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2020年10月09日

密教とは何かをわかりやすく説明!密教の教えの特徴6つ

更新日:2020年10月09日

仏教の教えの中に密教があり、日本では真言宗が密教です。日蓮宗なら「何妙法蓮華経」、浄土宗なら「南無阿弥陀仏」と唱え、禅宗なら座禅を組んで瞑想するなど分かりやすいですが、密教ではそのような特色はありません。密教とはどのような教えなのでしょうか。

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密教とは

密教とは古代インドでヒンズー教の勢いに押された仏教が、ヒンズー教の教えを採り入れることで仏教の再興を図るために誕生した仏教の一派です。そのため他の宗派に比べ呪術的な要素が強く、加持祈祷により祝福や守護など現世御利益を叶えるといった側面があります。

また、密教の密は「秘密」の意味があるように、その教えは仏典などで誰もが閲覧できるものではなく、修行を経た一部の者だけに口伝するという特徴があります。

大乗仏教の一派

密教は大乗仏教の一派です。仏教には信者が一切衆生の救済を目的として出家する大乗仏教と、信者が個人の解脱を目的に修行を積む上座部仏教があります。

密教は出家者が過酷な修行を行い解脱を目指しますが、最終的には一切衆生を救済する法力を身に付けることを目的としています。そのため、密教は大乗仏教の一派に見なされます。

様々な国を経て日本に伝わった

密教は古代インドで生まれましたが、ヒンズー教との争いに敗れてしまいます。その教えはチベットに伝えられ、現地の宗教と結びついたチベット密教が誕生します。その後、3世紀ごろに徐々に中国にその教えの一部が伝わるようになり、唐の時代に本格的な密教が中国で行われるようになりました。また、唐以前の密教も雑密という形で日本に伝来しています。

後期チベット密教はその後、ラマ教としてモンゴルや満州などにも伝播します。

日本における密教の成り立ち

密教はインドで生まれ、チベットに逃れ、シルクロードを通じて中国にもたらされました。そして密教の一部が雑密という形で日本に伝えられ、山岳信仰である修験道などで実践されていました。しかし、本格的な密教が日本で始まるのは弘法大師として知られる空海が唐の密教を請来してからです。ここでは日本における密教の成り立ちについてお話します。

日本に伝えたのは空海

空海は若い頃、修験道を通じ雑密に触れていたと考えられています。出家後留学僧として唐に渡り、密教の大家で皇帝から師と崇められていた恵果の元で修業を行います。そして僅か2年という短期間で密教の奥義を授かり日本に帰国します。

空海は留学期間を守らなかったため帰国後一時期入京を許されませんでした。しかし嵯峨天皇が即位すると、密教の奥義を請来したため高野山を与えられ布教の拠点としました。

真言密教を広めた

空海は高野山に真言密教を開きました。空海は密教と共に中国の土木技術や医学などの最新知識を身に付けて帰国していました。空海や弟子たちは真言密教の布教のため全国を行脚し、各地で加持祈祷と共に土木建築や医療活動を行います。

科学知識の乏しい当時の人からすると、祈祷後に行われた土木建築や医療は目覚ましい効果がり、真言密教の御利益と信じるに足るものでした。こうして真言密教は民衆の支持を得ます。

真言宗との繋がり

真言宗とは真言密教の開祖である空海の教えを受け継ぐ宗派を言います。真言宗は空海入定後、弟子たちやその継承者たちの間で争いが起こり数多くの分派が生まれました。ただし真言宗のどの宗派も真言宗は空海を開祖とし、大日如来をご本尊としています。

密教の教えの特徴6つ

密教では信者が日蓮宗や浄土宗お題目や念仏を唱えたり、禅宗のように座禅を組んで瞑想に耽ったりという実践的な修行をするのをあまり見ません。また各宗派が基本経典と呼ばれるものを信者が読んだり暗証したりすることを勧めますが、密教ではそのようなことは見たり聞きたりしません。そのため、密教がどんな教えなのかよく分かりません。

