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2019年01月05日

仏飯のお供え方法|上げ下げのタイミングや盛り方など6つの作法

仏飯とは、仏壇に供えるご飯のことです。仏飯をお供えすることによって仏様への感謝の気持ちや毎日を過ごせることをお祈りしてお供えする物です。この記事では、仏飯のお供え方法や仏飯の盛り方、上げ下げのタイミングなどをご紹介しています。

仏飯のお供え方法|上げ下げのタイミングや盛り方など6つの作法

仏飯とは

仏飯(ぶっぱん)とは仏さまにお供えするご飯のことです。仏飯は、仏教で飮食(おんじき)といわれており、仏飯をお供えすることによって、仏さまに対して感謝の気持ちを表します。

今回は、仏飯の読み方や仏飯の意味、仏飯の用意のやり方など仏飯についてご紹介いたします。ぜひ、仏飯のことを知って仏さまに感謝できるように学んでみましょう。

「仏飯」の他の呼び名

仏飯は、一般的な呼び方では仏飯(ぶっぱん)がスタンダードですが、宗派や地域によっては御仏飯(おぶっぱん)と呼ばれたりお鉢(おはち)とも呼ばれてます。また、浄土真宗大谷派の場合は、お仏供(おぶく)と呼ばれています。

一般的な呼び方としては、仏飯でかまいませんが、宗派によっては呼び方が異なってきますので、気になる方は調べてみるのもいいでしょう。

仏飯はパンでも大丈夫?

仏飯は、毎朝炊きたてのご飯を仏さまにお供えするのが一般的に知られていることです。しかし、最近では朝食をパンで済ませる家庭が多く、ご飯を用意できないという方も多いです。仏飯はパンでも大丈夫なのでしょうか。

仏飯は、本来ならなるべくご飯をお供えするのが望ましいですが、パンしか食べない家庭であればご飯のかわりにパンをお供えしても問題はないでしょう。

仏飯のお供え方法

仏飯のお供え方法|上げ下げのタイミングや盛り方など6つの作法
仏飯についての知識が定まってきたら、さっそく仏飯を仏壇にお供えしてみましょう。ここからは、仏飯のお供え方法についてご紹介いたします。

仏飯を始めてお供えするけど、どうしたらいいのかわからないという方やいつ仏飯を上げ下げすればいいのか忘れてしまったという方は、ぜひ参考にしてみてください。

1:仏飯の上げ下げのタイミング

仏飯に上げ下げをするタイミングはあるのでしょうか。仏飯は仏さまの食事の意味もありますが、本来は仏さまへの感謝の気持ちを捧げる物ですので、特に決まったルールはないとされています。

しかし、一般的には具体的なルールがありますので、仏飯の上げ下げのタイミングは一般的なルールに従ってお供えするのがいいでしょう。

仏飯をお供えするタイミング

仏飯をお供えするタイミングは、朝に炊いた一番最初のご飯を仏飯としてお供えするのが一般的です。炊きたてのご飯を用意するのは、炊きたての湯気を仏さまやご先祖様に食べていただくからです。

これはお線香が仏さまやご先祖様にとっての食事であると同じように、炊きたてのご飯の湯気も仏さまとご先祖様の食事となるからです。

仏飯を下げるタイミング

仏飯を下げるタイミングは、ご飯から湯気が出なくなってきたら下げるのが一般的とされています。また、湯気がなくなる時間の目安としては15分から30分ほどでなくなりますので、湯気が見えなくなったら下げましょう。

また、仏教の教えでは午後は食事をしてはならないという戒律があるため、午後には仏飯をお供えしません。なるべく午前中に仏飯を下げるのが望ましいですが、難しい場合は家庭の都合に合わせても大丈夫です。

2:下げたあとの仏飯は食べても大丈夫?

