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2018年12月18日

お香典を辞退する場合とされた場合の対応6つ|辞退する理由

最近では故人の遺志や家族葬の増加によりお香典を辞退することが増えてきました。そうは言っても本当に渡さなくてもマナー的に問題はないのか、辞退する場合はどのように伝えたらいいのか、心配に思うこともあると思います。お香典を辞退する理由とその対応方法をご紹介します。

お香典を辞退する場合とされた場合の対応6つ|辞退する理由

お香典の辞退とは

お香典を辞退する場合とされた場合の対応6つ|辞退する理由
最近では、故人の遺志や家族葬が増えていることもあって、お香典を辞退する遺族が増えています。

確かに心身ともに疲れている状態でお返しの品を用意するのも大変です。葬儀に対する考え方や価値観が変わってきているということもあります。

しかし年配の方や風習があってお香典の辞退に否定的な人もいます。どちらにしろ、故人を送り出すことが葬儀の意義なのですから、まずはそのことを前提として考えるようにしましょう。

お香典を辞退する場合とされた場合の対応6つ

お香典をどうするかは故人のことを考えて決めるのが一番ですが、その思いが遺族や参列者によって違ってしまうのも事実です。

遺族側として辞退する場合は、参列者に手間をかけたり、とまどわないようにきちんと案内しなければなりません。反対に参列者側で辞退する旨を受けたら、本当に持っていかなくていいのか迷うでしょう。

その際はどのように対応すればよいのか、具体的にみていきましょう。

お香典を辞退する場合の対応

まずはお香典を辞退する側の対応方法です。お香典をどうするかはお金が絡むナイーブな問題でもあるので、まずは遺族内で話し合って考え方を確認した上で決めるようにしましょう。

もし辞退することに決めたなら、参列者がお香典を用意しなくていいようにしっかりと案内しなければなりません。どのタイミングでどのように案内するか、その対応方法をご紹介します。

1:案内状での文面

一般的には訃報の連絡をするときか案内状を出すときに香典を辞退することを伝えますが、参列者が香典を準備しなくてすむように明確に表記する必要があります。案内状に記載する文面は「誠に勝手ながら、御香典は固く辞退申し上げます」「故人の遺志により、御香典は辞退させて頂きます」と記します。

家族葬のため参列しない方に香典の辞退を伝える場合には、列席そのものをお断りし、その上で香典も辞退する旨を記しましょう。

2:当日に伝える場合

当日に香典の辞退を伝える場合には、受付にその旨を書いた看板を置き、さらに口頭で説明をします。葬儀会社に言えば準備してくれます。

葬儀には香典を持っていくことが基本的なマナーなので、参列者の中には戸惑われてしまう方もいるでしょう。そのため、「誠に勝手ながら、故人の遺志で御香典は辞退しております」「お気持ちだけありがたく頂戴いたしますので、どうぞお納めください」と付け加えるなどの配慮が必要です。

3:それでも香典を送られたら

それでもどうしても香典を受け取ってほしいという参列者もいます。その場合はあまり頑なに拒むのも失礼になるので、一度辞退してそれでも渡したいということなら受け取るようにしましょう。

もし香典を受け取ったなら、やはりお返しをする必要があります。四十九日の法要が済んだ後、頂いた香典の半額程度のものを香典返しとして挨拶状を添えて送るようにします。

お香典を辞退された場合の対応

続いては、お香典を辞退する旨を受けた参列者側の対応方法です。結論から言いますと、遺族にお香典を辞退されたら用意する必要はありません。

故人や遺族の意思を尊重するべきですし、無理に渡すと逆に遺族の負担になってしまいます。それでも弔意を表したいという場合は他の方法もあるのでご紹介します。

4:お香典の代わりになるもの

お香典の代わりになるものとしては、供花や供物があります。

供花は基本的に生花ですが、最近ではフラワーアレンジメントも増えてきています。故人が好きだった花で、できれば長く持つものを選びましょう。一例としては、菊、百合、カーネーション、胡蝶蘭などです。

