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2019年01月24日

比叡山延暦寺周辺のランチ|人気グルメとおすすめスポット9店

比叡山延暦寺には多くの観光スポットがあって、エリアも広いので途中でランチも必要になります。せっかくなので美味しいランチを楽しみたいところです。比叡山延暦寺周辺の人気グルメとおすすめのお店を、延暦寺の観光スポットとともに紹介します。

比叡山延暦寺周辺のランチ|人気グルメとおすすめスポット9店

比叡山延暦寺とは

比叡山延暦寺周辺のランチ|人気グルメとおすすめスポット9店
比叡山延暦寺と言いますが、実は「延暦寺」というお寺はありません。比叡山の山上から東麓にかけての区域にある約150の堂塔の総称を「延暦寺」と呼んでいます。

奈良時代の788年に、当時19歳の最澄が薬師如来を本尊とする草庵を建てたのが始まりです。延暦寺は天台宗総本山で、法然(浄土宗)や栄西(臨済宗)、道元(曹洞宗)、親鸞(浄土真宗)、日蓮(日蓮宗)などの仏教を支えた開祖たちがここから輩出されています。

ユネスコ世界文化遺産に登録

比叡山延暦寺は、1994年に古都京都の文化財17件のなかの一地域としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。世界文化遺産登録として、日本では2018年の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」まで、18件が登録されています。

古都京都の登録理由は、8世紀から17世紀の間の建築と庭園設計の進化の中心地で、19世紀以降世界の他の地域に意義深い影響を与えた日本の物質文化の最高の表現、とされています。

比叡山延暦寺周辺で食べておきたい人気グルメ

比叡山延暦寺周辺のランチ|人気グルメとおすすめスポット9店
比叡山延暦寺の周辺には観光スポットだけでなく、この地域がはぐくんだ素晴らしい食材を使った人気グルメがたくさんあります。比叡山を巡りながらランチや休憩時に美味しい食材による逸品を楽しみましょう。

比叡山延暦寺に伝わる料理は精進料理が主体で、比叡山そばや比叡ゆばなどが有名ですが、近隣の近江牛を使ったステーキや肉料理も絶品です。比叡山の堂塔などを巡りつつ、美味しいグルメを堪能する旅をするのも良いでしょう。

比叡山そば

比叡山そばは、古来から比叡山の山上の食べ物が不自由なところで御所からの来賓などをもてなすために、そば職人が山上に仕出しのためにつかえて提供していたのが由来と言われています。

また、延暦寺での断食などの厳しい修行を終えた僧が、弱った身体を慣らすためにそばがよく食べられました。現在、門前町の坂本にある老舗のそば屋は約300年の歴史があり、比叡山の山中に支店を出し、ランチとして比叡山そばを提供しています。

近江牛

近江牛は、滋賀県内で肥育された黒毛和種で、松坂牛、神戸牛と並んで日本三大和牛の一つに称されています。近江牛には約400年の歴史があり、豊臣秀吉の軍が戦意向上のために近江牛を振る舞ったという史実もあります。

松坂牛などに比べ低価格ですが、肉質はきめ細かく脂が甘くて口の中でとろけると、特にプロの料理人に高い評価を受けています。比叡山周辺にも、ランチを中心にして近江牛を楽しめるお店が点在しています。

比叡山延暦寺周辺のおすすめランチスポット

比叡山延暦寺周辺には、美味しい比叡山そばや近江牛などが食べられるおすすめのランチスポットがたくさんあります。延暦寺の堂塔を参拝しながら、少し疲れた体を美味しい料理で休めるのも良いでしょう。

ランチだけでなく、参拝が終わった後に琵琶湖の湖畔などで、素晴らしい夕暮れの景色のなかで高級ディナーなどを味わうのも良い想い出になります。京都側に降りれば、参拝の疲れを癒やしてくれるスポットもたくさんあります。

1:鶴喜そば比叡山店

鶴喜そば比叡山店は、延暦寺の総本堂の根本中堂前の休憩所の地下にあります。大講堂店と和労堂店があり、比叡山の山上では数少ないランチ場所になります。門前町、坂本にある鶴喜そばの支店です。

券売機で食券を購入するセルフサービス式の軽食コーナーというスタイルです。温かい比叡山そばは730円で、他にきつねやわかめ、天ぷら、山かけそばなどがあります。山上のロケーションのなかで、疲れを癒すそば処と言えるでしょう。

2:本家 鶴㐂そば

本家鶴㐂そばは、鶴喜そば比叡山店の本店にあたり、門前町の坂本でおよそ三百年続く老舗のそば店です。そば作りは、その日の気候で最適の配分をし、そば粉8割、小麦粉2割が基本で、だしには、さばや鰹の厚削りの他、1年以上寝かせた利尻昆布を使用しています。

最近のランチでの人気は、海老天、生湯葉と生麩、大根おろしを乗せたおそばセットの新名物「近江結味そば」で、休日のランチ時には長い行列ができる人気店です。

3:休歩処拾穂庵

休歩処拾穂庵は、比叡山延暦寺の門前町、大津市坂本にあるぜんざいや、抹茶、釜めしなどが楽しめるお店です。11時からのランチタイム営業で、ご主人一人で切り盛りしているお店なので予約がおすすめです。

