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2019年01月24日

葬式でのふくさの5つのマナー|不祝儀袋の表書きの書き方

ふくさとは、葬式の香典袋や結婚式の祝儀袋を包むための、絹や縮緬でできた四角い布のことです。葬式と結婚式に使えるふくさには色の違いがあります。そして、簡易なふくさには金封ふくさがありますが、多額のお金を包むときには爪付きふくさや、台付きふくさを使うようにします。

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ふくさとは

ふくさとは、絹や縮緬のような柔らかい絹の生地を一重や表裏二重にして、無地や柄の刺繍を施しています。ふくさは物を包むことや、贈答品の上に掛けて使われます。

このように方形の葬式他の儀礼につかう絹布製品のことですが、茶道で茶道具を拭い清めることに使うことや、茶わん他の器物を取り扱うのに使われます。

ふくさの大きさは、おおむね縦9寸で横9寸5分であって、絹の布には糊を引かないので柔らかい絹布になっています。

金品などを包む小さな布

葬式でのふくさの5つのマナー|不祝儀袋の表書きの書き方
ふくさは、おもに冠婚葬祭のときに熨斗袋を包む使い方になっています。もともとは金品ほかを包む布としての使われ方でしたが、包装としての実用性だけでなく、熨斗袋の水引をくずすことや袋が皺になることを防ぐことができますので、心遣いがこめられます。

ふくさで包むと、先方の心中や祭礼を重んじ、喜びや悲しみの気持ちを伝えることができます。熨斗袋にお祝いを入れたうえに、ふくさで包むことでより礼儀正しくなります。

語源

ふくさという名前の語源は、「ふくさめる」と言う言葉からきています。「ふくさめる」の意味には、硬いものの対義語で「柔らかい、ふっくらした」の意味を持っています。

もともとふくさは、貴重品を入れた箱のうえにほこり除けとしてかけられていた布でしたが、贈答品を運ぶときに、外部での日除けやほこり除けとして用いられるようになってきました。そして、慶弔行事の金品贈答のときの儀式用品として使われるようになりました。

葬式でのふくさのマナー

葬式でのふくさの5つのマナー|不祝儀袋の表書きの書き方
葬式でのふくさのマナーは、葬式の際に香典をお渡しする時にはふくさで包んでお持ちして、そこから出して熨斗袋を渡すのが正式なマナーになっています。そして、使うふくさには色々な種類や色があるので、葬式の用途に合わせて選ぶ必要があります。

使う際には葬式に向いた色のふくさを使うのがマナーですし、ふくさの種類も、金封ふくさ、爪付きふくさ、そして台付きふくさがありますので、葬式で包む金額他によって使い分けます。

1:色

葬式でのふくさの5つのマナー|不祝儀袋の表書きの書き方
ふくさの色は多種類あって、葬式と結婚式どちらにも使える共通している色は紫になっています。葬式と結婚式のどちらにも使えて便利なために、紫のふくさ1枚だけ持っている方が多くなっています。

しかし、ふくさの色によって葬式では紺、深緑、灰緑、緑、うぐいす、灰青、グレー、紫が用いられ、結婚式では赤、オレンジ、ふじ、桃、えんじ、金、ローズ、紫が用いられます。香典袋をふくさで包み、色にも気を付けるのがマナーです。

弔辞では寒色系を選ぶ

香典はふくさに包んで持ち歩くのが正式なマナーですが、葬式では寒色系のふくさを使うのもマナーになっています。葬式などの弔事と、結婚式などの慶事では、使うふくさの色は異なっています。

葬式は寒色系のふくさを使い、結婚式は暖色系のふくさを使いますが、お悔やみとお祝いの気持ちをそれぞれの色で表していることになります。紫色のふくさは葬式、慶事の両方に使用できますが、できれば両方をそろえて所有してください。

柄の入ったものはNG

葬式など弔事の場合は、マナーとして無地のふくさを使います。これは、柄や刺繍の入ったものは、逆向きに熨斗袋を包むことができないためで葬式の際には避けた方が良いです。葬式の時は色が暗い色でも、柄の入ったものは避けるようにしますが、例外として家紋の柄が入ったものは葬式で使うことができます。

