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2020年10月09日

祭主を正しく理解するポイント4つ|歴代祭主5人の功績

更新日:2020年10月09日

「祭主」という言葉をご存知でしょうか。祭主は、伊勢神宮のみで使われる役職名ですが、祭主が誰であるか、どのような役割をもった役職なのかを知っている、という人は多くはないでしょう。本記事では、祭主の役割や歴代の祭主を務めた方についてご紹介します。

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祭主とは

「祭主」という言葉を見たり聞いたりしたことがありますか。文字通りの意味として、お祭りの興行主だと勘違いすることのないように、きちんと言葉の意味と使い方を覚えておきましょう。

祭主は、「さいしゅ」とも「まつりのつかさ」とも読む、伊勢神宮にのみ置かれている神職の役職のことです。

宗教法人の「規則」により、祭主は「勅旨を奉じて定める」ことされています。第二次世界大戦後の祭主は、女性の元皇族が就任しています。

祭主の意義と目的

古来、祭主は伊勢神宮の神官の長官でした。都に居住して神宮関係の行政に従事していました。

中臣鎌足(後の藤原鎌足)の父・中臣御食子が祭官となったのが初代とされており、その後、祭官を改め祭主と称することになりました。明治以前までは、代々中臣氏が任命されていました。

伊勢神宮の祈年祭・両月次祭・神嘗祭の4度の大祭に、奉幣使として祝詞を奏上して、天皇の意思を祭神に伝えることを役目とする役職です。

祭主と斎主の違いとは

祭主と斎主では読み方も一緒で、混同しがちですが、斎主は神式の儀式を執り行う中心になる神官のことです。祭主は伊勢神宮に限る役職ですが、斎主は一般的な役割です。

近年は、祭主を皇族出身の女性が務めていることから、「斎宮」と混同して捉えている人も少なくありません。斎宮は、神宮に仕えた未婚の皇族女性のことですが、その役職は南北朝時代に終焉を迎えています。

祭主を正しく理解するポイント4つ

祭主とは、神道の役職であり、しかも伊勢神宮にのみ置かれている役職ということで、神道ではない人々にとっては、全く馴染みのない役職です。

神道の役職であるという説明を受けても、神道の中で神官たちがどのようなことをしているのか、知っている人は多くはないでしょう。

ここでは、神道における祭主の存在について、由来や役割などを詳しくご紹介していきます。

1:祭主の由来・語源

古代では、祭主にあたる役職は令外官のひとつでした。神祇官に属し、伊勢神宮の神官の長官でした。当初は祭主とは呼ばれておらず、祭官と呼んでいました。

祭官は中央官であり、都に住み、神宮関係の行政に従事していた人です。推古天皇の時代に、中臣鎌足の父である御食子が祭官となったのが初代とされています。

天武天皇の時代に、祭官を改め祭主と呼ばれるようになったとされています。

2:祭主の選任方法

明治時代までは、祭主という役職は中臣氏が代々任命される世襲制でした。明治以降の近代、社家の世襲が廃止されたため、華族が神宮祭主に任命されるようになりました。

その後、皇族か公爵という身分の者を任じる親任官となり、神宮司庁官制で法制化されました。

戦後は、日本国憲法の政教分離に則り、祭主の選任・任命も国家の手を離れ、祭主は「勅旨を奉じて定める」こととされています。現在は、女性の元皇族が就任しています。

3:祭主の役割とは

祭主は、伊勢神宮の祈年祭・両月次祭・神嘗祭という4度の大祭に、奉幣使として祝詞を奏上します。天皇の意思を、祭神に伝えることが役割の主だった内容といえます。

戦前、祭主が国家機関のひとつだったころは、式年遷宮で造神宮使・奉遷使を務めるのが、祭主の役割とされていました。
 
2013年の伊勢神宮式年遷宮に際し、2012年には黒田清子さんが祭主に就任しています。

4:斎主とは

神式葬儀などの儀式にあたって、その中心になる神官のことを斎主(さいしゅ)と呼びます。具体的に斎主とされるのは、仏教の導師、カトリックでの神父、プロテスタントでの牧師のことです。

