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2018年12月27日

神道のお葬式の流れ|お葬式に参列するときのマナー4つ

一般の人が「神道のお葬式」に参列する機会などありませんので、マナーを知らないのは当然のことです。もし参列の機会があったとしても、俄(にわか)仕込みの知識では失敗してしまいそうで心配ですが、取り敢えず「やってはいけないこと」を覚えておくだけでも安心です。

神道のお葬式の流れ|お葬式に参列するときのマナー4つ
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神道とは

神道のお葬式の流れ|お葬式に参列するときのマナー4つ
「神道」は日本の風土や生活習慣に基づく神観念であり、起源は縄文時代~古墳時代に掛けて原型が形成されました。神道は祖霊崇拝性の多神教の一種といえますが、他の宗教と異なり教祖がおらず経典や教義なども存在しません。

過去の神道祭神論争において、天皇の裁可によって伊勢派が推す天照大神が最高神格となりましたが、出雲派が推す氏神信仰の色彩も色濃く残しており、民俗信仰や自然信仰などの地域性も多く包含しています。

仏教との違い

インド発祥の「仏教」は開祖の釈迦が厳しい戒律や教義などを定めていますが、「神道」は人の暮らしの中に自然発生した観念であり、開祖や宗祖などがおらず難解な教義などもありません。

神道は日本独自の多神教の一種ですが、その根本原理は世の中の森羅万象に宿る八百万神(やおよろずのかみ)を祀るものであり、言い換えれば人の生活に身近な自然物などに神が宿るという考えです。

神道のお葬式の流れ

神道のお葬式の流れ|お葬式に参列するときのマナー4つ
神道の葬式は、故人を守護神として祀るために行われます。通常、葬儀社に依頼し自宅または斎場で行われますが、地域や神社によってやり方が異なります。

神道の葬式の大まかな流れは、帰幽奉告(死亡報告)→枕直しの儀(死化粧)→納棺の儀→通夜祭(祭詞奏上・誄歌奏奏)→遷霊祭(御霊移しの儀)→葬場祭(告別式)→直会(お清め)の順に執り行われますが、神道では50日間神棚の扉に半紙を貼り喪に服すことになります。

1:一同手水の儀

神道の葬式においては、通夜祭や納棺の儀の前に必ず「手水の儀(ちょうずのぎ)」に則り、身の汚れを祓うために手や口を清める儀式を行います。

神道の葬式で行う「手水の儀」のやり方は、地域の神社や斎場によって多少違いがあり、手順が煩雑で時間が掛かることから簡略化や省略化されています。一般的なやり方は、柄杓の水で左手に次いで右手を清め、左手に汲んだ水で口を漱ぎます。最後に左手を清め懐紙で手を拭きます。

2:修祓の儀

「修祓(しゅうばつ)の儀」とは、斎主が大幣(おおぬさ)を使って斎場・棺・参列者などを祓い清める儀式のことをいいますが、この間参列者は起立して深く頭を垂れておくのが礼儀となっています。

神道において「修祓に儀」は、神前で行われる儀式の間に穢れを祓うために行われる清めの意味があります。修祓の儀に使う大弊とは、榊の枝や祓串(はらいぐし)に紙垂(しで)を結んだ神具をいいます。

3:開式の辞

神道の葬式を斎場などで執り行う場合、参列者が一堂に会して行われるのは「通夜祭」「遷霊祭」「葬場祭」ですが、これらの儀式の司会(進行役)は斎場の職員が勤めるのが一般的です。

神道の葬式において通夜祭を開始する際、斎場などで作成したマニュアルに沿って進行役が「開会の辞」を宣言することによって、葬式の次第に則り順次進行していきます。

4:献饌の儀

神道の葬式では白木の台に三方を置き、三方の上に神前への供え物である「神饌(しんせん)」や「幣帛(へいはく)」を置いていきます。一般的に神饌に供する物は洗米・酒・水・塩・餅などです。それ以外に野菜・果物・菓子あるいは故人の好物を供える場合があります。

「献饌(けんせん)の儀」とは、葬式において神へのお供え物を捧げる儀式のこといい、通常雅楽を奏でる間に副斎主が献饌を行います。

5:祭詞奏上・誄歌奉奏

神道の葬式において、通夜式が始まると神職(献弊使)が祭詞(さいし)を奏上し、併せて雅楽による誄歌(るいか)が奏でられます。

神道の葬式においては、斎主が故人の安らかな眠りを祈る言葉として「祭詞」を奏上します。なお、祭詞は故人が子孫たちの守護霊となって家を守ることを願うという意味もあります。

