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2018年12月26日

8つの宗派におけるお焼香の回数の違い|知っておきたいこと

お葬式や法事などでお焼香をする時どのように行えばよいのでしょうか。お焼香は仏教の宗派によって行う回数が違います。急に出席することになるお葬式で慌てないためにお焼香の回数や手順などについて知っておきたいことをご紹介します。

8つの宗派におけるお焼香の回数の違い|知っておきたいこと
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お焼香の回数は何回

通夜、葬儀、法要などで仏や死者に対してお香を焚いて拝むことを焼香と言います。お香には抹香と線香があり、抹香は粉末状、線香は棒状の香です。抹香でのお焼香の基本の動作は、左手に数珠を掛けて右手の親指、人指し指、中指の三指で焼香代の抹香をつまみ香炉にくべます。

お焼香は仏教の宗派によって作法が違っており、回数も違います。宗派によって教義が違うため、お焼香の意味合いも違いがあります。

お焼香をする意味

お葬式でお焼香をするのは、仏教における供養の意味を持ちます。霊前を清めて、敬けんな心でお参りする際の作法です。お香を焚くことで心を浄化させる目的があります。

仏教でお香を焚くことが不浄を祓うものとして供養の作法となりましたが、もともとは仏教発祥の地インドで香木が産出され、暑い気候のインドで遺体の腐敗臭を消す働きとしてお香が活用されていた歴史があります。仏教とともにお香もインドから日本へ伝わりました。

8つの宗派におけるお焼香の回数の違い

お焼香の回数は仏教の宗派によって何回するのかが決まっています。葬儀担当者からお焼香の回数の案内が入る場合がなければ、宗派に合わせて行うのが一般的です。8つの宗派の作法を確認しましょう。

1:真言宗

真言宗のお焼香の回数は原則3回です。1回目にお香を取ったらその手を額に押しいただきます(近づけます)。その後お香を香炉にくべます(落として焼香)。2回目と3回目は額に押しいただく動作は省いても可です。3回焼香したら合掌して一礼します。

3回の意味は諸説あり、ご本尊の大日如来、開祖の弘法大師、ご先祖様にお焼香するために3回行う説や、仏教の三宝の仏(釈迦)、法(教え)、僧にお焼香するからなどがあります。

2:浄土宗

浄土宗のお焼香の回数は特に定められていません。浄土宗公式HPによると、時間や周りの状況から形式的に3回おこなうよりも真心のこもった1回の方が尊く見える場合もあります、とあるので回数はその時の状況で自分で判断してよいでしょう。

お香を右手に取ったら左手の掌を添え、額に押しいただき、そして香炉にくべます。

3:浄土真宗 本願寺派

浄土真宗本願寺派のお焼香の回数は1回と決められています。この時額に押しいただく動作はしません。焼香が終わったら合掌して「南無阿弥陀仏」とお念仏をとなえて礼拝します。

お焼香は、お香をお供えし合掌、礼拝することで阿弥陀如来を敬う気持ちを表します。浄土真宗は他の宗派と違い、死者への供養をするわけではありません。死後は阿弥陀如来によって極楽浄土に迎えられるので、成仏を祈る必要がないと考えられています。

4:浄土真宗 大谷派

浄土真宗大谷派のお焼香の回数は2回と決められています。額に押しいただく動作はしません。焼香が終わったら合掌して念仏を唱えます。故人ではなくご本尊に向かって唱えます。

浄土真宗は江戸時代に徳川家康によって分裂させられ、真宗大谷派と浄土真宗本願寺派がつくられました。真宗大谷派は地域ごとの特色が強いです。葬儀は故人の冥福を祈るためではなく(極楽浄土で迎えられているため)阿弥陀仏に感謝する趣旨で行われます。

5:天台宗

天台宗のお焼香の回数は特に定められていません。1回または3回される方が多いです。額に押しいただく動作についても定めはなく、どちらも大丈夫です。

天台宗の教えでは衆生は全て仏性を持っており、仏になるためには仏様と縁を結ぶことが大切になります。葬儀でまず心身ともに仏の弟子になる儀式を行います。その後、仏弟子としてこの世(娑婆世)を離れ、仏の国(浄土)へと向かいます。

6:臨済宗

臨済宗のお焼香の回数は基本的に1回です。額に押しいただく動作はしません。2回お焼香する場合は、1回目だけ額に押しいただき、2回目は香炉にくべます。臨済宗は14派ありますが、それぞれお焼香の作法に違いはありません。

臨済宗の焼香の意味は、仏・法・僧の三宝に向けた供養と故人への弔いです。臨済宗には座禅により悟りを開き、仏に近づいていくという真理があるからです。

7:曹洞宗

曹洞宗のお焼香の回数は2回です。1回目は額に押しいただき、2回目はいただきません。1回目を主香、2回目を従香と呼び、従香は主香が消えないようにお香を加えるのが目的です。ただし、時間や状況を見て早く済ませた方がいい場合は1回の焼香でよいとされています。

8:日蓮宗

日蓮宗のお焼香の回数は1回です。額に押しいただく動作はしません。住職などのお坊さんは3回焼香を行いますが、参列者は1回です。お焼香は、故人への供養の気持ちで行う作法となります。

お焼香の際に知っておきたい3つのこと

お焼香をする時、回数のほかにもルールやマナーがあります。お焼香をする際に知っておきたい3つのことをご紹介します。これを知っておけばわからなくて慌てることもなく、スムーズにおこなうことができますので確認してみてください。

1:お焼香の基本的なマナー

仏教の宗派ごとにお焼香の作法に細かい違いがありますが基本的な流れは同じです。自分の順番がまわってきたら席を立ち、焼香台まで移動します。ご遺族に一礼し、焼香台に向き直り台の前に近づきます。遺影に向かって一礼し、お焼香(宗派で定められた回数)をします。合掌して一礼した後、ご遺族に一礼し席に戻ります。

お焼香の回数の指定が緩やかな宗派では、他の参列者の状況次第では1回に止めて速やかに行う方がよいでしょう。

2:お焼香の回数が分からない場合

急な参列などにより故人の宗派のお焼香の回数が分からない場合、自分の宗派の回数でお焼香をおこなって大丈夫です。また、一般的には1回または3回が多いです。故人を弔う気持ちを込めることが大切ですので、心を込めてお祈りしましょう。

3:お焼香の順番

お焼香の順番は故人と関係が近い順に行います。親族による焼香である親族焼香の次に参列者による焼香である一般焼香という順序になります。葬儀の規模によっては地域の議員や町内会役員(指名焼香・来賓焼香)、故人の関係の会社・団体の代表(代表焼香)などの焼香が行われます。

大まかな順番は、①喪主・遺族焼香(親族焼香)、②指名焼香・来賓焼香、③その他参列者による一般焼香となります。

お焼香の回数を知り故人を正しく見送る

お焼香の作法を知り、マナーをわきまえて葬儀に出席することで故人や親族の方に供養の気持ちを表すことができます。それぞれの宗派の作法の形式にある意味も知ることで、故人に寄り添ったお見送りができるでしょう。

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