進行役のことは斎員と呼ばれます。神式では、通夜を「通夜祭」、葬儀を「神葬祭」と呼びます。どちらも神社で行うのではなく、自宅や斎場で行われます。通夜祭と神葬祭の間に、神式では「遷霊祭」という儀礼が行われます。

1:斎主一拝とは

斎主一拝とは、神事の祭典の式次第に含まれる儀式です。斎主が神前に向かって、一拝する儀式のことをいいます。斎主が宮司である場合には、宮司一拝と呼ぶこともあります。

祭典の始めには、祭典に臨む神職と参列者をお祓いする儀式があります。その直後に、斎主一拝が行われることが多く、祭典の最後にも斎主一拝があります。斎主一拝は、斎主の動きに合わせて全員で一拝します

2:斎主神とは

斎主神とは、日本神話に登場する「経津主神(ふつぬしのかみ)」が、斎主神(いわいぬしのかみ)とも呼ばれており、この神様のことと考えられます。

斎主神は、香取神社の御祭神であり、「香取さま」とも呼ばれています。香取神社の御祭神は、戦いや刀剣に関係している神様です。

経津主神は、斎主となって天津神と国津神を祀ったことから、斎主神という名を持つようになりました。

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歴代の祭主5人の功績

ここでは、過去に祭主を務めた5人の祭主としての功績についてご紹介します。祭主という神道の役職自体があまり知られておらず、当然、その祭主を務めた人が残した功績についても知っている人は多くはありません。

まずは、どのような人が祭主を務めてきたのかについて確認してみましょう。

1:梨本宮守正王

梨本宮守正王(なしもとのみや もりまさおう)は、かつて陸軍の軍人であった人で、今上天皇の大叔父にあたる人です。

第二次世界大戦中の1943年に伊勢神宮祭主に就任し、1945年には皇典講究所の総裁に就任しました。

敗戦後、神宮祭主であったことから国家神道の主体的な頭目とみなされ、皇族としてただ1人A級戦犯容疑者に指定されました。半年後に不起訴で釈放されています。

2:北白川房子(明治天皇皇女)

成久王妃・房子内親王は日本の皇族で、北白川宮成久王の妃です。明治天皇の第七皇女で今上天皇の大叔母にあたります。戦後の1947年に女性初の神宮祭主となった方で、神社本庁総裁も務めました。

3:鷹司和子(昭和天皇皇女)

鷹司和子は、昭和天皇の第三皇女で、今上天皇の姉にあたる方です。皇室典範制定以降、天皇の皇女として皇族以外に初めて嫁いだ方でもあります。

和子さんは1974年10月、伊勢神宮祭主に就任しましたが、のちに乳がんと診断され、闘病生活を続けた結果、平成元年5月、心不全のため59歳の若さで亡くなっています。

4:池田厚子(昭和天皇皇女)

池田 厚子は、今上天皇の姉にあたる方です。1988年から2017年まで、伊勢神宮祭主を務めました。

姉の鷹司和子の退任を受け、1988年に伊勢神宮祭主に就任しました。2017年6月19日付で伊勢神宮祭主を退任し、このとき、神宮祭主には黒田清子が就任したことが公表されました。

5:黒田清子(今上天皇皇女)

黒田 清子は、今上天皇の第1皇女です。皇族時代は紀宮清子内親王と呼ばれていました。「紀宮(のりのみや)」という呼び名も記憶に新しいでしょう。

2012年4月26日、伊勢神宮の式年遷宮に際し、臨時祭主として就任しました。伯母にあたる当時の祭主・池田厚子を補佐し、2013年10月に行われた「第62回神宮式年遷宮」などの神事を司りました。

2017年に池田厚子の祭主退任を受け、伊勢神宮祭主に就任しました。

祭主について正しく理解しましょう

伊勢神宮のみで神官の役職として存在する「祭主」は、どのような役職であるのか想像もしづらく、理解できている人は多くはありません。

神道について、その役職まできちんと理解できている人は多くありませんが、せめて神社に詣でるときに必要となる知識くらいは身に付けておきましょう。

祭主は、伊勢神宮に特化した役職なので、伊勢神宮に詣でる際は、その存在をきちんと理解してから参拝に出かけるようにしましょう。
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初回公開日:2018年12月27日

記載されている内容は2018年12月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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