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2019年01月08日

忌明け法要にふさわしい服装|3つの格式の喪服の使い分け

忌明け法要にはどのような服装で臨めばよいのでしょうか。服装選びに迷ってしまうという方も少なくないことでしょう。この記事では忌明け法要にふさわしい服装を施主側や参列者といった立場別に、また男女別・年代別にご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

忌明け法要にふさわしい服装|3つの格式の喪服の使い分け
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忌明け法要とは

仏式の考えでは、故人が亡くなられた後その魂はすぐにあの世に行かずに、この世とあの世の間を行き来します。

そして49日目をもってあの世に故人の魂が旅立つとされているため、その期間中は故人の冥福を祈って喪に服すことになります。この喪に服す期間が明ける49日目以降のことを、一般的に忌明けと呼びます。

ここではまず、忌明け法要の目的や意味に加えて、その実施日などの基本情報についてチェックしていきましょう。

忌明け法要の目的や意味

そもそも、忌明け法要とは何なのでしょうか。ここではその目的や意味について確認しておきましょう。

忌明け法要とは、49日間の喪に服す期間を終えて故人の供養が一区切りしたことを示すために行われるという意味合いや目的を持っています。

一般的には親族や故人が生前親しくしていた友人や知人に加えて、お葬式の際にお呼びしたお坊さんをお招きし、法事法要を行うのが忌明け法要の基本的なあり方になります。

忌明け法要の実施日

それでは、忌明け法要の実施日はいつになるのでしょうか。仏式においては、忌明け法要は故人が亡くなられてから49日目に当たる、喪が明ける忌明けの日(満中陰)に執り行うことになっています。

ただし、忌明け法要の実施日については宗教によって異なってくるという点にも注意が必要です。

仏式ではなく、神式の場合には故人が亡くなられてから50日目に忌明け法要を行うということもぜひ社会人の嗜みとして知っておきましょう。

喪服の格式

以上では、忌明け法要の目的や意味に加えてその実施日といった基本情報についてご紹介してきました。

忌明け法要を執り行うにあたって、またはそれに参列するにあたって気を配りたいのが、忌明け法要にふさわしい服装で臨むということです。

忌明け法要には基本的には喪服を着用するのがマナーですが、喪服と一口に言っても正喪服・準喪服・略喪服と3つの格式があります。ここではまず喪服の格式についてチェックしていきましょう。

1:正喪服

上でご紹介したように喪服には正喪服・準喪服・略喪服の3つの格式がありますが、これらの中で最も格式が高いものが正喪服です。

正喪服には和装と洋装の二種類があり、和装の場合は男性ならば紋付羽織袴を、女性の場合には五つ紋付の黒色無地の着物を着用し、洋装の場合は男性ならばモーニングコートを、女性ならばブラックフォーマルを着用します。

正喪服は故人の家族や親族など、お葬式や法要を執り行う側のみが着用します。

2:準喪服

喪服の3つの格式のうち、正喪服に次ぎ格式が高く、また最も着用する頻度が高いものが準喪服になります。

準喪服としては男性ならばブラックスーツに黒色無地の弔事用のネクタイを合わせ、また女性の場合には地味で露出の少ないブラックフォーマルを着用します。

お葬式や法要では喪主・施主側にあたるご遺族の方よりも高い格式の服装で参列するのはマナー違反となっていますので、参列者の多くは喪服として準喪服を着用します。

3:略喪服

正喪服・準喪服・略喪服という3つの喪服の中で最も格式の低い服装が、略喪服になります。

お葬式や49日の法要などでは喪主・施主側は正喪服か準喪服を、参列者は準喪服を着用するのが一般的ですが、取り急ぎかけつけたというお通夜や27回忌など故人が亡くなられてから時間が経過して行われる法要の場合は、施主・参列者ともに略喪服を着用することが多いです。

男女ともに、略喪服としてダークスーツを着用するとよいでしょう。

忌明け法要にふさわしい服装とは

以上では、社会人として知っておきたい正喪服・準喪服・略喪服という喪服の3つの格式とそれぞれの具体的な服装についてご紹介してきました。

それでは、忌明け法要にはどのような服装で臨むべきなのでしょうか。ここからは、忌明け法要にふさわしい服装を施主側や参列する側といった立場別に加えて、男女別・年代別に詳しくご紹介していきます。

服装選びに迷ってしまったという時に、ぜひ参考になさってみてください。

施主側の服装(男性)

