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2019年01月24日

永代供養にした場合の位牌の扱い方|永代供養が選ばれる理由5選

現在の家族の在り方は、従来よりも多様化しています。核家族化や少子高齢化、非婚化などが当たり前となり、それとともにお墓の在り方も変化してきています。寺院や霊園が遺骨を管理・供養してくれるという、近年人気が高まっている永代供養と位牌の取り扱いについてまとめました。

永代供養にした場合の位牌の扱い方|永代供養が選ばれる理由5選

永代供養とは

家族や身内が亡くなれば葬儀が営まれます。葬儀のあとは納骨をし、お墓を建てて供養するのが一般的ではないでしょうか。最近このお墓が変わりつつあります。それが永代供養です。

永代供養とは寺院や霊園が遺骨を預かり、供養や管理をすることをいいます。お墓参りをしてくれる人がいない、お墓参りに行けないという人のための供養方法です。

「永代」といっても未来永劫ではなく、十七回忌から五十回忌までなど一定期間となります。

永代供養の歴史

永代供養の起源は分かっていません。ですが多くの寺院で江戸時代に書かれた「永代台帳」が見つかり、古くから行われていたことは分かりました。

日本で永代供養という名前のお墓が誕生したのは1985年のことで、場所は滋賀県の比叡山延暦寺大霊園です。その後、時代とともに認知度は向上していきました。

生涯独身で過ごす方や結婚しても子供を持たない夫婦など、お墓を継承できない人のために誕生したのが永代供養です。

永代供養に位牌は必要か?

永代供養にした場合の位牌の扱い方|永代供養が選ばれる理由5選
永代供養とする際に気になるのは位牌の存在ではないでしょうか。実は位牌が必要なのかどうかというのは、自身で決めることができます。

寺院とのお付き合いがないなら位牌を用いないという選択もあります。亡くなった方と向き合うのなら、心の拠り所として位牌があった方がよいでしょう。また位牌の存在が重荷になるようなら持たない方がよいです。

位牌が必要かどうか、檀家になっているお寺の住職に相談してみるのがよいでしょう。

位牌とは

ここで一度永代供養における位牌の扱いについて、位牌と位牌の意味、はじめから永代供養とする場合について考えていきましょう。

そもそも位牌とはなんでしょうか。位牌には亡くなった方の戒名や亡くなったときの年月日、俗名や享年が刻まれていて、故人の魂が宿るいわれています。位牌を仏壇という家に安置して手を合わせることで、亡くなった方を供養しているということになります。

位牌は必ずしも作成しなくても問題ありません。

位牌の意味

続いて位牌の意味について考えていきます。位牌には魂が宿り、仏壇に安置して手を合わせることで亡くなった方を供養しているということを書きました。

宗派によって多少違いますが、日々の報告や感謝をするなど、亡くなった方と向き合うためのものであるといわれています。遺族の心の拠り所としての役割も果たしているといえます。日々向き合い、位牌に記されている没年月日から法要をいつ営めば良いかを確認する意味もあります。

はじめから永代供養の場合

そしてはじめから永代供養とする場合についても考えていきましょう。その場合、位牌はどのようにしたらよいでしょうか。結論からいえば、最初から用意しないことが多いです。

またお墓を継承することができす、止む無く永代供養とすることもあるでしょう。既にある位牌をどうしたらよいかと悩むところです。位牌を手元に置いておけない場合には位牌を預かってもらう、位牌を永代供養する、位牌を処分するなどの方法があります。

位牌を用意しない

はじめから永代供養とする場合には位牌を用意しないことが多いということは書きました。位牌を用意しない理由としては、費用が安くなることに魅力を感じるからでしょう。

ですが位牌をつくらなかったことで供養できているか不安が残ること、良くないことが起きたときに位牌を作らなかったからという思いがよぎること、何を対象に拝めばよいか分からなくなることなどがあることもあるでしょう。その際の対応も考えておきましょう。

