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2019年01月24日

紫檀とはこんな商品に使われる|7つのアイテムをご紹介

みなさんは、紫檀をご存知でしょうか。ローズウッドと呼ばれることもありますが、仏壇や数珠などにも使われる銘木としてよく知られています。仏壇を探している人、数珠などの法具を考えている人は紫檀のものはおすすめですのでぜひ参考にしてください。

紫檀とはこんな商品に使われる|7つのアイテムをご紹介

紫檀とは?

紫檀はマメ科の常用広葉樹で、シタン属およびツルサイカチ属の樹木の総称です。黒檀・鉄刀木と合わせた三大唐木の一つでもあり、高級材で正倉院御物でも唐木細工の工芸品の中でも数多く見られます。

杢目が鮮やかで力強さと気品があり、辺材と心材に差があり、辺材は淡色で白っぽく、心材は赤紫褐色から紫色っぽい暗褐色です。

白檀のように強い香りはありませんが、ローズウッドと呼ばれる紫檀はバラの香りがするといわれています。

紫檀の産地

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紫檀の産地はタイ・マレーシア・カンボジアなどの東南アジア一帯ですが、元はタイ原産のものが本紫檀とされていました。しかし、原木伐採がタイで禁止されたため、現在はカンボジアやベトナムの原木が輸入されています。

タイの紫檀とカンボジア・ベトナムの紫檀は杢目の違いに特徴があるといわれており、タイの紫檀の方が高級といわれていますが、材質は、国よりも山で変わるといわれています。

紫檀の色

先ほど紫檀の色について少しふれましたが、年月をかけて磨かれた紫檀の銘木は、深く暗い赤みのある美しい紫を帯びた色になります。「紫檀色」と呼ばれる色名もありますが、古い時代にはない色名であることから、明治時代以降にローズウッドとして紫檀の名が伝わり、それを和訳した際にできた色名であるといわれています。

紫檀の性質

原木を木材として使用するためには乾燥させて加工する必要がありますが、紫檀の芯材は重厚で緻密なため、乾燥と加工性が少し難しいといわれています。しかし、それだけに仕上がりが美しく、虫が付きにくかったり、菌に侵されにくかったりといった性質があり、とても耐久性に優れています。

紫檀の香り

紫檀は、シタン属あるいはツルサイカチ属に属する数種の樹木の木材を「紫檀」と呼び、ツルサイカチ属の紫檀は、バラの花に似た香りを持つことでローズウッドと呼ばれています。そのため、紫檀は全てバラの香りがすると考えられることもありますが、特に分類できる香りのない紫檀も存在します。

紫檀は古来より珍重され、源氏物語や宇津保物語にも登場していますが、香りではなく、見た目の美しさから珍重されていました。

紫檀が使われている7つの商品

紫檀とはこんな商品に使われる|7つのアイテムをご紹介
美しい色や杢目や香りのよい紫檀のあることもわかりましたが、なんといっても耐久性に優れた木材であることから、色々な商品に紫檀は使われています。

紫檀の特徴を生かした商品をご紹介しますので、ぜひ参考にして気になる紫檀商品を手に入れてください。

1:数珠

紫檀とはこんな商品に使われる|7つのアイテムをご紹介
数珠は葬儀に欠かせない法具です。色々な素材の数珠があり、どれを選べばよいのか迷うことがあります。仏教において三大聖樹は、沙羅双樹(さらそうじゅ)・印度菩提樹(いんどぼだいじゅ)・無憂樹(むゆうじゅ)で、菩提樹の実は浄化・調和・寛容・平静・高い意思をもたらすといわれ、数珠に使われる材料の中でも別格です。

一方、紫檀も虎目のようにも見える杢目の美しさから数珠として人気があります。

2:家具

紫檀を含めた唐木の工芸品や家具は奈良時代からありましたが、その当時は貴族の独占物でした。鎌倉時代に入っても、彫刻や螺鈿などが施され、格の高い家具として珍重されていました。

江戸中期になり関西で煎茶が流行するに従い、今までとは違った紫檀を使った家具が生まれ、お金持ちしか購入できませんでしたが、やがて一般庶民でも手に入れられるようになりました。

現在も少し値は張りますが、美しい茶箪笥や座卓などの家具があります。

3:仏壇

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紫檀を使った仏壇は「唐木仏壇」と呼ばれています。その理由は、中国が「唐」と呼ばれていたころ輸入された銘木を唐木といい、紫檀や黒檀はその頃唐木と呼ばれていたため名付けられたといわれています。

