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2018年12月28日

湯灌の手順5つと湯灌のマナー|湯灌を行う場合の相場は?

映画「おくりびと」で一躍有名になった「湯灌(ゆかん)」について詳しくご存知でしょうか。実際に湯灌に呼ばれた時や、行うことになった時の為の説明をまとめました。湯灌について、その意味やマナー、手順を知っていざという時のために備えましょう。

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湯灌とは

「湯灌」(ゆかん)という言葉は、何を指す言葉かご存知でしょうか。湯灌とは、仏葬で棺に納める前にご遺体の体や髪を湯水で洗い清めて身支度をすることを意味します。

映画「おくりびと」で一躍有名になった、「亡くなった方を綺麗にしてお着替えをする一連の流れ」と聞くとピンと来る方も多いことでしょう。

それでは、この記事で「湯灌」について詳しく紹介して行きましょう。

湯灌を行う意味

それでは、なぜ湯灌を行う必要があるのでしょうか。中には「亡くなっているのだから、もう意味はないのではないか」、「洗うことでご遺体が傷みが早くなってしまうのではないか」、「しないといけないのだろうか」などと気になる方も多いのではないでしょうか。

「湯灌」とは、衛生的観点と宗教的観点から2つの意味があって行われています。

それでは、どういう意味で湯灌を行うのかを見て行きましょう。

衛生面

まず、衛生面から言うと、人の体は亡くなったその瞬間から少しずつ腐敗に向かって進んで行きます。さらに腐敗が進むにつれて、体液や血液が漏れ出したり、皮膚の変色も見られるようになって行きます。

病院で亡くなった場合は、最低限の処置はされていることがほとんどですが、その後の葬儀までの間、火葬までの間にも腐敗は進んで行きます。

つまり、衛生面で見る「湯灌」は体を浄めることで体の腐敗を保護することになります。

宗教面

宗教面から見た場合の「湯灌」は、死出の旅のための旅装束を整えるための儀式です。

さらに詳しく説明するならば、現世での汚れを落として浄化し、来世に導かれて行くための祈りとも言われています。人間が生まれてまず「うぶ湯」につかるように、「湯灌」をもって人生を終えるという考えもあります。

湯灌の手順5つ

それでは、実際に湯灌をする時はどういった手順を踏むのでしょうか。ここからは、湯灌の準備から湯灌、そして身支度までを順に見ていきましょう。

古式湯灌と普通湯灌では内容は多少変わりますが、以下の流れを知っておけば困ることはありません。

手順1:準備

自宅で湯灌を行時は、湯灌用の浴槽セットを設置してもらうことになります。この浴槽は、介護用の浴槽と同じものを使うことが多いです。また、浴槽だけ運び入れるのではなく、給水から排水まで行える浴槽セットになっています。

ただし、自宅ではなく葬儀社で行う場合は設備が整っているので、特に準備は必要ありません。

手順2:逆さ水を行う

浴槽を設置したら「逆さ水」で湯水を入れます。「逆さ水」とは、先に水を入れて、後からお湯を入れるという、通常の温度調整とは逆の手順で行うことです。

これは、ご遺体が着る着物の合わせを「左前」にすることと同じく、死者に対しては通常とは逆のことを行うという風習によるものとされています。

手順3:マッサージをする

湯水を入れて準備をしている最中にご遺体をマッサージします。「ご遺体のマッサージ」と聞くと、不思議に思われる方も多いことでしょう。

亡くなられた方は、経過時間にもよりますが死後硬直によって関節が固まっていることがあります。そこで、マッサージを行うことで硬直を緩和させていくことに繋がります。

手順4:湯灌を行う

湯水の準備ができたらご遺体を浴槽に移します。湯灌の儀の口上を述べてから、ご遺体を清めていくのですが、一般的には体が見えないようにタオルや布で覆い隠した状態で行います。実際の湯灌は、まずご遺族が足元から上へと洒水をしてから丁寧に清めていきます。