供物の場合は、選考、ろうそく、お菓子(日持ちするもの、落雁など)があります。供花、供物ともに宗教上の配慮も必要なので、事前に遺族に確認しましょう。

5:それでも送りたい場合

基本的には香典の他、供花や供物も辞退されている場合は何も送らないことが一番です。しかし故人にとてもお世話になったのでどうしても送りたいという人もいます。

その場合は、明確に辞退されていなければ弔電を送るという方法もあります。弔電はお返しをする必要がないので、遺族の負担にならずにすみます。

送り先は葬儀の行われる場所に喪主宛てで送ります。通夜・告別式までに届くように手配しましょう。

6:参列だけでも良いのか

お香典だけでなく供花や供物も辞退されたなら、何もしなくて構いません。遺族の気持ちとしては、参列して焼香してくれればそれで十分と考えています。マナー的にも問題ありません。

何もしないのは複雑な心境になりますが、物を送るのがお悔やみを伝える最善の方法とは限りません。心を込めて故人を送り出すことが、あなたにできる最善の方法です。

お香典を辞退する理由

昔は葬儀にはとても手間や費用がかかっていたので、「お互いさま」いう相互扶助の考え方から香典を渡していました。しかし現代の葬儀ではそれほどの手間がかかることも減り、相互扶助という考え方が薄れてきています。

他にも遺族としてはいろいろな気持ちがあり、お香典の辞退も選択肢のひとつとしてよくあることになってきました。なぜお香典を辞退するのか、続いてはその理由を具体的にみていきましょう。

1:参列者に負担をかけたくない

故人または遺族が、葬儀に足を運んでくれるだけで十分、または故人の生前の付き合い方や年齢などを考えて、参列者の負担をなるべく減らしたいという理由です。

しかし受付などで「そんなことはないのでぜひお香典を受け取ってほしい」という参列者がいることがあります。もしその方のお香典を受け取ると、他の参列者のお香典は辞退するということもできないので、「故人の遺志です」と伝えて丁重に辞退しましょう。

2:お返しが大変

大切な人が亡くなったことに加え、葬儀は心身ともにとても気疲れします。そんな状況でお返しのことまで考えたり手配するのが大変というのが、遺族の本音としてあることがお香典を辞退する理由のひとつです。

香典返しは頂いた金額の半額程度のものを返すことが多いですが、一律返しが常識という地域や風習のこともあり、それをチェックする手間を考えて辞退を選ぶこともあります。

3:家族だけで見送りたい

最近では「家族だけで見送りたい」という思いから家族葬をする遺族が増えており、そうするとお香典だけでなく葬儀に参列されることも辞退するということになります。

辞退する側としては、故人にお別れを言いたいと思う人への配慮が必要になります。反対に辞退された側としては、家族や近親者のみでお別れをしたいという気持ちを理解しなければなりません。

葬儀後の弔問などで対応するかなども考えておきましょう。

4:故人の遺志

生前に「自分の葬儀はできるだけお金をかけずにやってほしい。お香典も辞退するようにしてほしい。」と言っていたなど、故人の遺志としてお香典を辞退することもあります。

葬儀は残された遺族の心の整理のためにも、葬儀を行いたいと考えますが、やはり故人の遺志を尊重することも大事です。遺族の立場や世間体などもありますが、故人の遺志を尊重したのであれば理解できるのではないでしょうか。

お香典の辞退を理解して失礼のないように

お香典は渡すもの・受け取るものというのは、今では必ずしも常識とは言えなくなってきています。とは言え、年齢などによってはお香典に対する考え方に相違があるのも事実です。

故人に最後のお別れをする場で「マナーがなっていない」「気持ちを理解してもらえない」と不満が出てしまうのはとても残念なことです。お香典の辞退の理由をきちんと理解して失礼のないようして、気持ちのこもったお別れができるようにしましょう。

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