永代供養に変更したい場合の位牌

生涯独身という方や結婚しても子供を持たない夫婦などが増え、少子化が進んでいます。少子化の影響で困るのがお墓です。

どこの家庭でもお墓の問題というのは多かれ少なかれ存在するでしょう。先祖代々のお墓を持っているけど跡継ぎがいない、お墓の管理をする人がいないなど事情も色々です。

そこで今あるお墓を永代供養へと変更した場合の位牌の取り扱いについて説明していきます。それそれの保管期間についても見ていきましょう。

1:位牌の一時預かり

お墓を永代供養へと変更した場合、位牌をどのようにしたらよいでしょうか。位牌の扱いに困ったときには、位牌を一時的に預かってもらうことができます。

主な理由としては今すぐ永代供養できない、仏壇を処分したい、家に位牌を置けないなどが挙げられるでしょう。永代供養するつもりはないけれど、継承者が現れるまで預かって欲しいという場合、寺院に相談してみましょう。檀家になっている寺院があればそこに相談すると良いです。

保管期間

「一時」預かりなので、保管しておいてもらう期間があります。一時預かりの場合の保管期間は、数ヵ月の月単位から数年の年単位までとなります。預ける先は寺院となります。

今までお世話になった、これから永代供養でお世話になる、法要を依頼する寺院に相談してみましょう。相場はそれぞれの寺院によって異なりますが、一月千円で期間は3年単位としているところが多いです。その後は引き取りかお焚き上げかを選ぶことになります。

2:永代供養で位牌を預ける

永代供養へと変更する際、遺骨と同じように位牌も永代供養してもらえます。その場合には位牌を位牌堂に安置する、お焚き上げを行い残った灰を供養塔などに納めて合祀するといった方法があります。

位牌を子孫へと託さず、自分の代で終わることを考えるなら、位牌の永代供養を行うとよいです。

位牌の永代供養については、菩提寺や遺骨の永代供養先に相談してみましょう。そのお寺が位牌の永代供養を行っていなければ他を探します。

保管期間

位牌の永代供養についても、「永代」と言いつつ未来永劫ではありません。契約期間が存在します。期間は寺院によって異なりますが、弔い上げと呼ばれる三十三回忌や長くても五十回忌までとしているところが多いです。

位牌の永代供養にかかる費用は、遺骨の永代供養と同様に寺院により差がありますが、一体につき十万円が相場といわれています。

ちなみに、位牌もしくは戒名だけを預かり永代供養を行う場所を「永代祠堂」といいます。

3:位牌を処分する

今あるお墓を永代供養へと変更するにあたり、位牌は処分するという方法もあります。位牌を処分すると決めたなら、行わなければならない儀式が閉眼供養です。

ただ処分するにしても位牌を燃えるごみ箱に出すなど、気が進まないという人もいるでしょう。宗教心や後ろめたさも何もないという人は、その方法でも構いません。ですが感謝を持って丁寧に供養したいと考えるなら、寺院や業者に引き渡してお焚き上げをしてもらいましょう。

閉眼供養

お墓を永代供養とすることになり、位牌をどうするかというのは悩むところでもあります。位牌の永代供養や一時預かりも良いでしょう。ここでは、思い切って処分しようと決めた際の閉眼供養について説明します。

閉眼供養とは供養の対象であった位牌から魂を抜き、ただの「モノ」に戻す儀式です。閉眼供養という魂を抜く儀式が終われば、位牌はただの「モノ」なので自分で処分が可能です。閉眼供養をするなら寺院に依頼しましょう。

2:閉眼供養の相場

閉眼供養は法要にあたります。僧侶でなければできないことなので、お付き合いのある寺院にお願いすることになります。

法要なので、お布施が必要です。お布施は気持ちのものなので、いくらという相場はありません。お墓がある場所まで来ていただくのでお車代が発生しますが、それとは別にお渡しするのが慣習となつています。

あくまで相場ですが、一万~五万円用意しておくと良いです。お焚き上げも行うならプラス一万円が目安です。

永代供養を考えている人におすすめ

お墓に関する問題は、どこの家庭でも存在することでしょう。「先祖代々のお墓を持っているけれど、維持費もかかるし跡を継げる人もいないからどうしよう」「永代供養ってどうなんだろう」など悩んでいる人におすすめなのが「安心できる永代供養墓の選び方」です。

