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2019年02月19日

弔問の基礎知識や手順|気をつけるべき5つのマナー

弔問とは、お悔やみの言葉を述べることであり、通夜や葬儀、告別式などで行われます。最低限のマナーを守らないと遺族の負担になることが多いので注意です。この記事では、弔問の基礎知識や正しい手順を中心に記述しています。ぜひ参考にしてみてください。

弔問の基礎知識や手順|気をつけるべき5つのマナー

弔問し故人に別れの挨拶をする

弔問して遺族の方にお悔やみを述べますが、遺族の方から故人との対面を勧められたら気持ちを受け取って対面することができます。一方で、突然の訃報で気持ちの整理がついていないという人は、故人との対面を辞退することも可能です。どちらのケースにしても、丁寧な対応をして失礼のないようにしなければなりません。

では、弔問の手順やマナーはどのようなことでしょうか、紹介します。

弔問の手順とマナーを確認

弔問の手順として、最初に玄関先でお悔やみの言葉を述べます。2~3分程度の手短な時間ですませることが大切であり、遺族側への配慮がとても大切です。加えて、繰り返し表現や生死に関係する言葉は縁起の悪い言葉になりますので、使ってはいけません。

弔問をするときは、事前に日時や時間帯を連絡したり長居をしないなど、遺族側に配慮する行動をすることがとても大事です。

弔問の基礎知識と遺族宅弔問の手順

弔問は、前述したようにお悔やみの言葉を述べることですが、故人との関係性によって弔問するタイミングが異なります。加えて、弔問を正しい手順で行わないと遺族の負担になってしまうことがあるため、注意する必要があります。

今回は、弔問に関する基礎知識や弔問の手順などを紹介します。今後弔問するときに役立つ情報を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

弔問とは

「弔問」とは、亡くなった人の遺族を訪ねて、お悔やみを述べることを言います。親しい友人などは通夜の前に弔問するのが一般的ですが、あまり深い付き合いがない人は、通夜や葬儀、もしくは、葬儀のあとの3日~49日以内に弔問するのが一般的です。

弔問のタイミング

弔問は、故人との関係によって行うタイミングが異なっています。あまり付き合いがない人が早めに弔問してしまうと、遺族の方の負担になったりしますので大変失礼です。

今回は、「通夜」「告別式」「葬儀後」に行う弔問について、また、弔問の手順やマナーについて紹介します。参考にして失礼のないようにしましょう。

通夜

通夜前の弔問は、故人と親しい関係の人や親しい親族の人以外は遠慮した方が良い場合が多いです。それは、通夜の前は慌ただしいことが多く、手間を取らせてしまうためです。

その他にも、遺族だけで静かに行いたい場合や自身の結婚式などの慶事を控えている場合、弔問することで遺族が悲しんでしまう場合は、遺族の気持ちを汲み取って遠慮した方が良いです。

告別式

「告別式」は、故人と付き合いがあった職場の人や親交のあった人たちが最後の別れを告げる式典です。社会的な式典であるため、宗教的な儀式である葬儀とは意味が異なります。

告別式は、大まかに読経・焼香・出棺という流れで行われます。弔問するタイミングは、一般的に出棺の前に行う最後のお別れのときに行うことが多いです。

葬儀後

葬儀後に弔問するときは、事前に遺族に連絡することが大切です。このとき、喪服と平服どちらでも構いません。このとき、準礼装や黒い服装は遺族の方にマイナスなイメージを与えることがあるので好ましくありません。

ちなみに、準礼装とは、結婚式やパーティーに着ていく礼服であり、弔問で着ていくことは大変失礼にあたります。

葬儀後の弔問の手順

葬儀後の弔問の手順も最低限のマナーがあり、何も理解していない状態で参列してしまうと、遺族の方の負担になったりするので大変失礼です。故人が亡くなって心身ともに憔悴していますので、失礼のないようにしましょう。

今回は、葬儀後の弔問の手順として、「事前連絡」「遺族に挨拶」「供養」について詳しく紹介していきます。ぜひ参考にして役立ててください。

1:事前連絡

葬儀後に弔問する場合は、事前に遺族の方と連絡を取って了承を取ってからにしましょう。突然の弔問は、遺族の都合がつかないことがあり大変失礼です。連絡手段は電話などで問題ありませんが、日時や時間帯を正確に伝えて、遺族の方の配慮をすることが大切です。

2:遺族に挨拶

遺族に挨拶する場合、一般的には、「このたびはご愁傷様でございます。謹んでお悔やみ申し上げます」というお悔やみの言葉になります。

急に亡くなった場合、「突然のことで信じられません。謹んでお悔やみ申し上げます」という言葉になり、長期間看病されていた場合、「ご家族の皆様、どうぞお力落としのございませんように」という言葉になります。

