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2018年12月18日

般若心経の意味を紐解く6つのポイント|知っておくべきこと

般若心経はどのように成り立ち、どのように広まっていったのでしょうか。また、般若心経にはどのような意味が込められているのでしょう。般若心経の意味を紐解くための6つのポイント、般若心経の「空」「色」の意味や真言、般若心経の知っておくべきことについて紹介します。

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般若心経の意味とは

「般若心経」(はんにゃしんぎょう)とは、正式名称を「般若波羅蜜多心経」(はんにゃはらみったしんぎょう)という、仏教の経典のひとつです。

「大般若波羅蜜多経」600余巻の重要な点、真髄とも言うべき点を、「般若心経」のわずか276文字の経典にまとめて伝えたと言われており、おもに「空」の思想について書かれています。

「空」の理論とはどういう意味なのでしょうか。般若心経の意味について、解説していきます。

般若心経の成り立ち

般若心経の意味を見ていく前に、般若心経の成り立ちからまずは紹介していきましょう。

釈迦が亡くなった後に発祥した大乗仏教の教えを伝えるために、大乗仏教経典群と呼ばれる経典が紀元前後~1世紀の半ば頃までに成立しました。

大乗仏教経典群の成立後すぐに般若心経も成立したとする説と、紀元後300~350年経ってから成立したとされる説があります。

般若心経の広まり

インドで作られた般若心経ですが、私たちがふだん耳にする般若心経は、唐の時代、649年に、西遊記で有名な三蔵法師、玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)がインドから唐に伝えた漢訳です。

一般的には、鳩摩羅什(くまらじゅう)の訳である『摩訶般若波羅蜜大明咒經』が玄奘三蔵の訳より古く、現存中最古の漢訳とされています。

日本でも多くの宗派が現代でも般若心経を使用しており、写経の練習にも利用されることの多いお経です。

般若心経の意味を紐解く6つのポイント

「空」の思想についてわかりやすく説いたとされる般若心経ですが、具体的にはどういった意味が込められたお経なのでしょうか。

「空」の思想や「空」という言葉の意味のほか、「色」や「真言」の意味、耳慣れない「はーらーぎゃーてー」という言葉の意味など、6つのポイントについて紐解いていきます。

1:般若心経の構成

般若心経は大まかに4つの部分で構成されています。

般若心経の冒頭は、誰がどのようにしてこの教えを得たかの説明です。観自在菩薩が我が身は五蘊(ごうん)でそこには実体がないということを修行の中で得たと書かれています。続いて、弟子の舎利子(シャーリプトラ)に対して「五蘊皆空」の説明が始まります。

「空」とはどのようなものなのか、その理論が解説された後、実際の呪文、マントラが紹介される構成となっています。

2:般若心経の空の意味とは

般若心経には、「五蘊(ごうん)」という言葉がありますが、これは人間の構成要素で、色蘊、受蘊、想蘊、行蘊、識蘊の5つのことです。

この、五蘊が「空」であると般若心経は説いています。「空」とは、「~を持っていない」という意味です。

五蘊が「空」であるなら、人間も存在するように見えて、その実は実体がないという意味になります。

3:般若心経の色の意味とは

般若心経の「色即是空、空即是色」というくだりは聞き覚えがあるという方も多いのではないでしょうか。

ここで言う「色」とは、五蘊のうちの「色蘊」のことで、人間の物質的存在を表します。それに対して受蘊、想蘊、行蘊、識蘊の4つは、人間の精神作用のことです。

般若心経では、色蘊が空、つまり実体のないものであると説いた後に、残る4つも空であると言います。つまり、人間は肉体的にも精神的にも実体がないという意味です。

4:般若心経の真言の意味とは

真言とは、仏の教えの真実の言葉であるという意味で、マントラと音写され、呪、神呪、密呪とも訳されます。

般若心経では、「説般若波羅蜜多呪即説呪曰」(=「般若波羅蜜多」の呪を説明しましょう)の後の「羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶(ぎゃーてーぎゃーてー、はらーぎゃーてー、はらそうぎゃーてー、ぼーじそわか)」の部分が真言です。