江戸時代に建てられた日吉大社の社家を利用した店舗で、手入れの行き届いた庭園を眺めながら贅沢な時を過ごすことができます。釜めしは炊きあがるのに30分を要し、ファストフードにはないゆったりとした食事が楽しめます。

4:宿坊比叡山延暦寺会館

宿坊比叡山延暦寺会館は、延暦寺東塔近くにある観光ホテルで精進料理が楽しめます。自然の素材の美味しさを最大限引出した精進料理で、修行僧などが食べるものよりははるかに豪華な食事です。

季節によりメニューが変わりますが、「比叡御膳」がランチセットとしておすすめです。予約不要の当日限定食もありますが、人気がありますので予約することをおすすめします。大きな窓からは琵琶湖の美しい景色が一望できるスポットです。

5:びわ湖花街道

びわ湖花街道は大津市雄琴温泉のホテルで、日帰りプランを利用しての近江牛ランチがおすすめです。ランチの近江牛会席「もえぎ」(6,000円)は、月替わり会席と近江牛水晶プレート焼きのコースです。厳選された上質の近江牛は、弾力のある食感で絶品です。

午前中に延暦寺観光を済ませて、昼過ぎから近江牛ランチと温泉でゆったりとして、琵琶湖の景観を楽しむのも良いでしょう。

6:れすとらん松喜屋本店

れすとらん松喜屋本店は、1883年に創業され近江牛を全国的に広めた名店です。ランチメニューには100gで1万円近くする「松喜屋御膳」や「近江御膳」の他、数千円で楽しめる「焼肉重」や「ハンバーグ膳」などもあります。

ステーキカウンターで目の前で焼いてくれる「近江牛ランチ」は肉質などで4つのコースがあり、予算に応じて臨場感たっぷりの食事が楽しめます。1階には近江牛の販売店があって、おみやげにも最適です。

7:比叡山峰道レストラン

比叡山峰道レストランは、奥比叡ドライブウエイの西塔近くにある展望レストランで、滋賀、琵琶湖の絶景を見ながらランチを楽しむことができます。比叡山延暦寺周辺の観光途中のランチには絶好のロケーションです。

食材はこの地ならではのものが吟味され、近江牛や精進料理風のものなどバラエティのあるメニューです。精進料理風の比叡そば定食や平和丼、近江牛を使った近江定食やカレー、塩ラーメンなどがおすすめです。

8:八瀬 縹(はなだ)

八瀬の縹(はなだ)は、比叡山への京都側の登り口、叡電八瀬比叡山口駅から徒歩5分のところにある鯖寿司の専門店です。比叡山延暦寺周辺のランチ処は滋賀県側に片寄りがちですが、八瀬の周辺にもランチを楽しめるお店はたくさんあります。

300年以上の歴史をもつ生け花山階御流の家元の家で、奥様が鯖街道沿いという場所で好きな鯖寿司を提供したことから始まります。金土日の昼間のみの営業なので注意が必要です。

9:アンティーミーバーガー

アンティーミーバーガーは、2003年に滋賀県大津市で創業された老舗のハンバーガー店です。注文が入ってから焼き上げる国産和牛100%使用のパティが人気です。そばや近江牛ではなく、アメリカンスタイルのランチを楽しむのも良いでしょう。

人気メニューのプレミアムパイナップルチーズバーガーは、肉汁たっぷりのビーフパティが柔らかく、溶けたチーズにパイナップルの酸味と甘みが絶品の一品で、ランチには最適でしょう。

比叡ゆばで美味しいランチを

日本に最初にゆばが伝来したのは、最澄が中国から比叡山に持ち帰った時とされています。肉食が禁じられ厳しい修行に励む僧侶にとって、ゆばは貴重な滋養食、蛋白源でした。比叡ゆばは、比叡そばや近江牛とともに延暦寺周辺の地元食材の代表です。

この書籍では、比叡ゆばを使ったさまざまな料理のレシピとエッセイを紹介しています。家庭でも、この書籍を参考にして、ランチなどで美味しいゆばを楽しんでみてはいかがでしょうか。

比叡山延暦寺の見どころ

比叡山延暦寺は、京都から滋賀県にかけて約150の堂塔が点在し、風光明美な景観もあわせて見どころもたくさんあります。東塔と西塔、横川エリアの3つのエリアに大きく分かれています。

車も便利ですが、京都の八瀬区域からのケーブルとロープウエイを乗り継ぐコースや琵琶湖側の坂本からケーブルで入る方法があります。全て回ろうとすると1日がかりになりますが、ランチを楽しみながら部分的に観光するのも良いでしょう。

東塔エリア

東塔(とうどう)エリアは最澄が延暦寺を開いた場所で、本堂にあたる根本中堂を中心にした区域です。総本堂根本中堂の他、各宗各派の宗祖を祀っている大講堂や先祖回向のお堂である阿弥陀堂など重要な堂塔が集まっています。