まずは、忌明け法要を迎える側の男性の服装とそのポイントについて詳しくチェックしていきましょう。

忌明け法要を執り行う施主側の男性は、正喪服もしくは準喪服を着用するのが一般的です。

ちなみに、以前は正喪服を着用する場合が一般的で多かったものの、最近では準喪服を着用する施主側の男性も少なくありません。

以下では詳しくそれぞれの服装について解説をしていますので、ぜひチェックしてみてください。

正喪服

忌明け法要を執り行う施主側側の男性にふさわしい服装としてまず挙げられるのが、喪服の中で最も格式の高い正喪服です。

正喪服には和装と洋装の二種類がありますが、和装の場合には五つ紋付の羽織袴を着用し、洋装の場合にはモーニングコートを着用することになります。

なお、モーニングコートを着用する場合はベストもネクタイも、シャツ以外のアイテムは全て黒色で統一するのがマナーです。

準喪服

最近では格式ばった正喪服を着用せずに、準喪服を着用して忌明け法要を執り行う施主側の男性も少なくありません。

準喪服としては、ブラックスーツに弔事用の黒色無地のネクタイと白色無地のワイシャツを合わせるのが一般的です。

また、ベルトや靴下・靴などの小物も全て黒色で統一しましょう。ベルトや靴は革製品でも特に問題ありませんが、光沢のあるものやカジュアルなデザインのものは避ける必要があります。

施主側の服装(女性)

以上では、忌明け法要にふさわしい男性の服装について詳しく見てきました。それでは、女性の場合はどのような服装をするのが望ましいのでしょうか。

ここからは、女性の服装とそのポイントについてチェックしていきましょう。

女性の場合は、服のみならずヘアスタイルやメイクに関しても地味で控えめであるように気を配る必要があります。

メイクは色味を抑えて地味に仕上げ、髪の毛は低い位置でシンプルなまとめ髪にしましょう。

正喪服

忌明け法要を執り行う施主側の女性にふさわしい服装としてまず挙げられるのが、正喪服です。

女性の正喪服には男性と同じように洋装と和装の二種類があります。和装の場合は五つ紋付の黒色無地の着物を着用し、洋装の場合にはブラックフォーマルを着用します。

なお、着物を着用する際には帯留めなどの小物も全て黒で統一しましょう。洋装の場合には露出を避け、黒色のストッキングを着用するのが必須です。

準喪服

忌明け法要を執り行う施主側の女性にふさわしい服装として挙げられるのが、準喪服です。女性の準喪服としては、ブラックフォーマルを着用するのが一般的です。

ちなみに、肌の露出はご法度ですので、座った時に膝小僧や太ももが見えてしまわない丈の長さのスカートやワンピースを選びましょう。

また、アクセサリーは控えたほうが無難ですが、小ぶりの真珠の一連のネックレスなど2点ほどならばOKです。

参列者の服装(男性)

以上では、忌明け法要を執り行う施主側の男性と女性の服装について詳しく見てきました。それでは、忌明け法要に招かれた参列者側の人間はどのような服装で行けばよいのでしょうか。

忌明け法要などの法要では施主側の人間よりも格式の高い服装で参列するのはマナー違反に当たりますので、参列者は準喪服か略喪服のいずれかを着用します。

以下ではそれぞれの服装について詳しく解説をしていますので、ぜひチェックしてみてください。

準喪服

忌明け法要に参列する側の男性にふさわしい服装としてまず挙げられるのが、準喪服です。

準喪服として、ブラックスーツに黒色無地の弔事用ネクタイと白色無地のワイシャツを着用しましょう。

靴やベルトは革製品であっても特に問題はありませんが、光沢のあるものを避けるのが鉄則ですし、靴下も含めて全ての小物を黒色で統一するのがマナーです。また、腕時計や結婚指輪を除くアクセサリーは控えましょう。

略喪服

略喪服も、忌明け法要に参列する側の男性にふさわしい服装の一つとして挙げられるでしょう。

黒色や紺色といった落ち着いたダークカラーの無地のスーツに、白色無地のワイシャツを合わせるのが男性の参列者の服装として一般的です。

また、ネクタイに関してはスーツと同様にネイビーやグレーなどのダークカラーのものを選びましょう。柄物でも問題ありませんが、派手なものは避け地味なデザインにするのが鉄則です。

参列者の服装(女性)

