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2019年01月09日

「お盆のお供え」宗派ごとの違い6つ|お供え物の相場は

お盆にお供えすることは多くの人が知っていますが、宗派によって内容が異なります。記事では宗派別にお盆のお供え物を紹介しています。他の宗派の法要に出席するときの参考になるでしょう。また他の宗派のお盆のお供え物に関心がある人も参考にしてください。

「お盆のお供え」宗派ごとの違い6つ|お供え物の相場は

お盆のお供えとは

「お盆のお供え」宗派ごとの違い6つ|お供え物の相場は
お供え物の本来の目的は信仰対象に捧げることにあります。そのため仏壇にお供えしたものは、仏様からのお下がりと呼ばれています。

一般的なお盆の期間は7月13日~16日で、ご先祖様の御霊を迎え入れて供養するのが目的になっています。供養のときにお供えをすることで、ご先祖様に感謝の意を表しています。お供えは宗教的な儀式と言えます。

宗派別お盆のお供え物の違い

お盆のときに仏壇にお供えするのは宗教的な儀式ですが、宗派によりお供えするものが異なることがあります。仏教の宗派は多いですが、下記では宗派別のお供えの内容を紹介していきます。

宗派別のお供えの内容を知ることで役に立つことはあります。他宗派の家に嫁いだ人などは、お盆のお供え物の内容を知っておいた方が助かります。また他の家にお供えを渡すときの参考になります。

1:真言宗

真言宗のお盆のお供えは、精進料理・団子・水の子が知られています。水の子は一般的にあまり馴染みのない食物ですが、刻んだキュウリやナスを水に浸した食べ物です。

水の子は餓鬼道に落ちた無縁仏のためのお供え物といわれていますが、餓鬼道に落ちたものに対しても仏教は寛大です。

餓鬼は生前に欲が強すぎて悪いことをした人が行く世界といわれていますが、死後の世界では飢えと喉の渇きに苦しみます。

2:浄土宗

浄土宗のお供え物は線香・供花・ろうそくが知られていますが、浄水をお供えすることもあります。食べ物ではご飯・お茶・旬の野菜・果物・菓子などが多いです。

お供えした物はあとでお下がりとして食べますが、お盆の季節は腐りやすいので少し早めに食べることが大切です。食べ物を腐らすのが嫌な方は、腐りにくい菓子が向いています。

3:浄土真宗

浄土真宗では故人は亡くなったときに仏になるという考えを持っています。そのためご先祖様に対して、食べ物をお供えする習慣がないです。しかしお供えすること自体を禁じてはいません。

浄土真宗の家庭でお下がりの食物を食べる人は多いです。この点に関しては堅苦しく考える必要はありません。先祖の伝統に従えばよいです。

4:日蓮宗

日蓮宗のお盆のお供えには線香・浄水・供花・灯燭などがありますが、食べ物をお供えしても構いません。お盆にお供えする食べ物は、ご飯・お茶・旬の果物・野菜などが知られています。

日蓮宗は仏壇の前にさまざまな飾りをするのが印象的ですが、特に定められた決まりはないです。そのため家庭の伝統に従えば問題はありません。

5:臨済宗

臨済宗のお盆のお供えは、ご飯・お吸い物・漬物・高野豆腐・昆布の佃煮などが知られています。お供え物の食べ物は肉類よりも野菜がよいといわれています。臨済宗は食べ物の置き方のマナーが細かいです。

食べ物類は仏様に向けて置くのが基本になっています。仏様に向けて置くのは、仏様が食べやすいからだといわれています。

6:曹洞宗

曹洞宗のお盆のお供えは、旬の果物・野菜・団子・水の子が基本になっています。お膳のおかずには、きんぴらごぼう・煮豆・野菜のごま和えといった精進料理が一般的です。故人が好きだった食べ物があれば、それをお供えとしても構いません。

食べ物以外のお供え物としては、線香・浄水・供花・ろうそくがあります。曹洞宗のお供え物は比較的質素な印象を受けますが、曹洞宗独自の考え方に基づいていると思われます。

お供え物の五供とは

宗派によってお盆のお供え物の内容が異なることはありますが、似ている部分の方が多いです。その理由には五供を大切にしていることがあります。五供は「ごくう」と読みますが、ご先祖様の例をお迎えする意味が込められています。