江戸時代に培われた工芸技術が生かされ、すべて無垢の紫檀で作られた仏壇はわずかしかなく、かなり高価です。

現在は製品の価格を抑え、割れや狂いを防ぐ目的のため、別な木材に紫檀を張った仏壇が増えています。

4:箸

毎日使う箸にこだわる人は多いですが、手になじみやすく、物がつまみやすい箸にはなかなか出会えません。

紫檀の箸は、材が堅くて密度が高いため、こんにゃくのようなつまみにくいものでも滑ることなく掴むことができ、使い続けて傷んだとしても削り直して使うことができるため、一生ものといわれています。

5:コースター

使い勝手がよく程よい重厚感があるため、紫檀のコースターも人気が高い商品です。木のコースターと聞くと、水分で時間と共に反りが出てしまったり、欠けてしまったりするのでは、と心配になりますが、紫檀のコースターならそういった心配はほとんどありません。

どんなグラスやカップとの相性もよいため、実用的なコースターでありつつ、杢目の美しさからコレクションする人もいるほどです。

6:ネックレス

紫檀を利用したネックレスもあります。数珠を長くしたようなデザインのネックレスもありますが、紫檀をしずく型やサークル型に整えてペンダントヘッドとしてネックレスにしているものもあります。

杢目によって同じ形でもデザインが違って見え、まさに一点ものが好きな人にはたまらないアクセサリーといえるでしょう。

7:眼鏡フレーム

視力を矯正するために眼鏡が必要な人はもちろん、眼鏡はおしゃれアイテムとしても人気があります。アルミやプラスチックなどのフレームが一般的ですが、紫檀などで作られた銘木フレームは、熟練の職人が一つ一つ手作りで作るため、同じものが一つとして存在しません。

一度使うと欠け心地の良さや使いやすさからリピートする人も多く、今までとは違う眼鏡フレームを使ってみたい人におすすめです。

普段から紫檀の数珠を身に着けたい人に

数珠はいざというときに必要な法具ですが、お守りとして使うこともできます。しかし、数珠を普段から持ち歩く人はほとんどいないのではないでしょうか。

「天然木小葉紫檀数珠」は、ブレスレットのように身に着けることができるデザインなので、厄除けや魔除けのお守りとして毎日使うことができます。紫檀の杢目が美しく、手になじみやすいデザインです。

紫檀の価格相場とは?

紫檀とはこんな商品に使われる|7つのアイテムをご紹介
紫檀を使った色々な商品があることがよくわかりましたが、その中でもやはり気になるのは紫檀で作られた唐木仏壇の価格ではないでしょうか。

唐木仏壇の費用は、70万~100万円が相場といわれています。現在は総無垢の紫檀で作られた仏壇はほとんどなく、芯材に6mm程の厚さの紫檀を張り付けたものになります。なお、費用は貼り付ける面積や仏壇の大きさで変わります。

紫檀が高価な理由

紫檀が高価な理由は、日本では育たない木であり、さらに成長に時間がかかる木であることとも理由ですが、現在紫檀の輸入には規制がかかり、希少な木材であることも理由です。

また、紫檀で作られた製品も輸入するには許可証が必要で、輸出国がしっかりしていないと許可がおりないこともあるため、紫檀は高価であるといえます。

紫檀は重厚で重い

一般的な材木は水に浮かぶ性質があるため、昔は運送時間を短縮するため丸太を川に流して運んだ史実もありますが、紫檀は密度が高いため水に沈んでしまいます。

密度が高いため重厚で重く、黒檀と同じように「沈木」と呼ばれ、陸上に保管されて乾燥にも時間がかかります。

製材も大変で、紫檀の製材には刃の材質も違うものを使い、刃を冷やしながら製材するといわれています。

紫檀について詳しく知っておこう

紫檀とはこんな商品に使われる|7つのアイテムをご紹介
紫檀は銘木のひとつです。唐木と呼ばれることもありその杢目はとても美しく、家具や箸など身近なものにも使われますが、仏壇に使われることが多い木材です。

ご先祖を大切にするためにも紫檀の仏壇はおすすめです。仏壇店ではどういった作りの仏壇なのかを表示している店舗もあるため、しっかり確かめて納得できるものを購入しましょう。

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