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2019年01月08日

墓誌に関する基礎知識9項目をわかりやすく解説|注意点3つ

日本における墓誌の歴史は奈良時代と言われていますが、現在のような形で普及してきたのは、新しい埋葬法によるところが大きいでしょう。今後、墓誌の果たす役割はますます大きくなると思われます。墓誌建設の際は、この記事での墓誌の検証を、ぜひ役立ててみてください。

墓誌に関する基礎知識9項目をわかりやすく解説|注意点3つ
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墓誌とは

墓誌に関する基礎知識9項目をわかりやすく解説|注意点3つ
墓誌とは、一般的には墓石と並ぶように置かれているもので、仏教では法名碑と呼ばれ、亡くなった人の名前や戒名、法名や死亡日付(享年・行年)などを刻んだものをいいます。

まれに金属板の物もありますが、一般的には石で作られます。墓誌は後世の子孫に、先祖との繋(つな)がりや、家の歴史を伝える目的で作られるもので、歴史の長い家や埋葬者の多い家では、大きな墓誌が必要です。以下で墓誌について詳しく紹介します。

地方で呼び方も違う

墓誌に関する基礎知識9項目をわかりやすく解説|注意点3つ
墓誌は宗派や地方により、戒名板・墓標・墓碑・霊標・法名碑・墓誌銘と呼び方もいろいろあります。

お墓は先祖代々の霊を末代まで供養するために建てられた「もの」ですが、墓誌を建てる場合は、宗派により「戒名」・「法名」など呼び名が違うように、墓誌に刻む名前も宗派や土地によっても違うことを認識しておきましょう。

墓誌が広まった背景

墓誌に関する基礎知識9項目をわかりやすく解説|注意点3つ
最近は土葬というのはほとんど見られなくなり、ほぼ100%火葬です。また、お墓も石碑は一つだけで屍櫃(かろうと)が作られ、誰かが亡くなると火葬にして屍櫃に安置されますが、埋葬者が増えたり月日が経つと、誰が埋葬されているのか分からなくなります。

墓誌が広まっている背景には、墓誌はその家の過去帳でもあるため、増えていく埋葬者の名前が、墓参りした時に一目でわかるように、という目的があります。

墓誌に関する基礎知識9項目

墓誌に関する基礎知識9項目をわかりやすく解説|注意点3つ
墓誌はその家の人脈の歴史を知ることのできる、半永久版の過去帳といえます。

墓誌は、必要なものではありませんが、最近は葬儀事情が変わり、遺体は火葬されて骨壺に収められ、墓石の下に作られた「石室(屍櫃:かろうと)」に収められます。そのような葬儀事情の変化に伴って墓誌も増えてきています。

以下では墓誌の必要性や果たす役割、費用その他の基礎知識9項目を詳しく検証していきます。

1:墓誌の必要性

墓誌に関する基礎知識9項目をわかりやすく解説|注意点3つ
墓誌の基礎知識1は、「墓誌の必要性」です。昔は一人につき一つの墓石(土葬)でしたが、人が一人亡くなるたびに墓石を作るのは大変なため、木で作った墓標が使われました。

戦後埋葬法が変わり、火葬が普及して、一つのお墓で遺骨を祀るようになり、墓誌の必要性が増しました。以下がその理由です。

1.先祖の名前や生きていた時代が一目でわかる
2.次世代まで何人もの名前が刻める
3.半永久的に保存できる

2:墓誌に記す主な内容

墓誌に関する基礎知識9項目をわかりやすく解説|注意点3つ
墓誌に関する基礎知識2は、「墓誌に記す主な内容」で、以下が主な内容です。

1.埋葬者の戒名
2.亡くなった年月日
3.埋葬者の生前の名前
4.亡くなった時の年齢
5.生前に功績があれば功績

3:墓誌に記す順番

墓誌に関する基礎知識9項目をわかりやすく解説|注意点3つ
墓誌に関する基礎知識3は、墓誌に文字を記す順番です(キリスト経を除く)。仏教では右から順に縦書きで書くのが一般的ですが、宗派により記す順番が違います。以下がそれぞれの宗派の書き方です。

禅宗:
1.墓誌(右中央)
2.戒名(右上から)
3.没年月日
4.生前の名前

浄土真宗:
1.法名碑
2.法名
3.没年月日
4.生前の名前

神道や創価学会には戒名や法名はありません。

4:墓誌が果たす役割

墓誌が普及しない以前は、墓石の左右両側に2世代ほどの戒名や没年月日や生前の名前などを刻みましたが、4名ほどが限度でした。墓誌の基礎知識4は、果たす役割です。墓誌の果たす役割は、大き目のものを作れば、書き足しの人数を増やせることでしょう。

5:墓誌を建てる際の費用

墓誌の基礎知識5は、「墓誌を立てる際の費用」です。墓誌を立てる際の費用は、業者や墓誌に刻む文字数によっても違うため一様にいえませんが、5万円~20万円位が相場といわれています。

戒名の追加彫刻を依頼する場合は、3万円~5万円位かかると考えておけば良いでしょう。なお墓石とセットで注文した場合には、割安になることもあります。

6:墓誌に使用する石の種類

墓誌に関する基礎知識9項目をわかりやすく解説|注意点3つ
墓誌に関する基礎知識6は、「墓誌に使用する石の種類」です。墓誌に使用する石の種類は、国内外で300種類以上あるといわれますが、ここではその中から、国内で主に使われている種類と産地を紹介します。以下が有名な石材です。