下記では五供について詳しく紹介していきます。五供の意味をよく知ることで、お供えするときに敬虔な気持ちになるでしょう。仏教の教えの中には抽象的なものもありますが、五供の意味は具体的です。

1:香

香とは線香のことです。線香は仏壇の前に座る人の気を静める効果もありますが、故人にとっても大切です。仏となった故人は、線香の香りを食べるといわれています。

また線香をあげることによって、仏様と繋がることができるともいわれています。お盆に線香をあげたら神々しい気持ちになりますが、仏様と線香の香りで繋がっているからです。そんな線香が五供といわれるのは当然のことです。

2:花

お盆のお供え物には花もありますが、花のような清らかで美しい心で仏壇に手を合わせることは大切です。人間同士であってもお互いの心の状態を感じることは多いですが、故人も遺族の心の状態を感じています。

清らかで美しい心で仏壇に手を合わせたら故人も安心します。お盆のお供え物の花は、清らかで美しい心で故人と接することの大切さを示唆しています。

3:灯燭

灯燭とはろうそくなどの灯りです。お盆のお供え物にろうそくが必要なのは、故人を明るく迎えるためです。ろうそくの火を灯すことによって故人を明るく迎えることはできますが、仏壇に手を合わせたあとは火を消すことになっています。

ろうそくの火を消すときは吹いて消すのではなく、手で叩くように消すのがマナーです。仏教はろうそくそのものに、ご先祖さまを供養する力があると考えています。

4:飲食

飲食もお盆のお供え物として欠かせないです。宗派によってお供えする飲食が異なることはありますが、基本的には自分たちが食べているものでよいです。お盆のお供えにするときは、故人が食べやすいようにお皿や茶碗に盛るのがマナーです。

お盆のお供え物としての飲食は一汁三菜が基本で、殺生を連想させるものは控えた方が無難です。殺生を連想させるものには肉や魚があります。また臭いが強いニンニク類なども避けた方がよいです。

5:浄水

浄水もお盆のお供え物としては大切です。浄水も花と同じように、人の心を清らかにする効果があるとされています。お盆にお供えする浄水は特別な水でなくても構いませんが、水を汲むときは異物が混入しないように気をつけましょう。

お供えに適した大きさの花をご紹介

お盆のお供え物としては花が有名ですが、お供えに適した花はあります。お供え用の花は適切な大きさになっています。大きすぎる花はお供えするときに置き場所に困ります。

お供え用の花は近所で購入するのが一番便利ですが、最近は通販でもお供え用の花を取り扱うようになりました。近所に花屋さんがない人は通販で購入するのが便利です。

親戚の命日に利用させていただきました。
とても好評で、表題のお礼の言葉をいただきました。
私も嬉しかったです。
ありがとうございました。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%95%E3%8... |

お盆のお供え物の相場は?

お盆のお供え物の相場は約3,000円ですが、状況によっては変わることがあります。お盆のお供え物は高ければいいものではありませんが、相場を考慮することは大切です。下記では状況別の注意点を紹介しています。

新盆・初盆の場合は少し高めにする

新盆・初盆の場合は現金をお供えすることが一般的です。その際の現金の額は相場の3,000円よりも高く、5千円~1万円になっています。しかし死を連想させる4や9が入る金額は、包むことを避けるべきです。

新盆・初盆の場合は親戚も来ることが多いので、親戚の食事代も用意しておくことが大切です。

親類が多い場合は打ち合わせを

お盆に多くの親類が来ると予想される場合は、親類と打ち合わせした方がよいです。親類といっても故人との関係はさまざまなので、親類も金額に迷うことがあります。

一般的な相場としては祖父母の場合は5,000円ですが、その他の親戚であれば3,000円以上5,000円以下といわれています。お金の相談はしにくいことが多いですが、最近は親類と打ち合わせする人が増えてきました。

お供え物で先祖を弔いましょう

お供え物を儀礼的に置く人はいますが、心を込めて置くことで先祖を感じやすくなります。先祖は人生の大先輩なので、心を込めて弔うことが大切です。お供え物を置いたあとは、心を込めて手を合わせましょう。

ご先祖様の姿を見ることはできませんが、仏教では故人は仏になるとされています。そのような先祖を心から弔うことは大切なことです。

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