慶事のときには、花柄など可愛いものもありますし、桜や鶴などおめでたい絵柄の物は、結婚式などに使うことができます。

2:金額

葬式でのふくさの5つのマナー|不祝儀袋の表書きの書き方
弔事である葬式の際には、不祝儀袋にお金を包みますが、場合により包む金額が変わってきますので不祝儀古炉も変えた方が良いです。額が少ないのに不祝儀袋が立派だと恥ずかしい思いをしてしまいますので、5千円までなら印刷された封筒タイプの不祝儀袋が良いです。

一万円を包むのなら黒白または双銀の水引がついたものがおすすめで、さらに三万円以上の金額を包むのであれば双銀の水引の高級和紙で作られた香典袋がおすすめです。

金額によってふくさの種類を変える

包む金額によって不祝儀袋を変えますが、不祝儀袋を持ち運ぶときのふくさも金額によって種類を変えることがおすすめです。一万円から三万円の場合は金封ふくさという、金封を入れやすいように袋状になったふくさを利用します。

さらに、三万円以上を包む際に使われるのが、爪がついている四角い布状の爪付ふくさや、台付きふくさになります。爪付きふくさは最も利用されることが多くなっていて、ひとつは用意しておくと良いです。

3:包み方

葬式でのふくさの5つのマナー|不祝儀袋の表書きの書き方
熨斗袋はふくさで包んで持ち運ぶのがマナーですが、弔事と慶事で包み方が変わってきます。まず、弔事での不祝儀袋の包み方 は、不祝儀袋をふくさの中心より少し右の方へ寄せておき、先に右側を中に折り込んでから下側をたたみます。

次に、上側をたたんでから、左側を折って裏へ折り返していくことで左が前になっています。このように、熨斗袋を包む場合は葬式などの弔事には左前に包み、結婚式などの慶事には右前に包みます。

金封ふくさの場合

ふくさにはいくつか種類がありますが、金封ふくさは熨斗袋を包みやすいように袋状になっています。金封ふくさは扱いとしては、略式のふくさであって包む金額が3万円以下の場合に使われます。

金封ふくさでの弔事の場合の不祝儀袋の包み方は、左開きになるように開いて、表書きが読める方向に不祝儀袋を入れます。

注意としては右開きに開いてはいけないことです。右開きは慶事の包み方になるので絶対にしてはいけません。

爪付きふくさの場合

爪付きふくさとは留めやすいように爪と留め糸がついている四角い布状のふくさのことで、三万円以上を包むときに使われます。爪付きふくさでの弔事の場合の不祝儀袋の包み方は、まずひし形になるように角を上にして、裏返しに広げます。

次に裏返しに広げた爪付きふくさの真ん中よりも右寄りに、表書きが読める向きで不祝儀袋を置きます。最後に右側からはじめて下、上、左側の順で角を折っていき、残った端を裏側に折り込みます。

台付きふくさの場合

台付きふくさとは、弔事のときに不祝儀袋を置くための簡単な盆付きになっている四角い布状のふくさのことで、爪付きふくさと同じく三万円以上を包むときに使われます。

台付きふくさの包み方は、爪付きふくさと同じくひし形になるように角を上にして、裏返しに広げ、真ん中よりも右寄りに表書きが読める向きで不祝儀袋を置きます。最後に右側からはじめて下、上、左側の順で角を折っていき、残った端を裏側に折り込みます。

4:渡し方

慶弔時に熨斗袋をお渡しする際には当前ですが、熨斗袋をふくさに包んだ状態で渡すことは避けなければなりません。慶弔時で共通のこととですが、必ず受付や相手の目の前でふくさから取り出して、相手側から表書きが読める向きに持ち替えてお渡しします。

そして正式には渡す時は、台付きふくさならその台の上に置いてお渡します。爪付きふくさのように台がない場合は折りたたんだふくさを台の代わりに使うこともできます。

葬式をする場所に受付がある場合

葬式をする場所に受付がある場合に不祝儀袋を出しますが、不祝儀袋の表側が上になるようにふくさを開き、表書きの名前が相手側から読める向きに差し出すのが一般的となっています。

不祝儀袋は通夜と葬儀どちらに持参しても良いのですが、両方に出席する場合には通夜に持参するのが普通です。

渡す際に「このたびはご愁傷様でございます」、「お悔やみ申し上げます」、または「ご霊前にお供えください」のひと言を添えてください。

受付がない場合

通夜などで受付が設けられていない場合がありますが、まず祭壇で焼香して霊前にお参りしてから、不祝儀袋の表書きを自分が読める向きにして香典を供えます。その際に、すでに供えられている他の方からの不祝儀袋の上に重ねても置いても構いません。