また、神道の葬式で奏でられる「誄歌」とは、故人の生前の徳を称え死を悼むための雅楽による合奏や歌をいいます。

6:弔辞拝受・弔電奉読

神道の葬式における弔辞や弔電で注意が必要なのは、神道以外の葬式用語を使わないことが基本ですが、弔電の場合はNTTなどの電話会社の定型文を利用することが無難です。

弔辞を読む場合は、冒頭に故人のフルネームで語り掛けるのがマナーであり、時間は概ね3分程度(1,000文字以内)を目安にすると良いでしょう。なお、故人と二人だけの秘密のエピソードを披露すると、悲しみに暮れるご遺族が和む場面があります。

7:玉串奉奠

神道の葬式において「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」を行う機会は何度かあります。玉串奉奠の儀は、神道の葬式を行う地域や神社あるいは斎場の式次第の進め方によって異なりますが、斎主の祭詞か参列者の弔辞の後に行うのが一般的です。

ちなみに、玉串奉奠とは神道の儀式において紙垂(しで)を付けた榊の枝を神前に捧げることをいいますが、仏式の葬式に置き換えると「焼香」のような意味合いを持つ所作です。

8:参列者の玉串奉奠

神道の葬式において、参列者の玉串奉奠は斎主の後に続いて行いますので、式次第を覚えていなくても進行役から声かけがあるので心配する必要ありません。

玉串奉奠のやり方は、斎場の決めごとや参列者の人数などによって異なります。葬式の進行には時間的な制約があるため、表者が行う場合がありますので進行役の指示に従って下さい。なお、葬式における「柏手(かしわで)」は、音を立てないように注意してください。

9:撤饌の儀

神道の葬式において参列者の玉串奉奠が終わると、それ以降は斎場祭(告別式)へ移行していきますので、その段階で「撤饌の儀」が神職の手によって執り行われます。

撤饌(てっせん)とは、神道の葬式において神前へお供えした神饌(供物)など下げることをいいますが、神前から下げられた供物を食べることを「直会(なおらい)」と呼んでいます。

10:閉式の辞

神道の葬式において斎場祭(撤饌の儀)が終了すると神職が退場し、葬式が滞りなく終了したことになります。

その際、葬式の進行役から参列者への協力に対して謝意を伝えると共に、滞りなく葬式が終了したことの「閉会の辞」を宣言し、それ以降は「直会」へ移行していきます。

神道のお葬式に参列するときのマナー4つ

神道のお葬式の流れ|お葬式に参列するときのマナー4つ
神道の葬式は、基本的に仏式の葬式と大きな違いがあります。つまり、神道において故人は家の守護神となって家に留まりますが、仏教においては極楽浄土に旅立つことになりますので、必然的に葬式のマナーにも違いがでてきます。

1:数珠は使わない

神道のお葬式の流れ|お葬式に参列するときのマナー4つ
そもそも「数珠(じゅず)」は代表的な仏具の1つですから、神道の葬式においてを使うことはありませんので、神道の葬式に参列する際に携帯してはいけません。

仏教では故人が成仏できるように数珠を持って手を合せますが、神道においては故人の霊が守護神として家に止まるようにお祀りするものですから、本質的に人の「死」に対する受け止め方が異なります。

2:喪服で参列する

神道の葬式における服装は、仏式と同じように黒の喪服・ネクタイ(女性の場合はワンピースなど)および黒の靴・バッグ・小物などを携帯することで特に問題ありません。

なお、女性の装身具については華美なものを避けるのは当然ですが、仏式の葬式と同様に質素な真珠のネックレスを付けることはマナー違反になりません。

3:不祝儀袋の選び方に注意

神道のお葬式の流れ|お葬式に参列するときのマナー4つ
神道の葬式に用いる不祝儀袋は、黒白または双銀の「結び切り」の水引が付いているものを選ぶことが大事です。

文具店などで売られている不祝儀袋には、仏式の葬式などに使う「蓮の花」の紋様がデザインされてるものがありますので、間違わないように注意してください。

4:挨拶で仏教用語を使わないように注意

神道の葬式に参列する際、神道と他の宗教(宗派)との間で「死生観」に違いがありますので、葬式などの不祝儀では使ってはいけない言葉がいくつかあります。

一般的に葬式において、不幸なことが繰り返して起こることを想起させる「重ね重ね」という言葉は忌み嫌われています。また、神道においては故人の霊は「家族の守護神として家に留まる」という思想がありますので、「ご冥福を祈る」という言葉も不適切です。

神道のマナーを守ってお葬式に参列を

神道のお葬式の流れ|お葬式に参列するときのマナー4つ
一般の人が神道の葬式に参列することはほとんどないため、葬式に参列する前に服装や不祝儀袋など基本的なマナーを知っておくと安心できます。

ちなみに、一口に神道といっても神社の成り立ちや地域性によって神事のやり方に違いがありますので、必ずしも一様でかつ一律のものではありません。斎場での立ち居振る舞いは、斎場における斎主や進行役の指示に従って行うようにしてください。

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