1.庵治石(花崗岩:香川県)
2.大島石(青御影石:愛媛県)
3.万成石(桜御影石:岡山県)
4.本小松石(箱根火山のマグマ:神奈川県)
5.浮金石(黒御影石:福島県)
6.天山石(香川県)

7:墓誌のサイズと形の種類

墓誌に関する基礎知識9項目をわかりやすく解説|注意点3つ
墓誌の基礎知識7は、「墓誌のサイズと形の種類」です。墓誌のサイズは、お墓の広さや墓石とのバランスを考えて決めなくてはなりませんが、同時に形や石の種類も、お墓全体の位置関係を考えて決めましょう。

形は戒名を多く刻めるように、高さよりも横幅の広いものがおすすめです。石の種類は黒御影石が最も多く使用されていますが、刻んだ文字が良く見えるからです。ほかには白御影石が良く使われていますが、この場合、刻んだ文字が見やすいように、黒のペンキを塗り込みます。

8:墓誌の名入れの適切な時期

墓誌の基礎知識8は、「墓誌の名入れの適切な時期」です。墓誌にいつ名前を刻むのが良いのか、特に決まりはありませんが、タイミングとしては納骨式まで、というのが最も多いです。

最近は四十九日の法要の日を納骨式とするケースが多いため、墓誌への名入れも、この日までに済ませておくのがよいでしょう。

9:墓誌の追加彫刻について

墓誌の基礎知識9は、「墓誌の追加彫刻について」です。すでに墓誌が建てられている場合は、追加彫刻をしてもらいますが、やはり納骨式までには名入れをしておきましょう。

追加彫刻は墓誌を建てた業者にお願いしますが、追加彫刻の料金は業者により違い、おおよそ2万円~5万円というのが相場です。追加彫刻は、現場で作業して貰う場合がほとんどですが、お寺の事情で現場彫刻できない場合もあるため、事前に調べておきましょう。

墓誌を建てる前に知っておきたいお墓のこと

お墓の歴史を紐解(ひもと)くと、墓誌が果たす役割が見えてきます。この本は、いろいろなお墓の形態を紹介しながら、墓誌の果たす役割なども教えてくれます。

これからお墓を一から建てようと考えている人にも、すでにお墓がありこれから墓誌を建てようと考えている人にも、この本がいろいろと知恵を貸してくれるでしょう。読んで損のない一冊です。

私の場合、祖父が先祖代々のお墓を整理していたので、新たに建てることはありません。
ただ、これから親父と一緒に墓を守っていく責任があったので、お墓の所以について知りたくて本書を購入しました。
お墓の継承も男性がやるという固定概念がありましたが、あまり関係ないようです。
私には娘しかいないので、私の後はどうしようと少し不安があったのですが、スッキリしました。
お墓を建てたいと考えている方は、まずは本書を読まれることをおすすめしますね。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%81%8A%E5%A2%93%E3%82%92%E5%B... |

墓誌に関する注意点3つ

墓誌に関する基礎知識9項目をわかりやすく解説|注意点3つ
墓誌は一族の歴史を確認できる半永久的な過去帳といえますが、建設や追加彫刻に際してもいくつか注意点があります。

これから墓誌の需要は高まっていく傾向にあるため、墓誌に関する注意点はしっかり頭に入れておくとよいでしょう。以下で注意点をいくつか解説しますので、今後の参考にしてください。

1:期日を事前にしっかり確認する

墓誌を建設したり、墓誌への追加彫刻をする理由は、予定した法事(四十九日・一周忌・三回忌など)のために、お墓に埋葬されている故人の戒名の整理や、新しい仏さまの名入れになります。

墓誌の新しい設置でも追加彫刻でも、法事の日時をしっかり頭に入れた上で、業者とのコンタクト(連絡)をとるようにしましょう。

2:宗教による違いを認識すること

墓誌を新しく建てる場合は、宗教により墓誌に刻む文字の書き方が違うため、先祖代々が信じてきた宗教を認識することが大事です。禅宗などでは「墓誌」ですが、浄土真宗などは「法名碑」、キリスト教は墓誌は作らず、神道は「霊標」です。

3:追加彫刻はなるべくその場で!

墓誌に追加彫刻する場合は、墓誌を移動することなく、お墓での現地作業がおすすめです。宗派やお寺やお墓などの事情で、現地での追加彫刻が不可能な場合は仕方がありませんが、現地での作業が可能な場合は、なるべく墓誌を移動せずに追加彫刻をするようにしましょう。

移動しての追加彫刻は、料金が変わってくる可能性もあるため、業者と十分に話し合いましょう。

ご先祖様の生きた証になる墓誌の役割を理解しよう

墓誌に関する基礎知識9項目をわかりやすく解説|注意点3つ
墓誌は先祖が生きてきた証しを確認できるという役目を持ちます。

かつては一人一墓石が普通でしたが、埋葬法の変更により、どこにでも自由に埋葬することができなくなりました。そのため、先祖代々の墓石に一族が埋葬される火葬が確立されてきました。それに伴って墓誌が増えてきたという現状があります。

墓誌の持つ役割や意義をしっかり理解して、これからの計画の参考にしましょう。

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