5:「はーらーぎゃーてー」の意味とは

何だか聞き慣れない「はーらーぎゃーてー」の部分は、言わば呪文であり、漢訳するときもわざと原語のまま残されていたところです。

マントラ、呪ですから、その意味は理解考えずにただ唱えればよいということになります。

しかし、あえて訳すとするなら「往く者よ、往く者よ、彼岸に往く者よ、ひとり残らず彼岸に行く者よ、幸あれ」といったような意味であると言われますが、定説はありません。

6:般若心経の全体の意味

般若心経では、私たちの存在を実体がない空であるとするだけでなく、さまざまなものを「不」「無」という語を使って否定していきます。

それは、仏の存在や仏教の教義、涅槃についても同様です。仏教とは涅槃に到達することが究極の目的でしたが、涅槃すらも実体のないことであると考えるのが般若心経です。涅槃にこだわるあまり智慧の完成から遠ざかることを防いで、逆説的に涅槃に到達することを助け、私たちを悟りに近づけます。

さらに般若心経について知りたい方におすすめの本

般若心経により親しむのなら、繰り返し聞いたり唱えたり、写経をするのが一番です。本書には、唱和による「般若心経」収録のCDが付いており、写経用お手本も付いていますので、読誦も写経も練習することができます。

解説は、大阪の古刹「たなべ不動」法樂寺の小松庸祐住職です。般若心経の意味を理解しつつ、読誦や写経の練習をしていくとよいでしょう。

般若心経について知っておくべき4つのこと

般若心経の構成、意味、「空」の理論についてなど、紹介してきました。短い言葉で深い智慧を私たちに伝えてくれる般若心経ですが、その内容以外に理解しておくことはあるのでしょうか。

般若心経について知っておくべきことを4つ、紹介していきます。

1:般若心経はいつ唱えるのか

日用経典(日課などの通常行事用の経典)に般若心経を定めている仏教の各宗派においては、葬儀や法要以外でも、日々のお勤めの中で般若心経を誦経します。日用経典としていない浄土宗では、祈願の時、食作法の時だけ般若心経を唱えると定められています。

修験道でも、行をおこなう時に、般若心経を唱えます。

2:般若心経の解釈の違い

般若心経について、大きく解釈が分かれるのは、真言の部分になります。真言以外の部分は、漢語に訳され、訳本の間にあまり大きな違いがなかったため、日本での解釈もあまり違いがありません。

しかし、「揭帝揭帝般羅揭帝般羅僧揭帝菩提僧莎訶」は、サンスクリットの音を写した音写語というものになり、元の経典のサンスクリット語がどう表記されていたかを推測する中でさまざまな説が生まれています。

3:般若心経の各宗派の位置づけ

日本の各宗派においても、般若心経は日用経典(日課などの通常行事用の経典)として使用されています。法相宗・天台宗・真言宗・曹洞宗、臨済宗などが日用経典としています。

真言宗を開いた空海は、「般若心経秘鍵」という般若心経の注釈書を著しました。

般若心経を日用経のひとつと定める曹洞宗の開祖の道元も、「正法眼蔵」の中で般若心経について解説しています。

浄土宗でも、祈願の時と食作法の時だけ般若心経を唱えています。

4:一般人が唱えてよいのか

お経というと、修行を終えた専門の僧侶しか唱えてはいけないものというイメージをお持ちの方もいらっしゃるもしれません。

しかし、仏教にはそのような制限は特に設けられておらず、般若心経についても在家の信者や一般の人々が自由に唱えたり写経をしたりしてよいとされています。

般若心経は、江戸時代も庶民に親しまれ、文字の読めない人でも経典の意味が理解できるように、絵で解説した絵心経も作られました。

般若心経の意味を知り真髄に触れる

般若心経の成り立ちや日本での受け入れられ方、また般若心経の構成や意味について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

般若心経は、短い経典の中に智慧、悟りに近付くための真髄が込められています。般若心経に親しみ、般若心経の意味を知ることで、仏教の智慧にふれていきましょう。
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