仏飯をお供えして下げたあとのご飯は、もったいないと感じる方も多いでしょう。下げた後の仏飯は冷めてご飯が硬くなってしまう前に家族で食べるのが一般的です。また、下げる時間が遅くなってしまったり衛生的に問題がある場合は、捨ててしまってもかまいません。

さらに、仏教の教えでご飯を土に返すことは善行とされていますので、ご飯が衛生面で不安な場合は、外に仏飯を捨て鳥や虫に仏飯を食べてもらうことでもかまいません。

3:仏飯は毎日炊きたてを用意するの?

仏飯は毎日炊きたてを用意しなければならないのでしょうか。仏飯は1日に1回炊いて、炊きたて一番をお供えするのが望ましいことですが、無理にお供えしなくても問題はありません。ご飯を炊いた時に炊きたての最初のご飯を仏飯としてお供えしましょう。

また、朝食はパンしか食べないという方は、パンでお供えしてもかまいませんが、湯気がたたないためなるべくならご飯をお供えしいたしましょう。

4:仏飯の盛り方

仏飯の盛り方はどんな盛り方をすればいいのでしょうか。仏飯を盛るには、仏飯器と呼ばれる専用の食器を用意してその器に盛ります。

多くの宗派の盛り方に関しては、いつも食べている形で盛りますが、浄土真宗の場合は、宗派で仏飯の盛り方が異なりますので、ご飯の形には注意しましょう。また、浄土真宗の場合、形が決まっていますので、下記項目で詳しくご紹介しましょう。

本願寺派(お西)の仏飯の盛り方

浄土真宗本願寺派の仏飯の盛り方は、仏飯にご飯を山の形のように盛り、蓮のツボミの形にするのがポイントとなります。

本願寺派の仏飯の形は蓮のツボミをイメージした盛り方となっており、ご飯を盛ったあとはしゃもじの背で登頂部分の形を整えて蓮のツボミのような形に整えましょう。

また、仏教において蓮には、正しい信心をしてきた人の極楽に生まれる人の心を象徴しているといわれています。

大谷派(お東)の仏飯の盛り方

浄土真宗大谷派の仏飯は、盛糟(もっそう)という仏飯器を使って円筒形にするのが大谷派ならではのポイントです。大谷派のご飯の盛り方は、蓮の実をイメージした形といわれています。また、盛糟にはサイズがあるため、仏飯器の大きさに合った物を選ぶようにしましょう。

浄土真宗は、仏飯を蓮の形にしていることは共通していますが、ツボミと実の2種類があるため、どちらの宗派なのかを事前に確認しておくことをおすすめします。

5:仏飯器とは

仏飯器(ぶっぱんき)とは、仏飯を盛ってお供えするための器です。仏飯器は一般的な呼び方ですが、真言宗大谷派の場合は、仏器と呼ばれています。また、浄土真宗では仏器台と呼ばれる台が使われており、浄土真宗以外の宗派だと仏器膳を使います。

そして、仏飯器をお供えする数も宗派によって異なります。たとえば、浄土真宗は3個お供えをしますが、宗派の場合は、2個または多くの家庭では1個お供えすることになります。

6:仏飯器の置く位置

仏飯器にご飯を盛ったら、お供えしますがただ置くだけではありません。仏飯器の置く位置は、ご本尊の六字名号(ろくじみょうごう)の前に浄水とともにお供えするのが一般的です。

また、大型タイプの仏壇の場合は、ご本尊の両脇に設置してあるお脇掛(おわきがけ)の前にお供えしましょう。また、明確な位置としては向かって左側に浄水で仏飯が左位置となりますので置く前に位置はよく確認しておくと間違えにくくなります。

仏飯が気になるあなたにおすすめ

仏飯について気になる方におすすめなのが、仏飯器です。仏飯器は仏飯を用意するにあたって必要な物ですので、仏飯器は必ずそろえておきましょう。

こちらの仏飯器は各宗派で使えるシンプルなデザインの仏飯器ですので、仏壇や部屋のインテリアを損なうことなく、自然に使えるのがポイントです。他にも仏飯器はさまざまなデザインが発売されていますので、宗派や地域の決まりごとに合わせて仏飯器を選ぶことが大切です。

