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2018年12月26日

仏壇は買取してもらえる?仏壇買取してくれる業者と売る手順6つ

ずっとご先祖様を祀ってきた仏壇を、家庭の事情で処分せざるを得ないことがあります。立派な仏壇の場合、買取してもらえないかと考えますが、実際に仏壇買取は可能なのでしょうか。相談しにくいため、悩む人が多い問題です。そこで、買取業者や手順などを詳しく解説します。

仏壇は買取してもらえる?仏壇買取してくれる業者と売る手順6つ

仏壇って買取してもらえるのか

「マンションなど集合住宅へ引っ越すことになった」「親が施設に入ることになり、仏壇を買い替えることになった」「仏壇そのものの面倒を見る人がいない」などの理由で近年、仏壇や仏具の処分を考える人が増えています。

仏壇は代々受け継がれることが多く、買取をお願いしたり処分したりしてもいいのか気になりますが、結論から述べると処分のルールや手続きを守ればなんの問題もありません。

買取してもらえる仏壇の特徴

先ほど、仏壇の買取が可能なことに触れましたが、どんな仏壇でも買取が可能か、と聞かれると答えはNOです。

その仏壇が工芸品として価値があると認められた場合に、買取が可能になります。仏壇は伝統工芸の技術が集約されているといっても過言ではなく、特に浄土真宗の金仏壇は、金箔・蒔絵・彫刻などの職人が分業体制で作りあげています。

そういった伝統工芸の価値が認められた仏具は買取が可能といわれています。

買取相場

伝統工芸の価値が認められた仏壇ではなく、傷がなく新品と同じような仏壇も買取可能になることがあります。

しかし、仏壇を中古で購入する人がほとんどいないこともあり、購入時の価格が数十万円した仏壇でも、買取相場は千円から数千円といわれています。

逆に、処分費用を請求されることもあるため、もし処分費用がゼロならよしと考えるのが妥当といえるでしょう。

売る前の儀式

仏壇にはご先祖様や仏様がお祀りされているため、お墓を移動させるときと同じ「魂抜き」の儀式が必要です。「閉眼供養」や「お性根抜き」などと呼ばれ、宗派や地域によりその呼び名は変わります。

閉眼供養は菩提寺があるならそこにお願いするのですが、もし無ければ近くのお寺を訪ねて相談してください。その際、お布施の相場も尋ねておくことをおすすめします。

仏壇を買取してくれる業者と売る手順6つ

閉眼供養が済めば、仏壇の買取を業者に相談することができます。仏壇の買取に応じてもらえる業者や手順などを紹介します。

仏壇の買取を考えている方は参考にしてください。

1:仏壇店

仏壇の買い替えを検討しているなら、古い仏壇の下取りをお願いできることがあります。新しい仏壇の価格を値引きしてくれた場合は、それが買取価格と考えられます。また、魂抜き(閉眼供養)をしてくれる仏具店もあるため、先に問い合わせてみましょう。

しかし、仏具店によっては「店舗で購入した仏壇のみ下取り可能」としているケースもあるため、その場合も先に問い合わせることをおすすめします。

2:リサイクルショップ・廃品回収

リサイクルショップや廃品回収業者に買取をお願いすることも可能です。どちらの場合も仏壇の魂抜きをしてから持ち込む、もしくは引き取ってもらいます。

しかし、仏壇によっては持ち方や持つところが決まっているものもあり、素人では運びきれないことがあります。また、引き取ってもらう場合も、専門の配送料がかかることがあり、買取価格がつかない可能性もあります。

3:ネットオークション

仏壇の買取方法としてネットオークションもあります。しかし先ほども触れましたが、中古の仏壇を購入したり探したりしている人はほとんどいないため、価格の設定が必要といえるでしょう。

さらに、梱包や配送に専門の知識が必要になるため、買取してもらえた後の費用面についても考える必要があります。

4:古美術商

浄土真宗で使われる金仏壇は伝統工芸として価値が付きやすく、特に金箔が多く施されている仏壇は高価買取の可能性が高いです。

古美術商だけでなく、貴金属を取り扱う専門業者での査定を依頼しましょう。なお、古美術商で買取が決まった場合、魂抜き・梱包・配送のすべての費用を負担してくれることもあります。