それでは、女性の場合はどのような服装で忌明け法要に参列すればよいのでしょうか。ここからは、初彼岸にふさわしい女性の参服装とそのポイントについて詳しく見ていきましょう。

女性の場合は服装だけでなく、ヘアスタイルやメイクも地味で控えめなものにする必要があります。メイクは色味とツヤ感を抑えること、また髪の毛はダウンスタイルを避けて、低めの位置でシンプルなまとめ髪にすることがマナーです。

準喪服

忌明け法要に参列する側の女性にふさわしい服装としてまず挙げられるのが、準喪服です。

女性は準喪服としてブラックフォーマルを着用するか、もしくは黒色のジャケットとスカート・ワンピースのセットアップスーツを着用するのが一般的です。

カバンやパンプスなどの小物は、黒色で光沢のない地味なデザインのものを選びましょう。もちろん露出はご法度ですので、暑い夏でも黒色のストッキングを履く必要があります。

略喪服

略喪服も、忌明け法要に参列する側の女性にふさわしい服装の一つとして挙げられるでしょう。

略喪服として、黒色か紺色といった地味な無地のワンピースか、あるいはダークカラーのスーツを着用するのが一般的です。

もちろんパンツスタイルでも問題ありません。スカートやワンピースを着用する場合には座った時でも太ももや膝小僧が見えてしまわない丈の長さのものを選びましょう。

学生の服装

それでは、学生の場合はどのような服装で参列するべきなのでしょうか。学生にとっては学校の制服がフォーマルな礼服に当たりますので、制服で忌明け法要に参列するのが最も無難です。

ちなみに、お葬式や法要でNGとされる明るい色や柄物であっても、制服のデザインであるならば問題ありません。

ただし、くるぶし丈ソックスやルーズソックス、あるいはわざと丈を短くしたスカートなどはマナー違反にあたります。

子供・乳幼児の服装

意外と悩むのが、子どもや乳幼児にはどのような服を着せればよいのかということです。

子どもや乳幼児は喪服を着る必要は必ずしもなく、黒色や紺色、グレーなどの色で、落ち着いた地味なデザインの服を着せれば問題ありません。ちなみに赤ちゃんならば薄い水色でもOKです。

女の子ならば黒や紺のワンピースか襟付きブラウスとスカートを、男の子ならば白色のシャツに黒か紺のズボンを着用するのが一般的です。

法事用に持っておきたい小物3点

以上では、忌明け法要にふさわしい服装について詳しくご紹介してきました。忌明け法要などの法要では、服装に加えて持参する小物に関しても同様に気を配る必要があります。

ここからは法事用に持っておきたい小物を3つピックアップしてご紹介していきますので、持っていないという方はぜひ用意しておいてはいかがでしょうか。

1:数珠

法事用に持っておきたいアイテムの一つとしてまず挙げられるのが、数珠です。数珠は故人の供養を行う際に、欠かすことのできないマストアイテムです。

なお、数珠と一口にいっても宗派によってそのデザインや色が異なってくるので注意が必要です。

黒色で一連の略式念珠ならば宗派に関係なく使うことができますので、一つ持っておくと何かと重宝すること間違いなしです。

2:袱紗

袱紗も、法事用に持っておきたいアイテムの一つとして挙げられるでしょう。法要に参列する側の人間は必ず香典をご遺族の方にお渡しする必要があります。ただし、素のままで持参するのは失礼に当たりますので、必ず袱紗に包んで持参しましょう。

袱紗には弔事用の暗めの色から慶事用の明るめの色までさまざまな種類のものがありますが、紫色ならば弔事用・慶事用のどちらにも使うことができるので便利です。

3:ハンカチ

ハンカチも、法事用に持っておきたい小物の一つとして挙げられます。法事用のハンカチとしては、黒色もしくは白色の無地のデザインのものを持参するのがマナーです。

控えめであれば刺しゅうやレースが多少あっても問題ありませんが、タオル素材のものはカジュアルな印象を与えてしまう場合があるので、控えた方が無難です。

忌明け法要にふさわしい服装を知ろう

忌明け法要にふさわしい服装|3つの格式の喪服の使い分け
今回は忌明け法要をテーマに、その基本情報やふさわしい服装などについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

忌明け法要は故人の供養において一区切りとなる大切なものですので、あらかじめきちんと忌明け法要に関するマナーを知り、それにふさわしい服装で臨みましょう。

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