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2019年03月11日

三回忌までと七回忌以降の法事の服装を解説|小物3点

成人すると、親族や会社の関係で法事の場に出ることが増えていきます。ちゃんとした大人として、法事の場でマナーを守り、相応しい服装を着て参列できるようにしましょう。施主側の服装から参列者側の服装を男性、女性、学生に分けて詳しく紹介していきます。

三回忌までと七回忌以降の法事の服装を解説|小物3点

法事とは

三回忌までと七回忌以降の法事の服装を解説|小物3点
法事とは、亡くなられた方の冥福を祈って、初七日や四十九日などの忌日に供養する仏教の儀式をしてから、その後に参列者と共に会食することで、四十九日まで7日ごとに営まれることになっています。

ただし、初七日と四十九日以外の日は、親族で営まれるのが一般的な流れです。基本的には四十九日を過ぎると忌明けとするので、それ以降の法事は年忌に営まれます。

法要との違い

法事という言葉の他に法要という言葉があり、同じ言葉の意味として使っている方もいますが、法事と法要は少し別の意味があります。

法要は僧侶に読経してもらい、亡くなられた方の冥福を祈るために供養することを指し、法事は法要の後に参列者と会食することまでを含めた意味になります。これから何かあった時のために、法要は会食を含めない言い方で、法事は会食を含めた意味ということを覚えておくと良いでしょう。

法事にふさわしい服装は?

三回忌までと七回忌以降の法事の服装を解説|小物3点
人生は誰でも必ず最後が存在し、どうして訪れてしまうお別れの時があります。それは、ほとんど予期せない時におこることで、亡くなられた方の冥福をしっかり祈るためにも、マナーのある服装を準備しておくことが必要です。

また、お子さんがいるご家庭では、子供に着せる服装のことも考えなくてはいけません。法事に相応しい服装を、施主側、参列者側、学生、子供に分けて紹介していきます。

施主側の服装(男性)

まず1つ目は、施主側の男性の服装についてです。お葬式から法事まで着る服を一般的に喪服と呼びますが、格式によって種類が異なり、正喪服、準喪服、略喪服の3段階に別れています。

その場での立場や状況によって服装が変わるので、施主側の場合はどの喪服を着用すれば良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。三回忌までの服装と、七回忌以降の服装に分けて紹介していきます。

三回忌まで

三回忌までの法事で、施主側である男性の服装はお葬式やお通夜の時から変わらず、正式な喪服などのモーニングコートやブラックフォーマルが好ましいとされています。

喪服の中は、白シャツに黒いネクタイが基本で、ネクタイはストライプやチェックなどの柄付きのものは避けましょう。そして、靴はストレートチップやプレーントゥなどの黒い革靴にしましょう。

七回忌以降

七回忌以降の法事になると年月が経ち、喪が薄れていくという意味から、施主側である男性の服装も黒だけでなく、グレーや紺などの地味なカラーの略式喪服で良いとされています。

白シャツに黒いネクタイは三回忌までと変わらず、靴は金具のない黒い靴であれば良いでしょう。ただし、略式喪服でも首元が広く開いたシャツや、派手なカラーのシャツはマナー違反なので注意が必要です。

施主側の服装(女性)

2つ目は、女性の施主側である服装についてです。喪服の格式は男性と変わらず、正喪服、準喪服、略喪服の3段階に別れています。

女性の場合は、洋装の喪服だけでなく和装にする方も多いので、どのような着物にすれば良いのか迷う方も多いのでないでしょうか。三回忌までの服装と、七回忌以降の服装に分けて紹介していきます。

三回忌まで

三回忌までと七回忌以降の法事の服装を解説|小物3点
三回忌までの法事の服装は、和装の場合、黒無地の染め抜き五つ紋付着物を着ます。そして、半襟や長襦袢は白、帯は黒の袋帯、帯締めは黒の平打ちか丸くげ、足袋は白、草履は布製の黒か畳表付きで、鼻緒は黒が一般的な決まりです。髪を後ろで縛っても、髪飾りなどは付けません。

洋装の場合は、黒のスーツやアンサンブル、ワンピースなどの正喪服に黒のストッキング、黒の飾りなしのパンプスが良いでしょう。

七回忌以降

七回忌以降の法事の服装は、和装の場合、色無地の1つ紋か3つ紋付きの長着を着用し、帯と帯締めは黒、長襦袢と半襟は白、足袋は白、草履は黒という決まりになっていて、三回忌までの正喪服と同様に髪飾りなどは付けません。

洋装の場合も、正喪服と同様に黒のスーツやアンサンブル、ワンピースが一般的とされていますが、控えめで目立ちにくいフリルやリボンなどが付いていても良いとされています。

参列者の服装(男性)

3つ目は参列者である男性の服装になります。社会人になると周囲との付き合いも増え、急な別れが訪れることも少なくないでしょう。そんな時に、何を着ていけばよいのか把握し、しっかりとした準備をしておくことで、急な展開でも焦ることがありません。

一人前の大人としてマナーある行動を取れるように、参列者側の服装を三回忌までと七回忌以降に分けて紹介していきます。

三回忌まで

参列者側である男性の場合、喪服の格式で言うと、準喪服ががマナーとされています。三回忌までの法事は、黒のフォーマルスーツに白のシャツ、黒のネクタイ、黒の靴が一般的です。

ネクタイは無地のものを選択し柄があるものは裂け、靴は金具が付いているものを避けましょう。準喪服は、お葬式から法事までずっと使用できるので、1セット持っておくと何かあった時のために便利です。

