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2019年01月24日

葬式饅頭とは?お葬式と饅頭の関係性について|葬式饅頭6選

近年の日本では、葬式で葬式饅頭を目にする機会が少なくなりました。葬式になぜ饅頭を配るのか、疑問に思った人も多いのではないでしょうか。この記事では、葬式饅頭が誕生した経緯や、葬式に饅頭を配る意味、葬式饅頭の地域性についてご紹介します。

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お葬式で饅頭が配られる?

葬式饅頭とは?お葬式と饅頭の関係性について|葬式饅頭6選
葬式饅頭とは、弔事に配られる饅頭のことを指します。最近では葬式饅頭を目にする機会が少なくなってきており、葬式饅頭という存在を知ってはいても、なぜ葬式に饅頭を配るのか、疑問に思う人も多いのではないでしょうか。

この記事では、葬式で饅頭を配ることの意味や饅頭の歴史、葬式饅頭の地域ごとの違いなどをご紹介します。

そもそも饅頭とは?

饅頭は、小麦粉などで作った皮で、小豆餡や野菜餡などを包んで蒸した和菓子です。中国の菓子の饅頭(マントウ)が変化してできた和菓子で、日本では慶事や弔事などの行事で引き出物として活用されてきました。

饅頭の種類も、蒸し饅頭や焼き饅頭、揚げ饅頭などさまざまで、お土産や贈答用の和菓子としても親しまれています。

饅頭の歴史

葬式饅頭とは?お葬式と饅頭の関係性について|葬式饅頭6選
饅頭の起源は中国で、三国志時代に諸葛孔明の軍が戦いから凱旋する際、川の氾濫を鎮めるために饅頭を供えたのが始まりとされています。日本には室町時代に伝わり、伝来当時は仏教徒の軽食として食べられていました。

その後、僧侶の林浄因が製作した饅頭が好評を博したことで、上流階級の人を中心に親しまれ、饅頭が全国に広まるようになります。江戸時代に入ると各地で名物饅頭が作られ、庶民にも親しまれる和菓子となりました。

葬式饅頭のうた

葬式饅頭の歌として知られるのが、遊び歌「ソーダー村の村長さん」です。替え歌には多くのバージョンがあり、「葬式饅頭でっかいそうだ」など、亡くなった村長の葬儀にまで話が進んでいるパターンが多く見られます。

「ソーダ村の村長さん」は、阪田寛夫による「そうだ村の村長さん」の替え歌で、原詩では村長が実は死んでいなかったという内容になっています。

葬式饅頭について

葬式饅頭は、弔事に粗供養として配られる饅頭のことを指し、故人からの返礼品の意味を込めて、葬式の参列者に配られます。一般的には、「志」と書かれたのし紙を巻いた箱に葬式饅頭を入れ、葬式当日の初七日の際に配ります。

現在でも地方によっては、葬式饅頭が弔事に欠かせないものとされており、地域によって饅頭の色や形に差があります。

葬式饅頭の始まり

諸葛孔明が饅頭で川の氾濫を鎮めたという逸話以降、饅頭は神聖なものと特別視されるようになり、神へのお供え物として扱われるようになりました。

日本に饅頭が伝来した際もその概念は引き継がれ、儀式での献上品や、式典の時に配る菓子として饅頭が用いられるようになりました。饅頭は慶事や弔事などでも配られるようになり、結果として葬式饅頭が誕生しました。

葬式饅頭の意味

葬儀で饅頭を配ることには、故人が残した財産を饅頭に置き換えて、残された人々に配るという意味があります。日本の葬儀の背景には、仏教的思想が強く影響しており、葬式饅頭を「布施」として配ることで、故人の減罪を図り成仏することを祈りました。

葬式饅頭と地域性

葬式饅頭にも地域性があり、地方によって色や形が異なります。弔事で饅頭の代わりに、羊羹やおはぎを配るところもあります。

沖縄や福島などの一部の地域では、90歳以上で亡くなった人の葬儀で紅白まんじゅうを配る慣習があり、天寿を全うした人をお祝いするという意味が込められています。

葬式饅頭と葬式

昔は葬式で見かける機会の多かった葬式饅頭ですが、近年では都市部などで葬儀や葬式の返礼品に葬式饅頭がないケースが増えてきています。一方で、昔からのしきたりを重んじたいという考えから、弔事で葬式饅頭を配る風習を残している地域もあります。

