Search

検索したいワードを入力してください

2019年03月11日

密葬における基礎知識4つ|密葬に参列する際のマナー5つ

ここでは、近年増えているという密葬という葬儀形態についてくわしく、分かりやすく解説しています。密葬の3つの形式の違い、密葬の主催者への注意点、密葬に参列する場合の注意点もお伝えしているので、密葬に関わるすべての人の参考になる記事になっています。

密葬における基礎知識4つ|密葬に参列する際のマナー5つ

密葬とは

密葬における基礎知識4つ|密葬に参列する際のマナー5つ
普段の暮らしの中で、有名人の訃報というニュースに触れる時「すでに近親者のみで密葬は済んでいる」ということを見聞きすることがあります。この「密葬」という言葉に「密葬って何?」と思った方も少なからずおられるのではないでしょうか。

でもこれは、お葬式のスタイルのひとつであり、有名人だけにおこなわれるものでもありません。

そこでここでは、密葬とはどんなものか具体的にご紹介していきます。

密葬の意義と目的

葬儀は一般的に、主催者にも参列者にも負担がかかります。
そこで密葬は儀礼的なことを排除し、最小限の参列者でおこなうため葬儀の負担を軽くすることができるものといえます。

また密葬がおこなわれるのは、故人の生前からの希望であることも少なくありません。

そんな故人の遺志をかなえるものでもある密葬ですが、具体的にはどんな流れでおこなわれるのでしょうか。

密葬における基礎知識4つ

密葬における基礎知識4つ|密葬に参列する際のマナー5つ
密葬の意義をお伝えしましたが、それだけでは実際にどんなふうに密葬が行われるかがわかりません。そこで、次は実際に密葬で行われることを解説していきます。

ここからは密葬の3つの種類と、主催者から見た注意点。そして密葬にかかる費用、および参列者の選定の知識を4つに分けてお伝えをしていきます。

密葬における基礎知識1:密葬の形式

密葬における基礎知識4つ|密葬に参列する際のマナー5つ
密葬は葬儀形態のひとつですが、ひとくちに密葬といってもそのスタイルは家族葬(かぞくそう)、火葬(かそう)、直葬(ちょくそう)3種類あります。

そこでここでは、規模の大きい順に、密葬の3形態をご紹介していくことにしましょう。

密葬の形式1:家族葬

これは、親族あるいは近しい間柄の人たちだけが参列者して、通夜と告別式が執り行われる葬儀のことです。

有名人の訃報で密葬といわれているものがこれにあたります。また最近では葬儀の考え方が変わってきたこともあり、一般の人々にも広くおこなわれるようになりました。ただ、有名人の場合は、家族葬の後にお別れ会、偲ぶ会などという名称で、広く関係者を集めて故人を忍ぶことも多く見られます。

密葬の形式2:火葬

密葬の形式である火葬というのは、通夜と告別式を省いた葬儀のことを指します。

一般的な葬儀は家族葬であっても、葬儀場あるいはご自宅で通夜と告別式を執り行った後に、火葬場に移動、そこで荼毘にふされることになります。しかし火葬の場合は、通夜も告別式もせず、火葬場でお経をいただいて荼毘に付すという流れになります。

密葬の形式3:直葬

密葬の中でも直葬は一番簡素化された葬儀といえます。

火葬では、告別式はなくてもご家族でご遺体をご自宅に安置したり僧侶を手配するということも見受けられますが、直葬はそうではありません。

つまり直葬は、孤立死など検視が必要であったり、引き取り手のないご遺体が、そのまま火葬場へ送られて荼毘に付されることを指します。

密葬における基礎知識2:密葬の注意点

密葬における基礎知識4つ|密葬に参列する際のマナー5つ
密葬をおこなう場合には、主催者側に注意すべきこともあります。

この注意を怠ると結果的に故人の遺志に応えられない、というだけでなく、葬儀の後にトラブルが発生する事態になりかねません。

そんなことにならないように、この注意点をよく覚えておきましょう。

密葬の注意点1:周囲に伝わらないようにする

これは、特に家族葬にしたい場合には気をつけたいところです。

有名人の中では、自分が死ぬことで周りを騒がせたくないという方、あるいは遺族がそう願ってる場合も少なくありません。またこれは現代の一般の人にも浸透してきている気持ちと言ってもいいでしょう。

そこで故人や遺族の意思を尊重し、密葬が決まった場合はその死を周囲に伝わらないように注意してください。

密葬の注意点2:周囲の理解を得る

家族葬などの密葬では、一般の参列者を招かないという葬儀ですので、関係の深くない方の参列は辞退してもらうことになります。

そこで、密葬にする理由を参列者ならびに周囲の人たちに周知しておくことが大切になります。

こうした説明がされないまま密葬がおこなわれると、あとで思ってもいないトラブルに発展する場合があるので気をつけましょう。

密葬の注意点3:葬儀後の弔問対応を丁寧にする

有名人であれば、密葬の後に「お別れの会」などで広く弔問客をお招きする場をもうけたりもしますが、一般人では少ないでしょう。

それでも葬儀の後に故人のことを知って弔問に訪れる人があることは考えられます。その場合には弔問客には丁寧に接することが肝心です。密葬の後のトラブルは、葬儀に出られなかった方とのトラブルのことが多いので、その気持ちを汲み取り、密葬後の弔問客とは丁寧に接するようにしましょう。

