたて書きにしましょう。裏面には、自分の名前と住所を忘れずに書きましょう。

記入欄があらかじめ印刷されているものもあります。その場合は、枠内に記入しましょう。

3:宗教に合わせた香典袋を使う

一般的に仏教では黒白の水引がかかったものを使います。

仏教であれば、黒白の結び切りの水引がかかった不祝儀袋を用います。神式では、できれば白い水引のものがよいでしょう。キリスト教には、水引のないものを使いましょう。

また、蓮の花が描かれていたり押し型されているものは、仏教以外では使えませんので注意しましょう。

4:表書きに注意する

郵送するのが四十九日前であれば、「御霊前」と書いても構いません。もしも日があいてしまって、四十九日を過ぎてご不幸を知った場合には、「御仏前」と書きましょう。迷ったら「御香料」としておくと無難です。

キリスト教では、カトリックは「御ミサ料」、プロテスタントは「御花料」と書きます。十字架があしらわれたのし袋があれば、そちらを使うとよいでしょう。

神式には「御玉串料」または「御榊料」と書きましょう。

訃報を受け取ったら早めにお悔やみの手紙を

事情があってやむを得ない場合以外は、なるべくはやくお悔やみの手紙を出しましょう。

突然の知らせに、なにをどう書いていいのかわからない、という気持ちも分かりますが、何はともあれ残されたご遺族の悲しみに寄り添った、お悔やみの手紙を送ることが大切です。

マナーを守ることは大切ですが、相手の気持ちを考えて、心を込めてしたためることこそが、弔事の際の一番の礼儀となります。

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