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2019年03月12日

式辞を述べる際の8つのマナー|これであなたも常識人

式辞を行うときは緊張してしまいますが、その式の最初のあいさつになるため、長くならないように注意をしてお祝いの言葉でまとめます。そして式辞を書く際には、前の式辞が主催者に保管されているので、参考にすることで問題なく作成できます。

式辞を述べる際の8つのマナー|これであなたも常識人

式辞とは?

式辞とは、儀式のときや式場での挨拶の言葉のことで、式辞は主宰者や開催したグループの長にあたる人が、その式の開催のあいさつとして初めに行います。葬儀の場合は、葬儀の式中で主催者が述べるあいさつの言葉となり、喪主の挨拶や会葬者の弔辞とは別に行われます。

卒業式では、開催された卒業式の最初のあいさつとして、通常は学校長が述べるのが式辞になります。そのあと、出席した教育委員会が述べるお祝いの言葉は答辞となります。

式辞の流れ

卒業式で初めに学校長からのあいさつが式辞になりますが、式辞の内容の流れとしては、卒業をお祝いする言葉や、在学中のエピソード、そして将来の活躍と健康を祈る激励の言葉などを入れて述べられます。

激励の言葉には、その学校長の体験と信念が語られることになり、学校長の人柄がでやすいです。なお、卒業式の一般的な流れは開式宣言、卒業生入場、国歌斉唱、卒業証書授与が行われたあとに、学校長からの式辞が行われます。

式辞は誰が述べるもの?

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式辞は主宰者や開催したグループの長にあたる人が、その式の開催のあいさつとして初めに行うため、会社が主催したパーティーの場合には、外部からのお客がいるとき式辞は社長が行います。

しかし、会社内部だけの内輪のパーティーの場合は、式辞は筆頭部長が行う場合が多く、社長はそのあとのお祝いのあいさつを行います。このように、その式にどのような方が出席するかで、式辞を述べる人は変わってくるため注意が必要です。

式辞はいつ述べる?

式辞を述べる際の8つのマナー|これであなたも常識人
通常の式である卒業式などでは、式辞はその式を執り行う主催者側が、最初に述べるあいさつとして行われます。葬儀の場合は、葬儀委員長が式辞を述べ、そのなかで故人の社会的な業績や生涯について触れられた内容となります。

そのあとに友人や親せきが個人への哀悼の意を述べる弔辞が述べられます。そして本来の主催者である喪主が、故人の業績や人柄などを紹介しながら参列者への感謝の言葉を述べて締めくくられます。

式辞で気をつけるべきマナー8つ

式辞はその儀式や式の最初に行われる部分となるため、式辞を述べる人は緊張することが多くなります。また、参列者から見ても最初に式で行われる行事になるので、非常に注目を集めます。式辞が手際よく、滞りなく行われることは、ある意味で式の成否を握っていると言えます。

そのような大事な式辞について気を付けるべきマナーを8つご紹介するので、参考にしてみてください。

式辞で気をつけるべきマナー1:だらだら述べない

式辞はその式の最初に述べられる挨拶のため、あまり長くなると、内容がすばらしくても飽きられてしまいます。開会直後からだらだらと長い話を聞かされると、参列者にこれからこの式に長く参列しなければならないという不安を与えてしまい、疲れさせることになります。

式の途中にある他のあいさつと違い、式当初の式辞は長くても3分以内で終わる内容にすることが必要です。

式辞で気をつけるべきマナー2:式辞は予め書いておく

式辞は3分以内に終わらせることで、式の進行をスムーズに進められるため、その場の雰囲気で話が変わり長くなると、その後の進行に影響します。そこで、式辞をあらかじめ書いておき、雰囲気にとらわれずにきちんと述べるようにするのがマナーです。

その後の祝辞やそのほかのスピーチは、式の進行の関係などで当日の式の進行具合により、すべてを読み上げるのではなく柔軟に時間調整できるようにします。

式辞で気をつけるべきマナー3:式辞用紙を使う

式辞を述べる際の8つのマナー|これであなたも常識人
式辞を述べる場合に、何も紙に書かずに暗記した内容で話す方がいますが、一般的に式典の場合は式辞用紙を使い、事前に書いておいたものを読むことになっています。

式辞で述べられた内容自体が正式記録となるため、式辞用紙は壇上に置いて帰るのが正式です。式辞は主催者が保管して次年度以降の参考として保管されます。なお、学校の卒業式の場合は、すべての祝辞が保管される決まりです。

式辞で気をつけるべきマナー4:壇上への行き帰りでの注意

壇上で式辞を述べる方は、その原稿を上着の内ポケットに入れておき、名前を呼ばれたら壇にのぼり、主催者と来賓などの着座している壇上の左右の席にお辞儀をします。

そして中央のマイクの前に進み、参列者全員に一礼をしたのちに、内ポケットから原稿を取り出して、その文を読み上げます。読み上げたら壇上にその原稿を置き、左右の席に一礼してから降壇します。慌てずにゆっくりと落ち着いて行うことが必要です。