清める時は、左足から始めるのが決まりごとになっています。衛生面から、現代ではアルコールに浸したガーゼや脱脂綿を使って全身を清めていくのが一般的です。

手順5:身支度をする

清め終わったら鼻の穴や耳の穴など必要な箇所に脱脂綿を詰めて、ご遺体を布団に移します。「身支度」とは、一般的に「死装束」と呼ばれている「経帷子」を着せて、お化粧を施すことです。

この場合のお化粧に関しては、故人が男性の場合でも、血色良く穏やかな顔に見えるように薄化粧を施すことが増えています。

湯灌を行う際のマナー

「湯灌」は、日常生活では行うものではありませんし、葬儀があっても必ずしも行うものではありません。一般的には、マナーもあまり知られていないのではないでしょうか。

ここでは湯灌に呼ばれて立ち会うことになった時、行う時のマナーについて詳しく見て行きましょう。

服装

服装については、「葬儀の流れだから喪服が相応しい」と思われる方が多いことでしょう。

しかし、湯灌の立会いは喪服ではなく平服で構わないとされています。ただし、遠方から喪服で駆けつけた場合は、もちろん喪服での立会いで問題ありません。

入退室

「湯灌の儀」というだけあり、お経をあげられている中で行われる事があります。また、ご遺体になった大切な方を前にして、辛くなったり、気分が悪くなったりする事も考えられます。

そういった場合は、入退室は可能なのでしょうか。その答えは、「可能」です。どういった理由であれ、湯灌の遅れての立会いや途中退室はマナー違反とはなりません。

小さい子供の立会い

「湯灌」には、「身内が立ち会う」という決まりがあるので、身内であれば立ち会うことは可能です。ただし、可愛がってもらっていた親戚が、ご遺体となった状態で対面することになります。

小さな子供にはショックが大きいことも考えられるので、たとえ本人が立会いを希望していても、耐えられるかどうかを大人が判断する必要があります。

湯灌のことが気になったら読みたい1冊

湯灌が日本で一躍有名になったのは映画「おくりびと」からですが、もう少し深く実際の現場を知りたい方におすすめするのがこの本です。「死体とご遺体 夫婦湯灌師と4000体の出会い」という本は、実際に湯灌師が4000体のご遺体を清めた経験から書かれた本です。

綺麗にエンターテイメントとして描かれた映画とは違う、リアルな世界がそこにはあるので、ご興味ある方はぜひお手に取っていただきたい1冊です。

以前、ご遺体を処置する仕事をしていました。
淡々と内容が語られていて、多くがウンウンと頷けるものでした。私たちは別の業者さんとお顔を合わせる機会はほとんどありませんので、どんな風に感じ、どんなことを考えているのかを覗かせてもらえた気持ちです。この仕事に誇りを持ち、ご遺体にたいして真面目に取り組むご様子や考え方に尊敬の気持ちを抱きました。この方のもとで、また働いてみたいな…というのが正直な感想です。他の方のレビューのように「おもしろいか」と問われると「うーん……」という感じでしょうか

出典: https://www.amazon.co.jp/%E6%AD%BB%E4%BD%93%E3%81%A8%E3%8... |

湯灌を行う際の料金相場

気になる湯灌の料金はどれくらいかかるのでしょうか。湯灌は必ずしなくては葬儀ができないというものではないので、葬儀会社が最初に提示する基本料金には含まれていない事がほとんどです。

湯灌の料金は10万円までが相場です。清拭と身支度だけを行う「古式湯灌」であれば5万円前後が相場です。自宅に湯灌用の専用浴槽を持ち込んでシャワーや洗髪まで行う「普通湯灌」であれば10万円前後が相場となっています。

湯灌について知ろう

湯灌について紹介して来ましたが、いかがだったでしょうか。葬儀に関する知識は、突然訪れる葬儀の時に必ず役立つものでしょう。

また、人間は誰しもが必ずいつかは死出の旅に出ます。したがって、葬儀のことを知っておくというのは大切なことでもあります。

湯灌を知ることや葬儀を知ることは、日本に根付いた仏教を知ることにも繋がります。興味のある方は、湯灌師や納棺師の本などを手に取ってみることをおすすめいたします。
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