七回忌以降

参列者である男性の場合、七回忌以降の法事は「平服で来てください」と言われない限り、三回忌までと同様に準喪服の黒いフォーマルスーツに白シャツ、黒ネクタイ、黒の靴にしましょう。

もちろん派手なシャツやアクセサリーなどは避け、黒、白、無地を基本に頭に入れておくとわかりやすいです。

「平服で」と言われた場合

「平服で」と言われた場合の法事は、略式喪服や略式礼服のように、仕事で着ていくような黒や紺などのダークスーツで構わないとされています。派手なスーツや柄があるものは避け、光沢のない暗めのカラーにしましょう。平服と言われても、私服のことではないので注意が必要です。

参列者の服装(女性)

4つ目は参列者である女性の場合の服装です。女性の場合はスーツ姿の方は少なく、ほとんど喪服とわかる服装の方が多くなります。

さらに、ハンカチやティッシュなどの小物などを持つことが多いので、バッグなどのアイテムもしっかり用意しましょう。参列者である女性の場合の服装を、三回忌までと七回忌以降に分けて紹介していきます。

三回忌まで

三回忌までの法事の服装は、準喪服のスーツやアンサンブル、ワンピースなどのブラックフォーマルになります。基本的に、正喪服は三親等までの方と決まっているので、和装などもできるだけ避けましょう。

控えめであれば、フリルやリボンなどの目立たない飾りがあってもよいとされていて、袖は長袖から五分袖、スカートは膝丈以上の長さにします。黒のパンプスは、ヒールが低く、飾りや金具などないものが好ましいです。

七回忌以降

七回忌以降の法事の服装は、「平服で来てください」と言われない限り、三回忌までの法事と同じように、準喪服のスーツやアンサンブル、ワンピースなどのブラックフォーマルになります。

アクセサリーは、金具が付いているような光り物は避けましょう。パールネックレスの場合は白か黒のカラーにし、2連になっているネックレスは「不幸が2度来る」ということを連想させるので、1連のネックレスが好ましいです。

「平服で」と言われた場合

「平服で」と言われた場合の服装は、黒のアンサンブルやワンピースだけでなく、紺色やグレーなどの地味めな色のアンサンブルやワンピースでも良いとされています。アクセサリーやバッグなど、小物類なども地味めな色に合わせてコーディネートしてください。くれぐれも普段着のような私服で行くことは無いように注意しましょう。

学生の服装

5つ目は学生の場合の服装です。学校の制服がある場合は、基本的には制服が正装になります。小学生などで制服がない場合は、白シャツに黒ズボンなどのシンプルなスタイルで、きちんとした印象を心掛けるようにしましょう。そして、制服についているリボンやネクタイが明るい色の場合は、取り外しておくことをおすすめします。

子供・乳幼児の服装

6つ目は子供や乳幼児の服装です。通っている幼稚園の制服が場合は、制服が正装になります。制服がない幼稚園のお子さんや乳幼児の場合は、黒や白の地味な服装であれば良いとされています。

明るい色の服や、装飾の多い服、大きなキャラクターのものはできるだけ避けましょう。もしも、キャラクターデザインのものしかない場合は、無地のベストなどで隠すのが無難です。

法事用に持っておきたい小物3点

三回忌までと七回忌以降の法事の服装を解説|小物3点
法事などがあっても、学生であれば小物などを持つ必要はありませんが、社会人になってから法事に行く時には、成人した立派な大人として持っておきた小物がいくつかあります。

服装と同様に、突然の訃報に備えておくことが重要です。法事の時のために持っておきたい数珠、袱紗、ハンカチの3つのアイテムを紹介していきましょう。

法事用に持っておきたい小物1:数珠

法事の時のために持っておきたいアイテム1つ目は数珠です。お葬式や法事に参列する際は、自身の信仰する宗派に合わせた数珠を用意するのが基本です。しかし、信仰する宗派が決まってない場合には、宗派に関わらず使用できる略式の数珠を用意しておきましょう。

数珠は「念珠」と呼ばれることもあり、持ち主のお守りのような役割があります。なので、お葬式や法事で数珠を忘れてしまっても、人に借りたりしないようにしましょう。

法事用に持っておきたい小物2:袱紗

法事の時のために持っておきたいアイテム2つ目は袱紗です。袱紗は種類豊富でいろいろなカラーが販売されていますが、弔事の場合では紺色、深緑色、灰緑色、緑色、うぐいす色、灰青色、グレー色、紫色などの寒色を使います。

特に紫色の袱紗は、結婚式なども含めた冠婚葬祭すべてに使用することができるので、ひとつあるととても便利です。

法事用に持っておきたい小物3:ハンカチ

法事の時のために持っておきたいアイテム3つ目はハンカチです。お葬式や法事ではハンカチにもしっかりマナーがあり、色は白か黒が決まりで、明るい原色などのハンカチは避けるようにしましょう。

ただし、刺繍が入ったハンカチやレースのハンカチでも、派手なものでなければ良いとされています。

法事にふさわしい服装を知ろう

三回忌までと七回忌以降の法事の服装を解説|小物3点
法事に相応しい服装やアイテムなどを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。不幸は急におこってしまうものです。突然のことでも対応できるように、社会人になったら冠婚葬祭で使えるフォーマルな服装をしっかり用意しておくことが大事です。さらに、法事の服装だけでなく、社会人としてマナー違反にならないアイテムも揃えて購入しておきましょう。

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