価格相応で、金色塗装も価格なりですが、逆に言えばこの値段でこれなら納得です。
特に、拘りの無い方なら、これで十分かと。

出典: https://www.amazon.co.jp/dp/B00MUOYUHS/ |

仏壇へのお供えの基本「五供」

仏飯のお供え方法|上げ下げのタイミングや盛り方など6つの作法
仏壇のお供え物といえば、仏飯を始めとして果物やお線香が思い浮かぶ方は多いでしょう。仏教において、仏壇の供物の基本は五供(ごくう)といいます。五供は、お供えの基本の供物をピックアップした物で基本的には5つの供え物をするのが一般的です。

この項目では、仏壇へのお供えの基本とされている五供をご紹介いたします。ぜひ、五供を覚えて仏壇にきれいにお供えしてみましょう。

1:お香

仏壇のお供えの定番といえば、お香です。お香は、お線香と抹香のことを指しています。また、お香の香りは仏さまの力になるだけでなく、仏壇に合唱する人たちの心身を清めてくれる意味もあるとされています。

また、お香の香りが部屋に行き渡ることによって、仏さまの平等の考えと慈悲が表されているともいわれています。もし、お香が苦手であれば香りの強くない線香も発売されていますので、香や煙が少ない物を使ってみましょう。

2:お花

仏壇によく供えられているのがお花です。仏教では、仏壇やお墓などに供えるお花のことを供花(くげ)と呼んでいます。供花には、美しい花のように清らかな心で仏さまにお祈りしましょうという意味があります。

また、供花にもお香と同じ慈悲の意味がこめられており、手を合わせる人から見て正面に花がくるようにします。供花をお供えする時間帯は、毎朝ですが、難しい場合は水換えをして花がしおれてきたら変える形でかまいません。

3:お灯明

仏飯のお供え方法|上げ下げのタイミングや盛り方など6つの作法
お灯明(おとうみょう)とは、ろうそくのことです。ろうそくの灯りは、五供において仏さまの場所を明るく照らすという意味が込められています。

また、お灯明のもう一つの意味は、仏さまの慈悲の光で煩悩を消して心に安らかな気持ちを与えてくれるという意味もあるとされています。そして、灯明を消すタイミングは、水と仏飯をお供えした後に消しましょう。

4:お水

仏飯の隣に置く水(浄水)は、仏教の考えでは、お参りする人の心を洗ってくれるとされています。水は、本来であれば自然水をお供えするのが望ましいですが、現代では水道水かお茶をお供えしていることが多いでしょう。

水をお供えするときはコップに水が多いですが、本来は華瓶(けびょう)と呼ばれる物でお供えします。しかし、浄土真宗のみは水をお供えしないので、浄土真宗の場合はお寺さんに聞いておくことをおすすめします。

5:お仏飯

五供の5つ目は、お仏飯です。お仏飯は、飮食とも呼ばれていて、自分たちが普段食べているご飯をお供えするのが一般的です。お仏飯は、冒頭でも説明したとおりご飯の湯気を仏さまやご先祖様は召し上がりますので、炊きたてのご飯を一番最初に盛ってお供えしましょう。

また、仏飯を下げる時間帯は午前中で、下げたご飯は家族でいただきます。もし、仏飯を下げるのが難しい場合や衛生面で気になる場合は捨ててもかまわないでしょう。

仏飯のお供え方法を知ろう

いかがでしょうか。今回は、仏飯のお供えの方法や仏飯の盛り方などについてご紹介しました。

仏飯は、仏さまの食事ともいえますが、本来は仏さまに日々の健康や安心して過ごせる毎日を感謝する供物ですので、毎日仏さまに仏飯をお供えする時は感謝の気持ちを持ってお供えしましょう。

ぜひ、仏飯のお供え方法をしっかり学んで、日々を過ごせることに感謝しながら仏飯をお供えして家族の健康や幸せをお祈りしましょう。

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