東塔地域には、延暦寺バスセンターがあって、比叡山山頂や西塔、横川地域へのシャトルバスや京都市内行きの路線バスなどが利用できます。ランチには延暦寺会館や鶴喜そば比叡山店が便利です。

1:根本中堂

延暦寺の東塔・西塔・横川には、それぞれ中心になる仏堂があり「中堂」と呼んでいますが、東塔の根本中堂はその最大の仏堂で延暦寺の総本堂になります。最澄が788年に創建した一乗止観院が元になっていて、本尊は薬師如来です。

現在の建物は徳川家光公の命で1642年に竣工されたもので国宝に指定されていて、本尊の前には、1200年間灯り続けている「不滅の法灯」が安置されています。

2:大講堂

大講堂は根本中堂と同じ東塔の中にあり、経典の講義が行われる学問修行の道場になっています。山麓の坂本にあった讃仏堂を1964年に移築したもので、重要文化財に指定されています。

本尊は大日如来で、その左右には比叡山延暦寺で修行した法然や栄西、道元、親鸞、日蓮などの各宗派の宗祖の木像などが祀られています。比叡山延暦寺が、日本仏教の母山と仰がれるのも納得できるそうそうたる顔触れです。

3:阿弥陀堂

阿弥陀堂は、1937年に比叡山開創法要を記念して建てられた檀信徒の先祖回向の道場です。全国の檀信徒や有縁の各家の先祖をまつり、念仏回向が日々行われています。

本尊の阿弥陀如来を祀る内部は広々していて、天井廻りの部材には平安後期から鎌倉中期頃の様式である極彩色が施してあって、見事な美しさです。

お堂の前には砂利の下に水がめが逆さに埋められた水琴窟があり、水滴が落ちる時の美しい響きを聞くことができます。

西塔エリア

西塔(さいとう)エリアは東塔から北へ1kmほどのところで、本堂となる転法輪堂を中心とする区域です。東塔エリアからはシャトルバスで5分、徒歩で20分ほどです。

転法輪堂の他、最澄上人の御廟所である浄土院や弁慶がお堂をつなぐ廊下をかついだと言われるにない堂、一般の人の研修道場である居士林などがあります。

ランチは東塔エリアで済ませるか、奥比叡ドライブウエイの比叡山峰道レストランを利用するのが良いでしょう。

4:転法輪堂

転法輪堂は西塔の本堂にあたり、釈迦堂と呼ばれています。比叡山は信長によりほとんどを焼かれてしまいましたが、転法輪堂はその後1595年に秀吉が三井寺の金堂を西塔に移築して再建したお堂です。

延暦寺に現存する建築では最古のもので国の重要文化財に指定されています。本尊は、最澄自作の釈迦牟迩如来立像で、釈迦堂の名前もこれに由来しています。

5:浄土院

浄土院は、伝教大師最澄の御廟所で、比叡山の中でも特に清浄な場所と崇められている所です。東塔地域と西塔地域の境目に位置しますが、所属は東塔地域になります。

浄土院も信長の比叡山焼打ちで焼失していますが、その後1661年に再建されたものと推測されています。最澄の御廟なので、現在も12年籠山の僧が毎日午前3時半に起床し午後9時に就床するまで、生身の大師に仕えるごとく奉仕しています。

横川エリア

横川(よかわ)エリアは本堂にあたる横川中堂を中心とする区域です。西塔から北へ4kmほどのところで、西塔地域からシャトルバスで10分、東塔地域からはシャトルバスで15分、徒歩では東海道自然歩道で2時間弱かかります。

横川中堂の他、おみくじ発祥の地とされる四季講堂や恵心堂などがあります。ランチは横川エリアにはお店がないので、西塔エリアとの間にある比叡山峰道レストランを利用するのが良いでしょう。

6:横川中堂

横川中堂は横川の本堂にあたり、舞台造りで全体的に船が浮かんでいる姿に見えるのが特徴です。遣唐使船がモデルとも言われています。本尊として慈覚大師作と伝えられる聖観音菩薩が祀られています。

横川中堂には、「相手の策略に陥る」の意味を持つ「手に乗る」という言葉の由来になった伝説があります。慈恵大師が悪い大蛇を謎かけで小さな蛇にしてしまい退治したという話です。そんな遠い昔の話に想いをはせるのも良いでしょう。

7:四季講堂

四季講堂は、967年、村上天皇の勅命によって四季に法華経が論義されたことからこの名で呼ばれています。慈恵大師・良源(元三大師)の住居跡と伝えられることから元三大師堂とも呼ばれます。

入母屋造、銅板葺きで正面に一間の唐破風造の向拝がついていて、江戸初期の建築です。また、元三慈恵大師良源は現代のおみくじの形を考え出した人なので、この四季講堂、元三大師堂がおみくじ発祥の地になっています。

比叡山延暦寺を観光してランチを楽しもう

比叡山延暦寺には、約150もの塔堂があって観光スポットはいっぱいで、その周辺には美味しいランチが楽しめるお店が点在しています。観光エリアが広いので、1日十分な時間をとって、ランチもゆっくり楽しめるような行程をおすすめします。

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