密葬における基礎知識3:密葬の費用

密葬における基礎知識4つ|密葬に参列する際のマナー5つ
密葬といえど、その形式で費用は大きく変わってきます。

家族葬では規模が小さいのですが、通夜、告別式をするために50万円前後かかるとみておきます。

また、告別式のない火葬ではさらに金額が抑えられますが、葬儀社に依頼した場合はお棺や手続きの代行などに費用がかかり、20万円程度は見ておくとよいでしょう。

さらに荼毘に付すだけの直葬になれば、自治体の運営する火葬場を使えばその費用は無料の場合もあります。

密葬における基礎知識4:訃報連絡の範囲

密葬では、参列者を決めておくことが大切になりますが、どの範囲で死亡を伝えたらよいのでしょうか。

親族では二親等までが一般的とされていますが、知人では一番親しい人、あるいは故人の遺言があればそれに沿った人へ連絡するようにしてください。

さらに町内会など地域への周知は、回覧板などで家族葬であることを伝えておきましょう。

お葬式の全貌が知りたい時のおすすめ本はこちら

葬儀の本当の姿を葬儀のプロが教えてくれる読みやすい一冊になっています。

いつどこで起こるかわからないお葬式のために一読しておくことをおすすめします。

この本の著者は調べてみると地元で何代も続く歴史ある葬儀社の社長さん。「遺族が満足のいくお葬式」を送ってほしいという思いを込め、わかりやすく丁寧に、時系列でその方法を追いながらも、見失いがちで実は一番大切な「お葬式の意義」をきちんと説明してくれています。
お葬式は誰もが通る道です。一冊家にあれば役立つ本だと思います。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E8%91%AC%E5%84%80%E7%A4%BE%E3%8... |

密葬に参列する際のマナー5つ

密葬における基礎知識4つ|密葬に参列する際のマナー5つ
これまで、密葬について主催者側からの注意点を見てきましたが、参列する場合にも注意すること、知っておきたいことがあります。

そこでここからは、密葬に参列する場合に注意したいポイントを5つお伝えしていきましょう。

密葬に参列する際のマナー1:香典

密葬では香典を持っていくかどうかが気になるところです。

この場合、葬儀に参列するかしないかで香典の持参を決めます。葬儀に招待され手参列する場合は、一般的な葬儀と同じ程度の香典を用意します。

ただ、特別に香典を辞退するということが謳われている場合、あるいは葬儀に招待されていない場合は、香典は持参しないようにしましょう。

密葬に参列する際のマナー2:弔電

密葬はもともと弔問客を省くことを目指して行われる葬儀です。そのため弔問に準ずる弔電は送らない方がエチケットとなるでしょう。

どうしてもひと言送りたい場合は、葬儀のあとに喪中見舞いとしておたよりを送ることをおすすめします。

密葬に参列する際のマナー3:供物・供花

密葬における基礎知識4つ|密葬に参列する際のマナー5つ
密葬で招待されなかった場合は、葬儀の後で弔問をしてお参りをすることができます。その時に持参するお供え物はどういうものがいいのでしょうか。

密葬をおこなうのは、弔問客や香典をもらいたくないという趣旨となっています。それでも弔問に伺いたい時は、遺族がお返しを考えなくても良いような配慮が必要です。

なので、この場合のお供え物は遺族の負担にならない、お菓子や線香、故人の好きだった花などがいいでしょう。

密葬に参列する際のマナー4:挨拶

ご遺族に対して行う挨拶は、一般葬儀と密葬で違いはありません。ただ、遺族に寄り添った簡潔な言葉を選ぶことを忘れないようにしましょう。

故人の逝去が残念なこととご遺族へのいたわりの言葉を入れることが大切になります。

密葬に参列する際のマナー5:NGワード

密葬における基礎知識4つ|密葬に参列する際のマナー5つ
ここでいうNGワードとは、挨拶の時に使ってはいけないいわゆる「忌み言葉」のことです。

葬儀での忌み言葉は、「重ね重ね」「たびたび」「次々に」など、不幸が連鎖するようなイメージのある続き言葉になります。

これは一般の葬儀でも同じですので、よく覚えておきましょう。

密葬における基礎知識を正しく理解しよう

密葬における基礎知識4つ|密葬に参列する際のマナー5つ
ここまで密葬についてご紹介してきましたが、密葬にまつわる疑問は解けたでしょうか。

冠婚葬祭の中で、葬儀は突然にやってきます。また密葬は現代の社会において増えているものでもあります。

なので密葬の知識を正しく理解して、突然の訃報に慌てないようにしましょう。

Related