葬式饅頭が配られる機会が減少した背景には、近年の日本における葬式の多様化や、饅頭に対する価値観の変化などがあります。

饅頭の価値観

昔の日本では甘いものがとても貴重だったため、当時の人にとって葬式で配られる饅頭は、非常に価値のあるありがたい食べものでした。

現代の日本では、饅頭が当たり前に手に入るようになったため、饅頭に対する人々の価値観も変化し、昔のように葬式饅頭がありがたがられることはなくなりました。

葬式の多様化

昔の日本では、葬儀を簡略化することは、故人の供養にならないとされていました。現代の日本では、以前と比べて葬儀に対する価値観が大きく変化し、葬儀を簡略化して、葬式に費用をかけない人が増えてきました。

近年は、故人と特に親しい人のみで葬儀を行う「家族葬」が葬儀の主流になっており、弔事で葬式饅頭が登場する機会は減少傾向にあります。

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「日本まんじゅう紀行」は、自ら和菓子屋を経営する著者が、全国の饅頭を紹介している書籍です。エッセイ風の文章で全国の饅頭の逸品が紹介されており、他にも、たなぼたの語源や、森鴎外が愛した葬式饅頭の食べ方などが、著者独自の考察を交えて紹介されています。

饅頭の写真も充実しており、書籍を読んだ人からは「まんじゅうが好きな人にはとても楽しい本である」と評価されています。

地域によって異なる?葬式饅頭6選

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葬式饅頭は地域によって色や形に違いがあり、関東と関西では主流となる葬式饅頭が異なってきます。他にも、北海道や静岡など、地域によっては饅頭の代わりに他の菓子を葬儀で配るところもあります。今回は、日本の葬儀で見られる6つの葬式饅頭の特徴についてご紹介します。

1:春日饅頭

春日饅頭は、通常の饅頭より少し大きい楕円形の饅頭で、中にこし餡が入っています。白い薄皮の中央にはシノブヒバの焼き印があり、他にもひのきの葉や柏の葉などが模様として焼き印されていることがあります。

主に関東や東北、甲信越地方で用いられる葬式饅頭で、青森では直径30cm以上の大きさの春日饅頭が用いられることがあります。

2:緑白饅頭

緑白饅頭は、主に関東地方で用いられる葬式饅頭で、緑と白の2色の饅頭がセットで用いられます。小麦粉で作った饅頭の中には主にこし餡が入っており、緑の饅頭には抹茶を配合しています。

法事や法要の返礼品として用いられることも多く、昔からの慣習では、弔事にこし餡、慶事に粒餡を入れるとされています。

3:黄白饅頭

黄白饅頭は、主に関西地方で用いられる葬式饅頭で、黄色と白の2色の饅頭がセットで用いられます。米粉や小麦粉で作られた皮には山芋を練り込んであり、生地の中にはこし餡が入っています。

山芋を練り込んだこの饅頭は、「薯蕷饅頭(じょうようまんじゅう)」とも呼ばれ、「上用饅頭」と書くこともあります。

4:おぼろ饅頭

おぼろ饅頭は、蒸した饅頭の上皮をむいておぼろ状にした饅頭で、おぼろげな淡い色合いが特徴です。小麦粉の生地の中にはこし餡が入っており、法事の際は、法要後の「お守りこぼし」として来客に持ち帰ってもらいます。

昔からある饅頭で、千利休の命日である「利休忌」の茶事にも用いられます。

5:中華まんじゅう

中華まんじゅうは、主に北海道の葬式で用いられる、半月型のどら焼きのような形をした葬式饅頭です。小麦粉の生地に、餡が二つ折りになって包まれています。

和菓子の世界では、小麦粉と砂糖、卵を基本材料とする生地を「中花種(ちゅうかだね)」と呼んでおり、そこから転じて中華まんじゅうと呼ばれるようになったと考えられています。

6:葬式パン

鳥取や島根などの山陰地方では、饅頭の代わりに葬式パンを配るところがあります。これらの地域は、元々普通の葬式饅頭を配っていましたが、葬式の際に饅頭の準備が大変なため、饅頭の代わりにパンを配るようになりました。

他にも、静岡の一部地域では、平パンと呼ばれる菓子が葬儀で配られることがあります。

自分の地域性に合った葬式饅頭を選ぼう

葬式饅頭とは?お葬式と饅頭の関係性について|葬式饅頭6選
葬式饅頭が地域によって違いがあると知って、驚いた人も多いのではないでしょうか。近年では、葬儀で葬式饅頭を目にする機会が減ってきています。

一方で、日本独自の風習である葬式饅頭を後世に伝えたいという向きもあり、地方によっては今でもその地域性に合った葬式饅頭が用いられています。

葬式で葬式饅頭を配る際には、自分の住む地域性に合った葬式饅頭を選ぶようにしましょう。

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