いずれの場合にしても、遺族に失礼のない挨拶をすることが大事です。

3:供養

香典を送っていない人は弔問をするときに供養物を持参する必要があります。一般的には、菓子折りや花、故人が生前好きだったものを持参しますが、遺族の方の宗教の関係上、適切ではない品物がある可能性もあります。

失礼になるようなことを避けなければならないので、不安な人は事前に遺族に確認して用意するのが最善です。

気を付けたい弔問5つのマナー

弔問をするときは、故人に対してお悔やみの気持ちを伝える必要がありますが、マナーを知っておかないと遺族の方の負担になったり失礼にあたることがあります。

今回は、気を付けておきたい弔問のマナーを5つ紹介します。ぜひ参考にして役立ててください。

1:服装

弔問するときの服装は平服が好ましいです。訃報は突然受けることが多く、喪服を着ていくと死を予期していたと捉えられる可能性があるため、あまり好ましくありません。

平服は、男性の場合、黒系のスーツ・白シャツ・地味な色のネクタイが好ましいです。女性の場合も、黒系のスーツ・白シャツ・地味な色のネクタイが好ましいです。

2:挨拶・弔意の表し方

弔問をするときの挨拶や弔意は「お悔やみ」の気持ちを伝えるのが一般的です。これは、故人の死を悲しみ遺族を慰めるということを端的に伝えるためです。加えて、「ご愁傷さま」という言葉を使うことで、人の死を悲しみ遺族に述べるお悔やみの言葉となります。

ちなみに、「弔意」とは、人の死を悼み悲しむ気持ちを表しています。

3:持ち物・供物

弔問をする際の持ち物は、香典やお菓子、果物や故人が好きだったものになります。しかし、弔問をするタイミングによって渡すタイミングが異なります。

まず、香典は、通夜や葬儀の場で渡すことが一般的です。このときに、供物となるお菓子などをお供えします。一方、通夜前の弔問をする場合は、香典を渡さないのが一般的です。

4:滞在時間

弔問の基礎知識や手順|気をつけるべき5つのマナー
弔問をするときの滞在時間は、約5~10分程度の短い時間が適切です。これは、何人ものお客様への対応をしなければならず、遺族側の負担を考慮するためです。加えて、通夜・葬儀を行って心身ともに疲れていることが多いので、長居するのは大変失礼です。

故人との最後の別れを惜しむ気持ちもありますが、手短に済ませて遺族側に負担をかけないようにしましょう。

5:線香のあげ方

弔問の際に線香をあげるのは、故人を供養するためと言われています。これは、仏教経典の教えでもある「倶舎論」に基づいています。倶舎論は、善行を積み重ねた死者は良い香りを食べると示しており、線香が供物としての役割をになっています。

線香のあげ方は、地域によって多少の違いがありますが、一般的な方法は下記に掲載していますので、参考にしてみてください。

1 仏壇の前に座り、一礼します。

2 ろうそくに火がついていればそのまま使います。ついていなければ自分で火をつけますが、直接線香に火をつけないようにしましょう。線香の本数は宗派によって異なります。

3 線香に火をつけ、煙が出ていることを確認できたら、左手であおいで火を消します。この際、口で吹き消さないように気をつけましょう。口は悪業を積みやすいとされていて、吹き消すことはタブーとなっています。

4 火を消した線香を香炉に立て(寝かせ)ます。線香を立てるか寝かすかは宗派によって異なります。

5 おりんを一度鳴らしてから合掌し、遺影に一礼した後、遺族に再度一礼します。

出典: https://www.osohshiki.jp/column/article/162/#anc4 |

故人の信仰に合わせる

線香をあげるとき、故人の信仰している宗教によって違いがあります。天台宗や真言宗を信仰していた場合、線香は3本使い立てます。浄土宗を信仰していた場合、線香は1本使い2つ折りにして立てます。

このように、宗教によって線香の本数や立て方に違いがあります。その他の宗教に関しては下記に掲載していますので、参考にしてみてください。

天台宗・真言宗 3本 立てる
臨済宗・曹洞宗・日蓮宗 1本または2本 立てる
浄土宗 1本 2つ折りにして立てる
浄土真宗 規定なし 寝かせる

出典: https://www.osohshiki.jp/column/article/162/#anc4 |

遺族を気遣い弔意を伝えよう

長期間の看病や突然の訃報によって、故人に弔問をするときが必ず来ます。そのときに、失礼のないように弔問することで、遺族の方へ配慮しながら最後の別れをすることができます。

正しい作法で弔意を伝えて、しっかりと故人をお見送りしましょう。

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