式辞で気をつけるべきマナー5:卒業式の式辞の内容

卒業式の式辞は本文のはじめにお祝いの言葉である「卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます」を入れます。そのあとの内容は自由ですが、内容を三つに分けると書きやすいです。

まず、保護者や教員に対してのお祝いの言葉と自分の名前を入れ、次に卒業生の思い出やエピソードを入れていき、残りの部分にこれまでお世話になった教員の方々と地域の方々へのお礼の文章を入れてから、締めの言葉として日付や役職を入れます。

式辞で気をつけるべきマナー6:式辞の取り出し方

式辞は正式には包みに入れたうえで、式辞原稿をスーツの内ポケットに入れておき、壇上で包みから取り出して読みます。ポケットのない女性の場合は、包みを手に持ち壇上に上がっても構いません。

壇上で出した原稿を手に持ち読むのですが、包みはポケットに入れて片づけておきます。式辞が終わったら、原稿を包みに入れて壇上の右上において降壇します。式辞は保管されるため、持ち帰りません。

式辞で気をつけるべきマナー7:式辞は暗唱してよいか

式辞は正式には式辞用紙に書いて、それを持ったまま読み上げます。スピーチになれて上手な方は暗唱したほうが、格好がよく見られますが、原稿を用意することと読み上げることがマナーです。

式辞を読み終えたら、式辞を包んで演台の右上に置いてくるのがマナーとされていて、式辞に限らず、答辞・送辞・祝辞ほかの原稿用紙もすべて檀上に置いてきます。

式辞で気をつけるべきマナー8:式辞はプリントでも大丈夫か

現在、式辞はパソコンを使って作成して、プリントすることが多くなっています。以前は手書きで行っていたため、こだわりのある方は手書きで行います。

パソコンを使って印刷できる式辞用紙もあるため、原稿の書き換えなどがあった場合、やり直しがきくので便利です。パソコンで印刷するときの注意点は、式辞用紙をよく伸ばして印刷が折り目で具合が悪くならないようにすることです。

プリンター用式辞用紙の紹介です

プリンター用のOA対応の式辞用紙で、インクジェットプリンターでもレーザープリンター、そしてコピー機でも使用可能です。セットの内容は折りたたみ式巻紙の式辞用紙が2枚とタトウ紙が1枚、そして包み用の封筒が1通入っています。

さらに使用するにあたり説明書も付いています。同梱の式辞用紙のサイズは幅19.5cm、長さ54.6cmです。この式辞用紙は縦横兼用であり、日本製です。

式辞の用紙の処理は?

式辞を述べる際の8つのマナー|これであなたも常識人
式辞用紙には、びょうぶのように折りたたむタイプと折り目を付けない巻紙のタイプの二種類があります。式辞を読んだあとは、たたみ直すか巻き直しをして包みに入れます。

正式な式での式辞の場合、読まれた式辞は主催者が保管し管理するため、使った式辞は壇上にたたみ直すか巻き直しをして、そのまま置いて帰ります。読み終わった式辞は、次年度以降に同様の式が行われた場合の参考となるため必ず保管されます。

巻き直す

式辞用紙の中には折りたたまずに使用する巻紙状のものがあります。巻紙状のため、ややかさばりますが、折り目がなく読む際にもスムーズに読む部分を出すことができるという利点があります。

折りたたむタイプの式辞用紙も同じですが、読み終わったときには式辞用紙の最後の部分になっているため、式辞を読み終えたらたたみ直すか巻き直して最初の状態に戻してから壇上に置いていきます。

主催者側で保管する

式辞を読み終えて壇上に置いてきた式辞用紙は、主催者が回収し保管します。式辞は公文書として取り扱われるため、卒業式などの式辞はその学校の文書の保管規定に合わせて保管されます。

過去の式辞は保管されているだけではなく、次回に同じ内容の式があった時に式辞を作成する際の参考に使われたり、逆に同じ内容の式辞にならないように注意するための参考に使われます。全く同じ内容の式辞にならないことがマナーです。

しっかり式辞を行えるようになろう

式辞を述べる際の8つのマナー|これであなたも常識人
式の最初のあいさつが式辞になるため、式のできが左右されかねません。しかし、前の式辞が必ず保管されていて、参考にできるので作成することは難しくありません。

登壇の順序やあいさつの仕方、そして壇上での式辞用紙の取り出し方などのマナーを守ることでしっかり式辞を行えます。また、式辞を読む際は、はっきりと早口にならないよう意識をしてゆっくりと読み上げます。

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