ここでは密教の教えにどのような特徴があるのか詳しく解説します。

1:神秘的な部分が多い教義

他の宗派が理論を重んじるのに対し、密教では神秘主義的な実践を重んじる傾向があります。それは密教がヒンズー教の神秘主義を内包しているためで、他の仏教の宗派に比べその教義も神秘的な要素が多くあります。

密教では護摩を焚き、加持祈祷を行うことで厄を払ったり、信者の願い事が叶うように祈ったりします。また修行では阿字観という瞑想を行ったり、曼荼羅や法具を使い修行者が菩薩になる灌頂なる儀式を行ったりします。

2:即身成仏の教え

他の仏教では人は輪廻転生を繰り返し、その間長い修行の果てに仏になるとされています。一方密教では、修行者はこの世で肉体を持ったまま悟りを開き仏になることを重視します。これを「即身成仏」と言います。そして仏とは大日如来を指します。

密教では大日如来は全宇宙の中心となる仏で、全ての叡智を備えた存在です。全ての仏は大日如来の化身とされ、修行を通じ大日如来と一体化することで悟りが開くことができます。

3:経典

密教の根本経典は『大日経』と『金剛頂経』です。『大日経』の正式名は『大毘盧遮那成仏神変加持経』で、大日如来と金剛薩埵の対話形式で密教の儀式の実相を解きます。一方で『金剛頂経』は正式名を『金剛頂一切如来真実摂大乗現証大教王経』と言い、即身成仏の原理を解きます。

『大日経』と『金剛頂経』は密教で重視する両界曼荼羅の典拠となる経典で、『大日経』が胎蔵界曼荼羅、『金剛頂経』が金剛界曼荼羅の原理を表します。

4:法身説法

密教では仏となったものが肉体を持ったまま説法を行うことができるとされています。ここで言う法身とは大日如来のことです。修行の果てに即身成仏を実現した僧侶は既に大日如来と一体化し、人を超越した存在なので説法を行うことができるという教義です。一方、理論を重視する仏教の他の宗派では、法身説法はあり得ないこととされています。

5:六大無碍

六大とは、地大・水大・火大・風大・空大・識大を指し、この世に存在する物質と精神を表した教えです。地・水・火・風・空は仏教でこの世を構成する五大元素とされ、密教ではこの元素に大日如来の力が宿るとされます。また、識とは精神で大日如来の智慧を指します。密教では物体も精神も大日如来に帰すとされるので、これを悟ると即身成仏ができるとされます。

6: 三密

三密とは、身密・口密・意密のことを言い、即身成仏を実現するための修行です。身密は印相結んで禅を組んで心身を静寂に置く修行、口密は真言を唱える行為、意密は阿字観と呼ばれ心に大日如来を念じる行為です。修行者はこれらの行為を通じて大日如来と一体化することで、即身成仏を成し遂げることができるとされえています。

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仏教との違い

密教と他の仏教の宗派の教えは根本的に大きく異なります。通常、他の仏教では釈迦が説いた「無」の境地を論理的に捉えたり、個人の救済を他の仏にゆだねたりします。そのため、これらの仏教を顕教と言います。一方、密教は現世で成仏することを目指す教えです。密教の成仏と密教の成仏にどのような違いがあるのでしょうか。

成仏に対する考え方

密教での成仏とは、この世で悟りを開き大日如来と同体になることを言います。一方で他の仏教の宗派では仏になるのはこの世ではなくあの世であり、この世で肉体を保持したまま仏になることはありません。また仏と言っても大日如来ではなく、悟りを開いて解脱を実現した他の存在である仏を指します。

密教は秘められた仏の世界を垣間見る宗派

密教は全宇宙の叡智の宿し中心的な存在の大日如来と一体化することで成仏を目指す仏教の宗派です。大日如来と一体化すると、この世の全てをその法力で動かすことができるため、一切衆生を救済できます。そのため加持祈祷など神秘的な修行が数多く存在します。

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初回公開日:2018年12月26日

記載されている内容は2018年12月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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