5:お寺に依頼

お寺で閉眼供養やお性根抜きをしてもらった場合、そのまま仏壇を引き取ってもらえる可能性があります。ただし、お寺に依頼する場合は、閉眼供養とは別に費用がかかります。

基本的にお葬式や法事をしてもらっているお寺に依頼するのですが、それ以外のお寺でも引き受けてくれることもあります。

お布施として支払うため決まった金額はありません。また、宗派による違いや檀家であるかによっても相場は異なるため、確認が必要です。

6:粗大ごみとして処分

後味が悪いイメージもありますが、閉眼供養したあとの仏壇は粗大ごみとして処分することもできます。仏壇の大きさにもよりますが、自分で解体して普通ゴミとして処分できる自治体もあります。

粗大ごみとして処分する場合は各自治体に申し込み、指定どおりに手続きを行えば処分してもらえます。時間と多少の手間は掛かりますが、比較的安く処分できる方法です。

しかし処分不可の自治体もあるため、必ず確認をしましょう。

仏壇を置くスペースに悩んでいる人におすすめ

マンションやアパートなどは仏間のスペースがないことが多く、仏壇を置きたくても置けない悩みを持つ人も少なくありません。

「日本香堂 やさしい時間 祈りの手箱 」なら置き場所にも困らず、香炉・火立て・花立てがセットになっており、写真を飾るスペースもあります。手前の扉を閉めれば埃も防げますし、来客があっても気にすることもありません。

カラーはナチュラルとブラウンがあり、部屋の雰囲気に合わせて選べます。

仏壇を買取してもらう際に気をつけるポイント3つ

仏壇の買取をしてもらう場合、通常の家具や家電と違って気を付けるポイントがあります。改めてしっかりと確認をしておきましょう。すでに仏壇がある家や、これから購入を考えている場合も、いざというときに困らないように覚えておいてください。

1:相続に関する問題

仏壇やお墓などは通常の遺産のように相続人に分配されず、「慣習に従って祖先の祭祀(さいし)を主催する一人」に相続される「祭祀相続」となります。

相続税はありませんが、祭祀相続の拒否はできず、法事やお盆などの行事を取り仕切る義務があります。また、祭祀相続者はお墓や仏壇の処分をする権利もあります。

そのため、祭祀相続者以外の人が行う場合は、祭祀相続者の承諾が必要となります。

2:閉眼法要が必要か

お寺・仏具店・古美術商で仏壇の買取や処分をお願いした場合は、閉眼法要も行ってもらえる、もしくは行ってもらえる可能性があるため、閉眼法要を自分でお願いする必要はありません。しかし、仏壇買取を業者にお願いする場合、基本的に閉眼法要は必要と考えましょう。

さらに、仏壇だけでなく「礼拝仏具」と呼ばれる本尊(仏像)や位牌、仏壇の中にかける掛け軸や法名軸も閉眼法要が必要です。

3:買取相場は高くないことを知っておく

先の「買取相場」でもふれましたが、仏壇の買取相場は高くありません。伝統工芸品としての価値が認められたとしても、閉眼法要にお金がかかるため、仏壇買取は費用がかかるものと考えておきましょう。

しかし、仏具は金や銀やプラチナなどの貴金属が含まれている場合が多く、古美術品として需要の高いものもあるため、まれに高額価格で引き取ってもらえるものもあります。

仏壇買取を利用してみよう!

ご先祖様や仏様を祀っている大切な仏壇でも、家庭の事情でどうしても手放さなければならないことがあります。そんな時つい悩んでしまいますが、仏壇の買取や処分は色々な方法があり、自分に合ったやり方を選ぶことが可能です。

思い切って仏壇買取を利用して、気持ちを新たにしませんか。ご先祖様も喜んでくれるはずです。

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