従来よりも家族の在り方が多様化している現在、永代供養墓の需要が増えています。永代供養に関する悩みも「安心できる永代供養墓の選び方」で解決していきましょう。

参考に見てみましたが、内容は良かったです、お墓選びの役にたつと思います

出典: https://www.amazon.co.jp/%E5%AE%89%E5%BF%83%E3%81%A7%E3%8... |

近年永代供養が増加している

現在の日本は家系より個人を尊重するようになってきたといっても良いでしょう。結婚や、結婚をして子供を持つなどといった、これまでは当たり前だった家族の在り方が、生涯独身や子供を持たないなどの選択をする人も増えてきて、多様化しています。

そうしたことから、先祖代々の墓を引き継ぐ人が減っていくこととなり、墓じまいをして永代供養へと切り替える家庭も、最近では増えてきています。その理由についても色々です。

理由1:お墓の維持費

永代供養にした場合の位牌の扱い方|永代供養が選ばれる理由5選
永代供養へと変更する理由として、お墓の維持費が挙げられます。

車と同じで、お墓にも維持費というものがあります。墓石を一度買ってしまえばもうお金はかからないと思っている人もいるでしょうが、それは間違っています。

お墓の維持費とは、多くは管理料のことをいいます。お墓掃除のための水道代や、墓地全体の道の整備代などです。他にもお墓参りをすればお供え物や遠方に住んでいれば交通費と、意外と維持費はかかってきます。

理由2:親族への負担

永代供養へと変更することは、親族への負担をかけてしまうことも理由の一つとなります。お墓に必要な費用を誰が負担するのかということてす。

お墓を買うことは、家や車を買うのと同じです。とても高いので、一生に一度の買い物といってもよいでしょう。

買ったあとの維持費もあります。収入や貯金に余裕がなければ、とても払っていけません。家族や親族の中には負担を受けたくないという人もいるでしょうし、悩ましい問題です。

理由3:お墓が遠い

お墓が遠いことも、永代供養へと変更する理由の一つとして挙げられるでしょう。遠方に住んでいるためにお墓参りだったり、お墓の管理だったりが難しいということです。

事情は人それぞれですが、誰も彼もがお墓がある場所の近くに住んでいるとは限りません。結婚だったり就職だったりで地元を離れる人も多いです。そうなるとちょっとやそっとでは帰るのが難しく、中々お墓参りもできないので、永代供養を選ぶということでしょう。

理由4:お墓の後継ぎがいない

永代供養にした場合の位牌の扱い方|永代供養が選ばれる理由5選
永代供養へと変更する理由として、お墓の跡継ぎがいないことも考えられるでしょう。

お墓の跡継ぎがいなければ、これまで受け継がれてきた先祖代々のお墓を、この先も維持していくことはできません。相続人がいなくなり無縁墓となれば、お墓自体がなくなってしまうでしょう。

少子化や核家族化など家族の形が昔と比べて大きく変わってきた現代において、お墓の跡継ぎがいなくてお墓を継承できないというケースは増えてきています。

理由5:体調不良でお墓参りできない

体調不良でお墓参りがてきないことも、永代供養へと変更する理由の一つとして考えられます。

必ずしもお盆やお彼岸にお墓参りをしなければならない決まりはありません。ですが年末年始や命日などの節目には足を運びたいでしょう。

病気や怪我は誰にでも起こり得ることです。体調不良ならば無理に行く必要もありませんが、長期に渡るとなると考えなければならないでしょう。身寄りもなく跡継ぎもいないのなら、早めに対処しましょう。

永代供養の位牌の取り扱いは家族とよく話し合って

永代供養について、主に位牌の取り扱いに焦点を当てて説明してきました。

永代供養にするもしないも、また位牌を作るも作らないも自由です。お墓は先祖代々受け継がれてきたものです。永代供養における位牌については一人の考えだけで決めることはせず、家族や親族でよく話し合って決めるようにしましょう。

永代供養に対して肯定的な意見は増えてきています。永代供養へと切り替える際には、位牌をどうするかも決めておきましょう。

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