また、霊前に供えられた不祝儀袋は、こられた方々の焼香が済んだ後に、遺族が霊前から読める方向に置き直します。弔問客みずから、霊前に自分の方向の逆向きにおいてはいけません。

5:持ち運び方

不祝儀袋をそのまま持ち運ぶことやその場でお渡しすることは、好き嫌いの問題ではなく不作法になっていて避けなければなりません。そのため、不祝儀袋は簡単であれば風呂敷に包んで持参しますが、正式にはふくさで包んで持参するのが礼儀になっています。

不祝儀袋はふくさに包んで持ち運びますが、汚れたり折れたりしないようにふくさもバッグや懐に入れて持参します。そして、受付の前でふくさごとバッグや懐から出します。

慶弔両用のふくさを紹介します

慶弔両用のふくさの紫色の金封ふくさを紹介します。安心の日本製で、大きさは横12㎝×縦21㎝で、素材は表がレーヨン100%で、裏がポリ100%になっています。入れられる熨斗袋のサイズは10.5㎝×18.5㎝です。このふくさは、紫なので慶事と弔事の両方に1枚だけで使用することができます。

金封ふくさは弔事で利用する場合は、開きが左側にくるようにして、表書きが読めるように金封を入れて口を閉じ、慶事では反対になります

不祝儀袋の表書きの書き方

葬式でのふくさの5つのマナー|不祝儀袋の表書きの書き方
不祝儀袋の表書きには色々な書き方がありますが、香典の場合の表書きには「御霊前」、「御香典」などと書くのが一般的になっています。しかし、相手の宗教によって違いがありますので事前に確認する方が良いです。

なお、基本的に表書きの文字は、弔意を表す意味から必ず薄墨が使われることになっています。不祝儀袋の中袋には金額・住所・氏名を書いておくことで、遺族が後で整理するときに役に立ちますので書き込んでおきます。

1:仏式

葬式でのふくさの5つのマナー|不祝儀袋の表書きの書き方
仏式の不祝儀袋の表書きは、御香典・御霊前・御香料・御弔料・御佛前・御供となっています。ただし、浄土真宗の場合は死後にすぐに成仏するという教えのため、御仏前と書くのがマナーになっています。なお、通常の仏式での御仏前は四十九日後に使われる表書きになっています。

宗派が分からない場合は、御香料と書くと問題がありません。香典袋に蓮の花が描かれているものは仏式専用ですので、他の宗教には使わないようにします。

2:キリスト式

葬式でのふくさの5つのマナー|不祝儀袋の表書きの書き方
キリスト教式の不祝儀袋の表書きは、御霊前・献花料・御花料(お花料)・御白花料となっていて、特にカソリックの場合には御ミサ料と書きますし、プロテスタントの場合は弔慰料も使われる書き方です。また、プロテスタントの場合は御霊前は使用しませんので避けてください。

キリスト教式の不祝儀袋のときは、水引はあってもなくてもよく、不祝儀袋は蓮の模様のものは避け、白無地かまたは十字架や百合が描かれたものを使います。

3:神式

葬式でのふくさの5つのマナー|不祝儀袋の表書きの書き方
神式の不祝儀袋の表書きは、御霊前でもよいのですが御神前・御饌料・御玉串料・御榊料と書くのが一般的になっています。そして、水引の色と形状は黒白もしくは双銀の結びきりが最も多いのですが、白白の水引を利用することもあります。

神式での不祝儀袋は仏式の蓮の模様のものは避け、白無地のものを使うことが一般的です。水引より上に御玉串料、御榊料などの表書きを書き、水引の下の中央に自分の名前をフルネームで書きます。

お葬式のふくさのマナーに注意しよう

ふくさは冠婚葬祭で熨斗袋を包むときに使いますが、どちらの場合でも必ずふくさに包んで熨斗袋を持っていきます。しかし、祝儀袋と不祝儀袋とでは包み方が異なるので注意が必要で、特に台付ふくさの場合は台の色が赤いものは慶事用なので弔事には使えません。

ふくさには単に包むと用途だけでなくて、熨斗袋を傷めない心遣いと先方の気持ちを思いやる意味がありますので、ぜひふくさを正しく使うようにしてください。

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